ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

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Reise

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私の旅日記-猫、世界遺産、港などなど
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Mannheim

このところ、引越しでバタバタしていたので、週末は気晴らしにどこかへ出かけよう
ということになりました。車で何時間もかかるところは疲れるので、思いつきで近場
のマンハイムに行ってみることに。
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マンハイムのシンボル的存在の給水塔です。噴水が綺麗でした。

この街については地球の歩き方に見開き半頁しか載っていないので、見どころが
いまいちわかりませんでした…。が、カール・ベンツが後のダイムラー・ベンツの
母体となる会社を設立したのがここマンハイムだったそうで、街角にベンツ第一号
のオブジェなどがありました。
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ベンツに乗るxirominです。

市街地は碁盤の目のようになっていて、街路には名前はなく、A、B、C、D…と
1、2、3、4...で区画整理されています。方向音痴なので視覚情報に頼らざるを
得ない私には、人やら土地やらの名前がついた通りのほうが自分のいる場所を
把握しやすい気がしました。AだのBだの味気ない名称だと、どうも記憶に残り
づらいです。地図をぐるぐる回して見てみましたが、結局はトビに頼ってしまい
ました。でもきっと慣れればマンハイム式のほうがわかりやすいのかもしれません。

観光情報に乏しいので、街をぷらぷらして、Istanbulという名前のカフェでドネル
ケバブを食べて(ってわざわざマンハイムまでやって来て食べるものでもない)、
こんなもんか、という感じであっさり帰ることにしました。

駐車場へ戻る途中、「Zur Hexe」(魔女のいるところ、とかそんな感じの意味)と
いう名前のレストランだか居酒屋がありました。店内にはどうやら魔女の人形だの
がたくさん飾ってある様子。ケバブなんか食べないでこのお店に入ればよかった、
と思いましたが後の祭り。
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魔女と言えば、黒猫〜、と思ってお店の外装をくまなく探したらステンドグラス
に一匹ほどいました。でもこの黒猫、お耳がありませんでした(かわいくねー)。
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Graz

Bad Blumauから車で30分ほどのところにあるGraz(グラーツ)はウィーンに次ぐ
オーストリア第二の都市です。旧市街が世界遺産に登録されているそうですが、
それほど特別な街という印象は正直受けませんでした。私たちが訪れた日は
とにかく暑くて、ゆっくり観光を楽しむどころではなかったからかもしれません。

グラーツにもフンダートヴァッサーが手がけた作品があります。が、大学付属
病院のガン病棟なので、無邪気に写真を撮りに行くなんてことはできません。
HPでその様子を知ることができるし、そのHP上でフンダートヴァッサーの限定
リトグラフィーを注文したことがあるので、それで満足することにしています。

さて、グラーツの見どころと言えばシュロスベルク(城山)の上にある時計塔です。
(山の上まではエレベーターでも行けます。)
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13世紀に建てられたこの時計塔はその巨大な文字盤(直径5.4メートル)と、長針と
短針が逆につけられていることで有名なんだそうです。普通の時計と違い、長針が
時間を、短針が分を指しています。もともとは長針のみしかなかったそうで、恐らく
遠くからでも時間がわかるように、とのことのようですが定かではありません。
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時計塔は周りはまさに空中公園。
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そこから旧市街の落ち着いた街並みが見えますが、異様な趣の建築物が…。
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写真の真ん中辺りに見える緑色っぽい色をした奇妙な建物は、2003年に建てられた
クンストハウス(=Art House/芸術館)です。その年、グラーツが欧州文化都市に指定
されたことを記念して建設された芸術文化施設です。設計者が「Friendly Alien」
名付けたこの建築物、近くでも見てみましたが、残念ながら衝撃やわくわく感はあまり
受けませんでした(笑)。

同じクンストハウスでもウィーンにあるクンストハウスの方が断然好きです。
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Salzburg

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今回の旅行で最初に寄ったのがザルツブルクです。ザルツブルクと言えば
モーツァルトが生まれた街として有名です。そしてもう一つ有名なもの、
これは日本のガイドブックには多分書かれていると思いますが、ミュージカル
「サウンドオブミュージック」の舞台になった街でもあります。

ドイツで買ったガイドブックにはそんなことは一言も触れておらず、街の
お土産屋さんでサウンドオブミュージック関連グッズが売られているのを
見て初めて気がつきました。泊ったホテルではジュリー・アンドリュース
主演の映画を24時間流しているチャンネルがあるくらいでしたが、トビに
聞いてもミュージカルどころか、「ドレミの歌」や「エーデルワイス」すら
知らないとのことでした。

私はどちらの歌も学校で習ったし、日本人なら絶対一度は聞いたことがある
と思うのですが、ドイツではそうではないようです。トラップ大佐とその一家が
ナチスドイツのオーストリア併合に反対して亡命する、という内容ですから
よくよく考えてみればドイツで好まれないのは当たり前ですね。でもてっきり
「ドレミの歌」のような歌は各国語に訳されて世界中の子供が歌っていると
勝手に思っていたので、あらためてびっくりしました。

映画「サウンドオブミュージック」は今から40年以上も前に作られた映画
なのですが、ザルツブルクの街並みが当時とあまり変わっていないのが
とても印象的でした。

Kunsthofpassage

ドレスデンにはバロック様式の建物がたくさんあって、特に旧市街はまさに
芸術と文化の街という雰囲気でした。この街が栄えた17、18世紀は東洋
がブームだったので、ようく見るとこんな飾りがついている建物があったり…。
これ、いったいナニジンのつもりなんでしょう…。
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同じ芸術でも、私が思わずはしゃぎたくなってしまったのがこちらです。
新市街にあるKunsthofpassage(芸術の中庭のパッセージ)です。

壁にキリンとサルが浮き出ていたり、
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楽器をモチーフにしたオブジェや
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アートなデコレーションがついていたり、
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なんとなくメキシカンな絵が描かれた
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建物があるパッセージ(通路)です。中にはカフェやレストラン、ブティック、
お花屋さん、障害者が製作した雑貨小物を売るお店などがありました。

地面がモザイク風でなんだか凸凹しているし、このワクワク感、走り回りたく
なる感はフンダートヴァッサーの建物を見たときとちょっと似ています。こう
いった遊び心のある建物って本当に楽しくて、見ているだけで顔がほころんで
しまいます。バロック様式もいいけど、ドレスデンで私が一番気に入ったのは
こんな場所でした。

Zwinger

ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿です。ザクセン選帝候アウグスト強王の時代に
建てられました。バロック様式のこの美しい建物は、第二次世界大戦の時、空襲で
大部分が破壊されてしまいました。旧東ドイツ政府によって60年代に復元されて、
現在宮殿の中は美術館・博物館になっています。
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アウグスト強王、と聞いても世界史の授業で習った記憶もなく、西洋史(というより
歴史全般)に疎い私には正直ぴんときませんでした。この強王の時代、17、18世紀
のヨーロッパでは東洋の陶磁器が大人気で、王侯貴族が競って収集したそうです。
この宮殿の陶磁器コレクションにも中国の景徳鎮や日本の伊万里焼などが数多く
展示されています。
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「白い金」とまで呼ばれた陶磁器を東洋からヨーロッパに運んだのが、あのオランダ
東インド会社です。鎖国の時代に日本はオランダ語を通じて西洋の文化・学術を
研究しました。そして日本からは陶磁器がヨーロッパに運ばれ、王侯貴族に珍重
されました。今ではなんだか存在感の薄い国オランダですが、その昔は東洋と西洋
を結ぶ重要な役割を担ってくれたんだなぁ、としみじみ。

さて、純白で薄く艶やかな白磁は当時のヨーロッパでは作ることができなかった
そうです。アウグスト強王は、陶磁器を収集するだけでは飽き足らず、ヨーロッパ
でも同じようなものを作らせようと若い錬金術師を雇って白磁の研究をさせました。
そしてついに製造に成功すると、ドレスデンの北西25kmのところにある、当時
城主が不在だったお城の中に磁器工場を作りました。そのお城がある街、西洋で
初めて東洋風の白磁の製作に成功した街、そう、それがあのマイセンです。

マイセンの街並み
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こちらがそのお城
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マイセン磁器の歴史についてはコチラをどうぞ。

今回はあいにく時間がなくて残念ながらお城の中やマイセンの磁器工場見学は
できませんでした(残念!)。ドレスデン近郊は見どころがいっぱいなので、次回は
もっとゆっくり訪れたいです。

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