ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

Cello/Konzert

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2014年から習っているチェロのこと。見に行ったコンサートのこと等々。
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Scale Book

7月から、またチェロの先生がいなくなってしまったので、Jonathan Humphriesというアメリカ人のチェリストの
YouTubeチャンネルを見ながら練習しています。Jonathanは独自に音階練習の本(Scale Book)を作っていて、
その本に沿って基礎練習ができるように動画をいくつか発信しています。Scale Bookが欲しい人はメールで
連絡して、とあったので連絡してみました。彼のオンラインティーチング活動、そして本の製作費、送料等を
カバーするためにPaypalで22ユーロ送金すれば、郵送してくれるということでした。普通のチェロの教本が
ラクに買える金額ですが、彼の動画にはお世話になっていることだし、ちょっと多めに送金しました。

先生についてチェロを習っていた頃、レッスンの最初の10分くらいは必ず音階練習をしていました。でも行き
あたりばったりというか、C長調をやったから、じゃぁ次はD、あれ、A長調はやりましたっけ?みたいな感じで、
全体像がさっぱり掴めず…。音合わせも兼ねて、ただなんとなくやる、あんまりおもしろくない練習、くらいに
思っていました。音階練習の重要性に気づいたのはチェロを習い始めてずいぶん経ってから。一通りは
習ったようですが、全体像が把握できていなかったので、自分で音階練習用の教本を買って練習し
直したりしていました。

JonathanのScale Bookは、私が持っている本とは全然違う構成で、私が願っていた「全体像」が把握しやすく
とてもわかりやすいです。各練習ごとに動画があるので助かります。どうして音階練習が重要か、あるいは
毎回どのくらい練習すればいいか、なども解説してくれています。あー、これを4年前に見ていればな…。

Scale Bookの他に、Position Piecesという教本を使った練習方法の動画もあります。この本は普通に売って
いるチェロの教本です。Jonathanは著者の回し者でも、関係者でもなんでもなく、ただこの本が優れている
から、この本を使って動画を作成しているんだそう。指のポジション移動は私が苦手とするところなので、
早速密林で注文しました。

イメージ 1

というわけで新しい本が2冊増えました。このところ、仕事が終わるとまっすぐ帰ってきてはチェロの練習を
しています。最初の15分くらいはScale Bookを使って音階練習。それから図書館で借りてきた本を使って
復習も兼ねて練習曲をいくつか弾いてみて、それからPosition Piecesを使ってポジション移動の練習、と
いうのが最近のパターンです。ちゃんとできているかをチェックしてくれる人がいない、というのがちょっと
不安でもありますが、先生にお任せ、状態で習っていた時より、練習の目的がはっきり見えているので、
取り組みやすいです。とりあえず限界を感じるまで、こんな感じで練習していこうと思います。



CelloCoach

去年の9月から今年の2月まで、チェロの先生がいなかったので独習していました。それまで習ってきたことを
復習したり、YouTubeなどを見て練習しようとしましたが、なかなか上手くいきませんでした。やはり楽器は
きちんと先生について習わなくてはダメなのかなと思い、新しい先生を探しました。

そして2月から半年ほど、新しい先生に習っていたわけですが、この夏にその先生が引っ越してしまって、
またまた「先生なき子」状態になってしまいました。前回の経験から、独学は無理だから、できるだけ早く
チェロの先生を探さねば、とは思っていましたが、気がつけばこの半年間、ほとんど弓の持ち方の矯正だけ
で終わってしまった感もあり、モティベーションは下がりまくり。会社の近くに音楽学校があるので、そこに
習いに行こうと思いつつ、高いレッスン代を払う意味が自分でわからなくもなり…。でもこのままだと、
せっかく始めたチェロを投げ出しかねないから、なんとかしなければ…。

と、あれこれ心の中で葛藤しながら、音楽学校の始まりは9月なのでそれまでは、とりあえずネットでチェロに
関する動画やサイトを見たりしていました。楽器はやっぱり直接習わないとダメ、とは思いつつ、オンライン
レッスンなんかも試しにやってみてもいいかなぁ、などと思い始めていました。一ヶ月30ユーロほどで、
レッスンビデオ見放題、自分の演奏を動画に撮って送ると、先生がそれにコメントしてくれる、なんていう
オンラインレッスンもありました。で、たまたま見つけたのがJonathan Humphriesという人のYouTube
チャンネルでした。Jonathanはアメリカ人のチェリストで、チェロを学ぶための動画をいっぱい配信しています。


HPはこちら⇒ https://jonathanhumphries.com/

とりあえず彼の動画をあれこれ見てから、今後どうするか考えることにしました。動画には、楽譜の読み方や
チェロの構え方、弓の持ち方といった基本的なものから、具体的な演奏技術を教えるもの、そして練習や
演奏する際の心構えのようなトークものもあります。そのトークものの動画の中で彼は、チェロを習うためには
長期的な目標、例えばいつか白鳥を弾けるようになりたい、といったものではなく、もっと「短期間の目標、
数週間、あるいは数ヵ月単位での目標をはっきりさせる」ことが大事だと言っていました。

それを聞いて、ドキッ。そんな目標も持たず、ただダラダラとレッスンを受けていた私…。弓の持ち方が
なかなか治らず、だんだん楽しくもなくなって、ただ惰性で通っていただけ、だったかも。そもそもチェロは
趣味なんだから、「楽しむ」ことがまず大事なはずなのに、なんだか苦行みたいになちゃっていたかも。
何が弾きたいか、何をマスターしたいか、といった具体的な目標なんていっさい持たずに、ただレッスンを
受けていても、上達なんてするわけないですね…。ある意味、目からウロコでした。

そもそも、3年間先生について高いレッスン代を払っていたにも関わらず、弓の持ち方がずっとおかしかった
わけで…。直接習った方がいいのかもしれないけど、直接習っていたって、結局ダメだったってこと。超基本
的なことからオンラインで習うのは難しいかもしれないけど、幸いそういうことは先生について習ったので
これから先はオンラインでもある程度はいけるかもしれない、とJonathanの動画を見ていたら思えるように
なりました。動画は何度でも繰り返し見ることができるし、それよりも何よりも彼の教え方は上手だし、トークも
面白いので、頑張って練習してみよう、という気になります。問題は、正しくできているかを自分ではチェック
できない、ということですが、まぁ、そもそもプロになるわけでもないし、そこの部分は不定期でレッスンを
してくれる先生を、今後探すなりして対応すればいいかな、と。

個人レッスンを受けている時って、先生の視線があるので、なんていうか縮こまっちゃうというか、上手く
弾けないと緊張してしまう、緊張してしまうから上手く弾けない、の繰り返しでした。動画だったら誰かに
見られてる、というのがない分、失敗しても平気だし、伸び伸び弾けて、何度もトライできるというメリットが
あることに今さらながら気がつきました。

今は、とりあえず持っていた教本に載っていた曲と、Jonathanが動画で解説している曲を2曲を練習して
いますが、久しぶりに楽しく弾けています。自分一人だから、超ノリノリになって弾いたりして、それが
楽しい。先生がいたら、ちょっと恥ずかしくてこうは弾けないかもしれない、って考えたら、動画見ながらの
独学も悪くないかも、なんて思えます。結局は自分のヤル気次第。そして、いかにそれを引き出して
もらえるか。先生という存在が重要なのはそこのところなのかもしれません。

Jonathanの動画で、心に響いたものの一つがこちらです。

ちなみに、私は多分普通より手が小さい(指が短い)ので、どうしても指で押さえる位置がずれてしまいます。
位置がわからないからではなく、かなり無理して開かないと届かないからです。そのためにテープで印を
つけていたのですが、今まで習った先生には「もういい加減取りましょう」と言われて、マイチェロこと
お蝶夫人は印ナシでした。でもJonathanの動画で、印は位置を覚えるためではなく、指と指の間隔を身体に
覚えさせるためのもの、という説明がありました。無理なく指が開くようになるまで、印があった方がいいと
思ったので、「4年も習っていたら印は卒業しないとダメですか?」と質問してみました。そしたら、すぐに
返事が…。

If your tapes inspire confidence, then keep them. When they hinder, not help you
progress, it is time to let them fall off. You will know when the time is right, not your
teacher. Everyone of my students have found the right moment, on their own, when
the tapes come off. A good teacher will push you to play with more confidence, tapes
or no tapes, so when that day arrives and the tapes are more nuisance than need,
it will feel right.

というわけで、また復活させちゃいました。楽しく弾けることが大事なので、ね。
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Bogenhaltung

チェロを習い始めてそろそろ4年になりますが、最初の先生の時に基本をきちんとやらなかったので、新しい
先生には弓の持ち方、左手の構え方などを直してもらっています。弓を持つ右手にも、弦を押さえる左手にも
不必要な力が入ってしまうので、いかに力を抜いて、無理なく自然に弾くかを繰り返し体に叩き込んでいます。
そこを直さないまま、新しいポジションやテクニックを習ったところで、基本中の基本ができていなければ、
きちんとできるわけありません。お蝶夫人こと私のチェロが美しい音色を奏でてくれないのも、きっとそのせい
なんだろうな…。

ある意味一からやり直し、みたいな感じで、今までとりあえず出来ていたことが、弓の持ち方、左手の構え方が
変わったら全然出来なくなってしまいました。でももともと正しくできてはいなかったということなのでしょうね…。
今の先生は20歳。彼女自身がどうチェロを習ってきたかは、それほど前のことでもないので、指の動きを定着
させたり、癖を直すための練習をいろいろ教えてくれます。そして「教えることで、自分が習ってきたことを
思い出すし、自分自身も学べる」と言って一生懸命教えてくれます。

レッスン代は前の先生の半分で、それはいくらなんでも安すぎると言ったら、自分はまだ学位を取っていない
から、今はそれだけもらえれば十分なの、といまどき珍しい謙虚さ。修士取得中だった前の先生は、自称プロ
の演奏家、ということでレッスン代は一回が月謝かと思うような金額でした。そのわりには、毎回レッスンの時
の決まり文句が「えっと、先週は何をやりましたっけ?」と、行きあたりばったり感いっぱいでした。演奏家と
してプロだったら、レッスンをする時は無計画でもいいんでしょうかね?私的には、プロだろうがアマだろうが、
人様からお金をいただく限り、きちんと教えるべきだと思うのですが。

小中学校のリコーダー以外、楽器を習ったこともなく、楽譜もロクに読めないところからのスタートだったので、
最初は日本人に教わらなかったら無理だったかな、と思ったりもしますが、もっと基本中の基本に時間を
かけてくれていれば、という思いもあります。今、かなり後退している感を味わいつつ、弓の持ち方から
やり直しているので、正直チェロの練習が苦行になりつつあります。そんな状況に追い打ちをかけるような
知らせが…。

なんと今の先生がケルンに引っ越すことになってしまったのです。彼女はフランクフルトの音大に入るのを
目指していて、今年になってから受験のためにフランクフルトに住んでいました。その間、若者のオーケストラ
で演奏したり、演奏旅行に参加したり、その合間を縫って私や他の生徒にプライベートレッスンをしていました。
先々週の旧オペラ座でのオーケストラの演奏では、最前列ど真ん中にいて、指揮者の汗をかぶりまくって
いた、というのに、フランクフルト音大の試験の日、体調が優れず上手く課題を演奏することができなかった
んだそうです。結果はまさかの不合格。すでに合格しているケルンの音大に進学することに決めたということ
でした。

旧オペラ座
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というわけで、その先生とのレッスンはあと2回ほど。代わりの先生は探すから心配しないで、とは言って
くれますが、多分彼女と同じレッスン代では誰も引き受けてくれないでしょう…。そしてきっと、彼女のように
忍耐強く一生懸命教えてくれる人もいないでしょう。だって、50過ぎのオバちゃんがチェロをどう弾こうが、
正直どうでもいいって思いますよね。

というわけで、私のチェロはまたまた暗礁に乗り上げてしまいました。白鳥への道は果てしなく遠い…。

C, D, E...

チェロ、なんとか続けています。最近特に進歩もなく、練習があんまり楽しくありません。それでも一日一回は
チェロを触るようにはしています。なんていったって大枚をはたいて買ったマイチェロですから…。

先日のレッスンの時、先生に「調子はどう?」と聞かれたので、「うーん、イマイチかな。このチェロは学生用の
安いチェロじゃなくて、ちゃんとしたマイスターチェロなのに、全然いい音が出せないから落ち込みます」と
答えたところ、めっちゃ驚かれてしまいました。そして「ちょっと弾かせてもらっていい?」と先生がしばらく試し
弾き。10分ほどあれこれ弾いてみて、「ほんどだわ。かなりいいチェロなのね。でも新しいチェロだからもっと
弾きこまないと。」と初めて私のチェロがそれなりのチェロであることに気づいたようでした。

そうなんです。ちゃんとした人が弾いたら、私のチェロはかなりいい音が出るんです。その後、先生とチェロの
値段の話になり、先生のチェロと私のチェロはそう変わらないことが判明しました。でも見た目は正直、私の
チェロの方が仕上がりが綺麗な感じだし(塗装方法とか好みの問題もあるのかもしれませんが…)、私の耳
には私のチェロの方がいい音を出すように思えました。でも音のクオリティを聴き比べられる聴力を持っている
わけではないので、ただの贔屓耳かもしれないですが(笑)。

さて、かなり前から取り組んでいる曲がこちらです。といっても私がやっているのは、チェロのソロ演奏が始まる
01:00くらいから02:29くらいまでの部分で、もうかれこれ4ヶ月も練習しています。

私が弾くと当然のことながら別ものになってしまいます。いろいろなポジション移動があって、その中でも苦労
しているのが、この痛い指使いです。チェロを習い始めの頃は、それぞれの指で押さえる場所に糸とテープで
印をつけていましたが、3年以上経った今はそれが許されず、妥協案として人差し指の位置だけ印を残して
います。

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印のあるところ(H)から一音下がったところ(C)に人差し指をずらし、それと同時にがっと指を開いて小指で
Eの音が出るように押さえるわけですが、なかなか正しい位置を押さえられません。指はもうこれ以上は無理
っていうくらい開かないといけないのですが、瞬間移動と一緒に、となると難しいです。せめて印があれば
そこを目指してがっと開けるのですが、本来、目は楽譜を追っているはずだし、印はナシでやっていくしか
ありません。

先生には、頭の中で出したい音をイメージするといい、あるいは声に出して歌うといい、とアドバイスして
もらいましたが、「E」の音をイメージって…。「C(ツェー)、E(エー)」って歌ってみてもねぇ…。と、この指使い
で、正しい音が出せなくて苦労していました。

私はもともと楽譜はろくに読めない状態でチェロを習い始めました。チェロは、例えば一番外側の弦を指の
押さえなしで弾くと、五線譜の一番上の線の音、Aになります。そこから人差し指で、上の写真にある印の
ところを押すとHの音がでます。中指でC、小指でDの音、となります。上手く説明できませんが、私は
五線譜上の音符の位置を認識して、一つ上がってるから人差し指、二つだったら中指、という具合に
弾いています。では、これは何の音でしょう?と楽譜を指されて聞かれるととっさに答えられません。それ
ではダメ、きちんと楽譜を読むように、と前の先生からも言われていましたが…。

さて、とにかく問題は、Cからがっと指を開いてEの音をどうやって出すか…。ツェー、エー、ツェー、エーと
唱えてみても音はずれまくるばかり。チューナーを見ながら指の位置を調整しても、一回指を離してしまうと
またずれちゃう…。音感悪すぎなんちゃう、私?

キーボードがあるので、それでツェーとエーの音を確認してみることにしました。ツェー、エー、ツェー、エー
では音が取れず悪戦苦闘していましたが、キーボードを見たらそれがただのドとミであることに、今更ながら
気が付きました(遅すぎ!)。ドとミだったら、チューリップとかメリーさんの羊とかを歌えば音が取れます。
ツェー、エー、ツェー、エーとどんだけ歌ってみても無理でしたが、ドー、ミー、ド―、ミーだったら意外といける
じゃありませんか。

そうは言っても、指を最大限に開かないとミの音には届かないので、そこはさらなる練習が必要なのですが、
とりあえずミの音がズレているかどうかは、なんとなくわかるようになりました。Eの音=ミの音、と頭が
認識できただけのこと、なんですけどね。なんでもっと早く気づかなかったんだろ。バカな私。

白鳥への道は果てしなく続く…。

Dotzauer

大人になってチェロを習い始める(日本)人というのは、意外にもけっこういて、そういう人たちが情報を交換
するサイトもあります。私もメンバー登録をし、時々そのサイトを覗いたりしています。メンバーは約70人で、
海外在住の人も数人います。たいていはピアノやバイオリンなど他の楽器をやっている、あるいは過去に
習った経験がある人で、楽器といえば小中学校でリコーダーを習っただけ、楽譜もろくに読めない、という人
の方が少数派のようです。他の楽器が演奏できる人だと、チェロを習い始めて3年くらいで、すでに人前で
「白鳥」を演奏したりすることができるようです。

様々な練習の方法とか、チェロ用の弦や松脂はどれを使ったらいいかとか、あると便利なアクセサリー情報
などが得られるのは大きなメリットなのですが、ついつい他の人のレベルと比較して、不必要に落ち込んで
しまうというデメリットもあります。だからこのサイトはあまり頻繁には覗かないようにしています。そもそも他の
楽器の演奏はプロ並みかもしれない人とでは、スタート地点が違うんですけどね。そうわかってはいても
やっぱり「3年で白鳥」なんていうのを知ってしまうと、「それに比べて私ったら…」と思ってしまいます。

どうやら日本では、チェロを習う、というとスズキと呼ばれる教本を使うのが定番のようです。私は、と言えば
最初の3年ほどは「Cello mit Spaß und Hugo(フーゴと楽しくチェロ)」という子供向けの教本を使っていました。
イラスト満載の、昨今ありがちな「楽しくないと続かないしね」的なゆとり重視の教本で、短調な基礎練習の
繰り返しという感じではありません。一巻、二巻と終え、三巻目に入ろうというところで、最初の先生との
レッスンは終了してしまいました。それなりに楽しく続けられはしましたが、二巻をかなり飛ばし飛ばしに
やったせいもあって、気がついたら基礎力がほとんど養われていませんでした。

スズキは8巻くらいまであるらしいのですが、あるメンバーさんが「3巻まで終えたところでドッツァウアーに
入りました、とサイトに書き込みをしていました。ドッツァウア―?響きからしてドイツ語っぽいです…。
さっそく調べてみると、そのドッツァウア―というのは、

J.J.F.ドッツァウアーの「113の練習曲集」は世界中でチェロを学ぶほとんどの人が使うエチュード。

だそうです。モダンな装丁の日本語版もありますが、オリジナルはこんな感じ。

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おぉー!!いかにもドイツっぽいこの地味な表紙。「これをやったら基礎力がしっかり身につきます」感を醸し
出しているではありませんか。それに比べて私が使っていた「フーゴと楽しく…」はこんな感じ。(第三巻は
ほとんど手をつけていません)。

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これはどう見てもドッツァウア―を始めた人と差が開きそうな感じ、ですよね。他人と比べたって仕方ない、と
いうのは頭ではようくわかっていても、これじゃヤバいんじゃないかと気持ちが焦ります。なにしろ「世界中で
チェロを学ぶほとんどの人が使うエチュード」です。なんとも格式高そうなドッツァウアーが羨ましく思えて
なりませんでした。

さて、最初の先生は日本に帰ってしまったので、2月から新しいドイツ人の先生にチェロを習っています。今の
ところ教本は使わず、先生が選んだ曲の楽譜をコピーさせてもらって、練習しています。先週、二ヶ月以上
かかって、J.A. Hasseの「Bourree」という曲を終わらせました(←聴くに堪えられるレベルで通して弾けるよう
になった、という意味)。先生自身も8歳の時にこの曲を発表会で弾いたことがあり、曲名で検索すると子供
のチェロの発表会などの動画がいくつか出てくるので、どうやらヨーロッパでは定番の曲のようです。

Bourreeと並行して、途中からJohann Melchior Molterの「Konzert für Violoncello und Orchester in C-Dur」
という曲も練習しています。多分これも先生が習ったことがある曲なのでしょう。これもやってみましょう、と
楽譜を見せてもらった時、正直「えー、絶対無理でしょ」って思いました。「フーゴ」と比べると、楽譜が
どう見ても細かすぎるし、途中からわけのわからない記号が出てきていてチンプンカンプンでしたから。

でもゆっくりやれば少しずつできるようになっていくんですね。わけのわからない記号というのはハ音記号の
ことで、楽譜のところどころでヘ音⇔ハ音に切り替わっています。見ただけでささっと頭も切り替えられる、
なんていうのは一生かかっても無理そうですが、どのポジションでどの指を使えばいいか、一つ一つ書いて
もらい(あるいは自分で書き)、それを身体に覚え込ませればなんとかなります(といっても聴くに堪えられる
レベルにはまだほど遠い)。そのチャレンジングなところがけっこう楽しかったりもして、練習に力が入ります。

ちなみにこの「Konzert für Violoncello und Orchester in C-Dur」はプロが弾くとこんな感じです。

最初の曲Bourreeが終わったので、新しい曲を始めましょうということになり、これはどうでしょうと先生が
見せてくれたのがなんと、あの ドッツァウアーでした!!!まさに上の写真にある地味で厳かな表紙。
おぉー!!いかにもドイツっぽくて、味気の無い練習曲が満載されていそうな見てくれです。思わず、私でも
ドッツァウアーをやれるんですか?などと聞いてしまいました(笑)。

コピーしてもいいし、楽譜本を買ってもいいですよ、ととりあえず先生のを貸してもらいました。羨ましかった
ドッツァウアーを手にすることができ、なんだかとっても嬉しくて足取りも軽やかに家に帰りました。これはもう
買うしかないでしょ、密林で14.80ユーロなり。と思ったんですが、ドッツァウア―さんは19世紀の人なので、
もう著作権がどうの、とかないらしく、ネットから丸ごと無料でダウンロードできました。とりあえずその都度
印刷して使うことにします。でもやっぱりいかにもドイツっぽい表紙の楽譜本が欲しくなっちゃうかなぁ(笑)。

頑張るぞー、ドッツァウアー!!!


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