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先週の水曜日、ふと思い立ってモモ君とミュージカルを観てきました。
Monty Python’s Spamalotです。モンティ・パイソンというのは、イギリスのコメディグループ。ちょっとダークなユーモアが人気です。私には ちょっと理解しがたい部分があって、それほど好きってわけでもないのですが、ドイツでは結構人気があります。
そのモンティ・パイソンの映画をパクったミュージカルが「Spamalot」。フランクフルトのEnglish Theaterで去年の
11月から上演されています。上演期間は2月上旬までだったのですが、好評につき一ヶ月ほど延長される
ことに。そんなに人気なら、観てみたいなぁと思っていましたが、なんとなくそのまんま。
たまたま、水曜日はモモ君がお休みで、私もヨガもチェロもない日。前の晩に「明日、私の仕事が終わった後、
待ち合わせしてどっか行こうか?」という話になり、Spamalotのことを思い出しました。ネットでチェックすると、
運よくわりといい席が残っていました。42ユーロとちょっと高いけど、ま、いいか。他の日だと、端っこの席しか
残っていないのに、水曜日だけは真ん中の席が取れそう。これは行くしかないっとオンラインで予約しました。
私的には「ま、話のタネに」くらいにしか思っていなかったし、モモ君は「英語のミュージカルだから、内容が
理解できないかもしれない」と、二人ともそれほど期待は大きくなったのですが、観てみたら超おもしろくって、
時間を忘れてしまうほどでした。もちろん、セリフが全部理解できたわけではありませんが、ミュージカルって
視覚的に華やかだから、飽きることなく没頭できました。そしてすごく楽しめました。内容は本当、バカらしい
んですけどね(笑)。
演技ができて、歌も歌えて、踊れるミュージカル役者ってすごいなぁ。やっていて楽しいだろうなぁ…。
おっと、いけない、いけない。いいなぁ、って思うことはとりあえずやってみたい主義の私。いつかミュージカル
に出演してみたい、なんて夢を持ちかねません(笑)。でもそれはいくらなんでもあり得ない、ですね。
何しろ音痴だし、リズム感ないし…。でも実は、チェロの先生に自宅で発表会をしてみては、と提案されていて
どうしようかなーと考えているところです。
このSpamalot、調べてみたら、2015年に日本でも日本語バージョンで上演されていたようです。主役の
アーサー王はユースケ・サンタマリア。歌えて踊れる役者さんってすごいなぁ。(http://www.spamalot.jp/)。
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Deutschland
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ドイツの生活、あんなこと、こんなこと。
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観てみたい!って思った映画「Hidden Figures」です。モモ君も観たいというので一緒に行きました。日本での
公開はまだ決まってないようで、タイトルもどうなるかわかりませんが、この映画はかなりお勧めです。
1960年代にアメリカのNASAで働いていた3人の黒人女性のお話です。3人ともリケジョで、1人はコンピュータ
並みの計算能力を持っています。子供の頃から数学の天才だったそうです。1960年代のアメリカで、黒人
女性がどういう扱いを受けていたかというのがこの映画のテーマだと思うので、そういう差別問題については
当然考えさせられました。でもそれよりも私は、どうして人間の能力にはこんなに差があるんだろう、ということ
を強く感じました。
主人公の一人は子供の頃から数学の天才。難しい数式をガンガン解いてしまいます。私なんか掛け算九九の
暗記もクラスでびりの方だったし、高校生の時は微分積分がチンプンカンプンでした。今も暗算とか苦手だし、
円からユーロに換算するのとか、ゼロがいくつだっけ…、とかなっちゃいます。桁数が多くなって、しかもそれを
ドイツ語で言われたりしたら、文字化しなくちゃわからなかったり。
時々ちびっこでピアノだとかチェロだとかをプロ並みに弾いちゃう子とかいますよね。ああいう子どもも、一体
なんなんでしょう?英才教育の賜物とかそういう次元じゃないようなレベル。それこそ天才?私なんかは音楽
も、リズム感はないわ、いつまでたっても楽譜がスラスラとは読めないわ…(汗)。
私の大好きなジョージ・マイケルだって、別に音楽一家に生まれたわけじゃないのに、あの美声、あの歌唱力。
どんなに練習したって、彼みたいには歌えない。普通に高校を卒業して、芸能界に入って、いったいいつ、
詩を書いたり、曲を作ったりすることを学んだわけ?若い頃はルックスもよくて、それでもって歌がめちゃくちゃ
上手いなんて、なんだか世の中不公平すぎるなぁなんて思ったりも。でも結局彼の場合は、才能が彼の人生を
狂わせてしまったから、天才がみんな幸せになれるわけではないんだけど。
私は、たいていのことは、やったかやらないかの差だと思っています。でも凡人がどんだけ努力しても到達
できないようなレベルにあっさり到達できちゃう人っていますよね。前世ですでにやってきたことだから今の世
の中ですでに上手にできるんだなんて言う人がいます。本当にそうだとしたら、逆に納得できるんですけどね。
でももしそうだとしたら、じゃぁ私は一体前世で何をやってきた人だったんだろう、とか思います。何をとっても
せいぜい人並み…。いったいどれだけの人生を無駄にしてきたわけ?それともたまたまやってみる機会を
ミスっていて、実はやっていれば秀でていた何かがあったのかしら…?
私が子供の頃、「習い事をするならずっと続けなくてはならない」という父の厳しい掟がありました。一度始めて
しまったら嫌になっても絶対やめられない、やめたいなんて言ったら怒られる、ぶたれる、というのが怖くて
結局、何もしませんでした。姉の意見では、その頃の我が家は家計にそれほど余裕がなかったから、どう
してもやりたい!絶対続ける!、という意気込みがなければ、子どもに習い事なんてさせられなかったんだよ、
とのこと。そうかもしれません。続けることはもちろん大事です。でも、自分に合ったモノを見つけるために、
いろいろトライしてみるのもアリかも。経済的に許すなら、いろいろかじってみるのも悪くない。もしかしたら、
自分にピッタリくる何か、前世でマスターした何かが、見つけられるかもしれないから。
何か一つのことでいいから、秀でているものがあったら、私の人生も変わっていただろうに…。ま、でも今更
そんなことを嘆いても何も始まらないので、今やっていることを続けていくしかないですね。
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今週末はモモ君が遅番だったので、午後は一人で暇〜。昨日は本を読んだり、チェロを練習したり、ダラダラ
したりして過ごしたけど、今日はどうしようかなって思って、一人で映画を見に行くことにしました。
モモ君はSFだとかホラー映画が好きだけど、私はそういうのは実はかなり苦手。私が好きなのは恋愛コメディ
とか感動ドラマ、でもそういうのはモモ君がダメなんです。最近、私が気になっていた映画は「La La Land」。
アカデミー賞で13部門にノミネートされている作品です。モモ君に見たいかどうか聞いてみると、「ラ・ラ・ランド?どうぞ一人で行っておいで〜」とあっさり。
ドイツでは映画はたいてい吹き替えで上映されますが、最近はオリジナルでも見られる映画館があります。うち
から20〜30分くらいで行ける映画館で、14:15からオリジナルを上映していたので、それに行くことにしました。
午後の早い時間だから空いてるだろうなって思ったら、チケット売り場は長蛇の列で、ギリギリで入場するはめ
に。でも予告やCMをやっていたからとりあえず影響なし、でした。隣に中〇人女と思われる人が来てしまい、
ポップコーンをムッシャムッシャ音を立てて食べまくられて、ちょっと迷惑でした。
さて、主役のライアン・ゴスリング。顔のつくりが真ん中に寄っているところがなんとなくKim兄に似てるかも。
そんなことを映画を見ながらずっと思っていました(笑)。ジャズのミュージシャン役だけど、ピアノは本人が
本当に弾いてるみたいでした。踊りも上手で、なんだか多才な感じ。特にハンサムっていうわけじゃないけど、
個性的な俳優さんなんだな、という印象。
相手の女優エマ・ストーンも特に美人とかスタイルも抜群ってわけではありませんでした。踊りもこの作品の
ために必死で練習したのかなって感じでしたが、作品がミュージカル仕立てなので、世界に入り込めたら、
それなりに楽しめました。でも二人ともが、それぞれ夢を叶えちゃうっていうのは出来過ぎだと思うし、どうして
この作品がアカデミー賞に最多ノミネートされたのかは、正直…でした。それに夢と恋愛って両立できないもの?
とか考えてしまいました。たった5年で別の男と結婚して子供まで産んでんなよ、とも思いました。って、ただの
映画での話、なんですけどね(笑)。
ジョン・レジェンドが出ていたり(って、エンドクレジットを見て初めて気がついた)、音楽盛りだくさん、という意味
では楽しめる作品だと思います。やっぱり音楽っていいなぁ。弾きたい曲がさらっと弾けるようになるまで、私も
チェロ、頑張って練習しなきゃ、とあらためて思いました。
映画館を出るとすぐに地下鉄の駅があって、来た電車どれに乗ってもうちに帰れます。この便利さ、最高
です♪世の中には、郊外のでかい一軒家とかに住みたがる人とか多いけど、私は町中の便利なところに
こじんまりと住みたい派。不便なところに住むと、車が人数分ないと生活できないし、家がでかいと維持費も
掃除も大変だし。ふと思い立って映画を見に行ったりできる今の環境がとっても気に入っています。
映画館を出ると、中世に建てられた城門と
その後ろにそびえるジュメイラホテルが見えます。
ところで話は変わりますが、2013年にヨガインストラクターの養成講座を受けた時の人たちとはFBでゆるく
繋がっています。たいていがアメリカ人なので、もう二度と会うことはないかなと思いますが、そういう人と
繋がるのにFBはいいツールです。その一人が、最近アップしていたブッダの言葉です。
If you cannot find a good companion to walk with, walk alone, like an elephant roaming the jungle.
It is better to be alone than to be with those who will hinder your progress.
「一緒に歩く良い仲間を見つけられないなら、一人で歩け、ジャングルを歩き回る象のように。進歩を妨げる
者と一緒にいるより、一人の方がマシだ。」みたいな意味だと思うのですが、そんな言葉があるのかなって
「ブッダ、象、一人、言葉」で検索してみました。
真理のことばと訳されている法句経、あるいはダンマパダの一章でした(第23 象の章 328,329,330)。
ブッダは決して、一人でいることを奨励しているのではなく、善友を持つことの大事さを説いています。でも
もし周りに正しい生活をしている懸命な友がいないなら、愚かな人からは離れた方がいい、ということです。
確かに付き合うなら、尊敬できる人、良い影響を及ぼしてくれる人、一緒にいてハッピーになれる人がいい
ですもんね。
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年末年始のベルギー・リエージュ滞在は、ホテルの対応がひどくてなんだかなぁという感じでしたが、悪いこと
ばっかりでもありませんでした。ドイツでは大晦日は14時くらいにお店が閉まってしまいますが、リエージュは
17時くらいまで開いていたので、少し買い物を楽しむことができました。
ドイツにはない雑貨屋さんがあったので覗いてみると、あれもこれも欲しくなっちゃうくらいのかわいさ。食器とか
オシャレに揃えたいなぁと思ったりしましたが、一式買い揃えるお金もないし、そもそも家に置く場所もない…。
でもせっかくだからリエージュ記念にこのお店で何か買いたいっ。とお店の中を三周くらい歩き回ってお買い上げ
を決めたのがこちら。まぁ、いわゆる壁掛けです。
ファミリールール。当たり前のことが書いてあるだけだけど、なんだか気に入ってしまいました。いつでも目に
止まるように玄関のところに飾りました。
さて、今日はインド人がやっているヨガスタジオでお試しレッスンを受けてきました。今までやってきたヨガとは
まったく違うスタイル。少々戸惑うこともありましたが、商売っ気がない感じが好感度高かったです。実は2月
からこのスタジオでヨガインストラクターの養成講座が始まるので、受けようかどうしようか考え中で、そのため
に今日お試しを受けてきたわけですが…。
お家に帰って、玄関を開けて、ふと目に飛び込んできたのが、「TRY NEW THINGS」の文言でした。そうだね、
新しいことに挑戦してみるのって大事。よっしゃ、やってみるかー。先週は風邪をひいて久々に1日寝込んで
しまいました。ようやく調子も戻ってきて、2017年、いよいよ起動でーす。
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ドイツでは、地域ごとに市場が立ちます。たいていは週1回、大きなところだと週2回。私が住んでいるエリアは
毎週金曜日9時〜18時まで。普通の日だと間に合わないけど、金曜日は15時で帰っていいことになっている
ので、しっかり市場に立ち寄ることができます。
とは言っても、出店が4〜8つくらいしかない超ミニ市場。フランクフルトで一番小さいんじゃ?って思うくらい。
でも調べたら、出店1つだけっていう市場が他にあるらしい(それを市場と呼ぶのか?って言いたいが)ので、
多分その次くらいの小ささでしょうか。お店はその時によって多かったり少なかったり。有機野菜を扱う八百屋、
パン屋、チーズ屋、肉屋、地中海風惣菜屋、クレープ屋、ワイン屋、鶏の丸焼き屋などが出ます。 私たちのお気に入りは地中海風惣菜屋。いろいろなオリーブ、魚介類の酢漬け、パンに塗るスプレッドやチーズ
など、いわゆるおつまみ系の量り売りです。正直言って、どれもおいしいです。でも正直言って高いです!あれも
これも美味しそうって買ってしまうとあっという間に20ユーロ超え。スーパーでの一週間分のお買い物が30
ユーロくらいで済んでしまう物価から考えると、つまみに20ユーロは高いです。
でも…、なんていうか市場で買い物をすることって地域経済発展のために大事な気がします。似たようなお惣菜
はスーパーでパックに入って売られていて、値段だってうんと安いです。でも市場で買ったものとは比べものに
なりません。味だけでなく、買う時のやり取りとかも格別。顔見知りになって、たまにオマケしてもらったり…。
確かに金額は張るけど、たまにはちょっとした贅沢するのもいいんじゃない?いつもいつも節約、節約じゃ、何
のために働いているかわからないし。お金って使うためにあるんだし。みんなが安いものしか買わなくなったら、
個人商店はどこもやっていけなくなるし。
もっと街中で開かれる市場だったら観光客とか通勤途中の人とかが買い物するかもしれませんが、うちの近所
の市場を利用する人はここの住民しかいません。何もなければただの住宅地の広場。一週間に一度、小さく
ても市場が開かれるというのは地域のために大事なことだと思うので、地元の人が利用して支えていくべき
です。だから「週一の贅沢」と称して、金曜日は必ず地中海風惣菜を買うことにしているというわけです。バゲッド
を薄く切って、スプレッドをつけて食べたり、オリーブをつまんだりして夕食代わり。ご飯の支度しなくていいのも
ラクだしねー。
さて、私にはAさんという日本人の友達がいました。以前は近くに住んでいて、ずっと彼女が私のたった一人の
友達のようなものでした。でも私がその街から引っ越し、すっかり会う機会が減ってしまいました。というのも、
彼女は専業主婦で、徒歩か自転車で行ける範囲しか出たがらないからです。理由は交通費がかかるから。
私が引っ越した先(10月まで住んでいた場所)から彼女の住んでいるところまで行くには、片道1時間ちょっと
かかります。週末だと電車の便が激減するのでもっとかかります。フランクフルトの街中だったらちょうど距離
的に真ん中ぐらいなのですが、街でお茶でもしようというとなんだかんだと理由をつけて断られ…。
私は平日は仕事をしているし、週末に時間をかけて、彼女に会いに行くのもなんだかなーと思っているうちに
連絡を取らなくなってしまいました。彼女とはとても仲が良かったし、辛い時に支えてもらったこともあるので
残念なことではあります。でも、自分がお金を使いたくないからって、他人に時間を使わせるのってどうしても
納得いきません。子どもがまだ小さくて外出が大変だとか、彼女自身が病気で出られないというなら、話は
別です。
自由になるお金がないなら、子どもももう中学生だか高校生なんだし、バイトでもパートでもすればいいのに。
でも仕事したら、などと言うと、なんだかんだ言い訳ばっかり。働かない、働きたくない理由はドイツ語に自信が
ないから、だと思うんですが…。だったら、気合い入れてドイツ語を勉強したら?と私なんかは思ってしまいます
が、そうはならない人もいるわけで…。話をしても、話題が旦那の愚痴か子供の話か昔話になってしまいがち
なのも、気になっていて、彼女自身のためにも少し世界を広げた方がいいように思ったのですが、ずっと家に
いるから今更新しいことを始めることができなくなっているようでした。会えば私もついついお説教じみたことを
言っていましたが、彼女の人生だから私がとやかく言う筋合いは微塵もないわけで…、引っ越しを機会に距離
を置くことにしたというわけです。一つ気になっていることもあって…。
以前に、ヨガスタジオでオープンデー(無料でレッスンが受けられる日)があるとよく誘ってました。たいてい
いつもついてきていました。まだ近所に住んでいた頃で、週末は私の定期券で大人一人タダで電車に乗れる
ので、彼女は一銭も出さずにヨガのレッスンが受けられたからです。ずっとヨガを続けていた私は、1年半くらい
前から場所を借りて毎週土曜日にヨガを教えています。ヨガを教えるのは私の夢だったし、常連さんには彼女
の知り合いもいます。一度くらいおいでよ、と何度も誘ったのですが、一度も来てくれません。
ヨガが嫌い、興味なし、とかならわかりますが、オープンデーがあるとたいてい来ていました。私のレッスンは、
彼女だけをタダにすることはできません。でも1回たった10ユーロ。友達がずっと教えたがっていたヨガを教え
始めた!とかって聞いたら、一回くらいは応援の意味で行ってあげよう、とかしないもの?実際、そうやって
来てくれた人も何人かいます。10ユーロ儲けたいとかではなく、友達だと思っていたけど、彼女は私に10
ユーロを使うのすら惜しいのかぁ…って思ったらなんだかがっかりなんですよね…。
って、何が言いたいかというと、お金というのは必要に応じて使うもの、だということです。特に自分の友達や
大事に思っている人やものに対しては、ケチケチしてはいけないなと。他人のためにお金を使うことって、結局
自分のためになると思うから。他人にお金を使えない人って、それだけいろいろなものを失っているように
思います。私は、常にテイクばかりで、ギブができない人とは付き合えません。他人に対して気持ちよくお金が
使える人間でいたいものです。
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