ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

Umwelt

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環境先進国(?)ドイツにおける様々な取り組み。2011年3月11日以降は「脱・反原発」が中心になっています。
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Kraftwerksf??hrung

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今日は、以前に申し込んだ発電所見学の日でした。(前の記事はこちら→Energie Post
張り切って申し込んだのはいいけれど、いざとなると
なんだかいろいろ不安になってきました。

・そもそも、平日の朝っぱらから見学に来る人がいるんだろうか?とか
・私一人だったらどうしよう?とか
・今は学校がお休みの時期だから、餓鬼ん子ばっかりだったりして。とか... usw.

しかしトビには「いよいよ、今日だね。カメラを忘れない
ようにね。」などと言われてしまったし、行くのを
止める理由もないので、勇気を出すことにしました。
途中までトビに車で送ってもらい、集合場所(と思われるところ)に
行ってみると、年配の人たちが数人待っていました。

このお爺さんたちも発電所の見学に来たのかな?
でも別の老人会の集いだったらどうしよう...。

それだとかなり場違いになってしまうので、思い切って
近くにいたお爺さんに「発電所見学ですか?」と聞いてみました。
が、どうやら耳が遠かったらしく、会話が成立しませんでした(ガクッ)。
仕方なく集合時間になるまでとりあえずお爺さんたちとは
微妙な距離を保ちながら待つことにしました。

いよいよ時間になると、出入り口にネクタイをした男性が
やってきて、「さぁ、それでは中に入りましょう。」と言いました。
お爺さんたちがゾロゾロと中に入っていったので、私も後に
ついて行くことにしました。どうやらみんな発電所の見学を
申し込んだ人たちでした(ホッ)。

そのネクタイの男性が出欠席を確認し、私たちは会議室の
ようなところに案内されました。まず男性が自己紹介を
し、それからパワーポイントを使って発電所および会社の
概略などを説明してくれました。前方には発電所の仕組みが
わかる電光ボードがあり、この発電所がどのように、どのくらい
の発電をするかなどの細かい説明もありました。

説明が一通り終わると、各自がヘルメットとヘッドセットを
装着し、いよいよ現場へ見学です。幸い、親切なオジさんが
いて私に話しかけてくれたので、孤独にならず、また場違い感も
味わわないで済みました(日本で外国人を見かけたら、日本語で
普通に話しかけてあげると、彼らはきっととっても嬉しいと思います)。

残念ながらドイツ語力が足りないのと理数系に弱すぎるのとで
技術的な説明はよく理解できませんでした。でも、多分
それは私だけではなかったと思います。来ていた人の大半が
老人の暇潰しの一環という感じだったし、中には会議室に
あったジュースの瓶を隠し持っている人さえいましたから(爆)。
でも私に話しかけてくれたオジさんだけは写真を撮ったり、
あれこれ質問をしたりととても興味を持っている様子でした。

もしかしたら関連のお仕事をしているのかな?とか、学校の
先生なのかな、と思いましたが、平日の午前中に来れると
いうことは、失業中という可能性もあると思い、失礼になる
といけないので職業については聞くのを止めておきました。

現場の見学が終わり、会議室に戻ると質疑応答の時間が
設けられました。各自用意されたジュースやコーヒーを
いただいたりして、3時間ほどで見学会は終わりました。
オジさんは最後までとても親切にしてくれて、帰りに車で
送っていこうかとまで言ってくれました。でも歩いて帰れる
距離だったのでせっかくでしたが遠慮しました。

どうだった?と感想を聞かれましたが、「興味深かった」と
しか言えませんでした。これではあまりにも情けないので、もっと
会話を膨らませられるように、ドイツ語を勉強しなければ
ならないとあらためて思いました。

技術的な用語などが多くてよくわからないことばかりでしたが、
それでもいくつかわかったこと:

・この発電所は1988年に建てられ、環境負荷が少なく、かつ経済的に設計されている

・この火力発電所で使われる石炭はルール地方から船で運ばれる

・ドイツ産石炭以外にも南アフリカ産の石炭が使われている
 (ロシアやポーランド産の石炭より南アフリカ産の石炭のほうが質がドイツ産に近い)

・無駄のないように石炭の灰は何度も燃やされる
 (閉鎖系に近い仕組みになっている)

・電気だけでなく地域暖房用の熱も生産している

・夏場は電気や地域暖房の利用量が減るので、メインテナンスは主に夏場に行う
 (※ドイツではエアコンは普及していません)

・発電所の施設はルール地方にあるBabcock社製(日立も何か関係しているらしい)

・排煙が常に基準値以下であるように、煙突には排煙の成分を分析する装置がついている

写真:メインボイラーのある建物の上から見た風景。
手前は貯水タンク、遠くに見えるのはフランクフルトの高層ビル群

Altkleider

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古着(Altkleider)の回収ボックスです。ガラス瓶や古紙の回収ボックスと
同じように街角に設置されています。しかしこれは環境への取り組みという
よりは慈善活動の一種です。この中に不要になった洋服やシーツ、靴などを
投入することができます。品物は必ずビニール袋に入れること、そして
洋服などはきちんと洗濯したものであることが条件となっています。

『途上国は先進国のゴミ箱ではない』ので、いらなくなった使い古しの洋服
などを途上国に送ることがいいことなのかどうかは賛否両論があります。

私が日本で貿易関係の仕事をしていた時、よくボランティア団体や学生団体から
「古着をアフリカや南米の貧しい人たちに送りたいからコンテナを一本タダで
運んでくれないか」という問い合わせを受けました。場所にもよりますが、
例えばブラジルのある港町までの海上運賃は約60万円、その他通関費用や内陸
輸送代等で中味のバリューなんて軽く越えてしまうことは間違いありません。
古着を集めて送るより、新しいのを買うのを我慢してそのお金を寄付したほうが
よっぽど効率的だったりするのです。でもそんな我慢はしないで自分には新しい
モノを買い、要らなくなったモノを寄付し「いいこと」をした気分を味わおう
とするのです。

話がそれてしまいましたが、この古着回収は Malteser という宗教団体が行って
います (Malteser というのは「マルタの〜」という意味で、愛玩犬のマルチーズも
こう呼ばれます)。「マルタ騎士修道会」と訳されていて、その歴史は13世紀の
十字軍にまで遡るんだそうです。もともとは聖地巡礼者の保護や戦闘に従事した
人たちの集まりでしたが、十字軍運動の衰退とともに大半の騎士修道会は消滅し、
残った一部が今でもこのような慈善活動をしているんだそうです。ヨーロッパに
いると古着回収一つにしても長い歴史が感じられます。

こうやって街角に回収ボックスが置いてあるのは正直とても助かります。時には
ボックスに入りきらずに周りにビニール袋が散乱していることもあります。そういう
光景を見ると「いいこと」をしているという驕りではなく「引き取ってくれて
ありがたい」という気持ちになります。回収された後、果たしてどういう経路で
いったいどこに運ばれていくのか興味があるところです。

Umweltschutzoffizier

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AIDA Aura号には Umweltschutzoffizier、英語でいうと
Environmental Officer、つまり環境オフィサーと呼ばれる
船員さんが乗船しています。いったいどんなことをするのか
興味があったので、インタビューさせてもらいました。
1.主な仕事はどういうことですか?

新しい乗組員に環境に関する講義をするのが環境オフィサーの主な
仕事です。主にゴミの廃棄の仕方が中心です。それから寄航地における
廃棄物処理や危険品の取り扱いに関する規則・法令を調べそれに反しない
ように管理するのも仕事のひとつです。危険品についてはそれを使用する
部門が責任を持っていますが、取り扱いの訓練等には環境オフィサーの
私も参加しています。

2.500人近くの乗組員がいて、一人で教育指導やその他をするのは
大変ではないですか?

グループ会社合わせて80隻以上のクルーズ船を持っており、各船に一人
ずつ環境オフィサーが乗船しています。乗っているのは一人ですが、
何かあれば相談することができます。

3.乗組員の環境に対する意識は高いですか?

環境に配慮しなければ最終的にたくさんのお金を払わなくてはならなく
なるので、みんなきちんと気をつけています。

4.ISO14001などの認証は受けていますか?

グループ親会社カーニバルを中心に来年には認証を受けられるように現在
取り組んでいるところです。

5.日本では企業が環境への取り組みについてアピールしていますが、
カーニバルやAIDAの環境への取り組みについて例えばホームページ等で
情報を得ることはできますか?

現在来年度の認証を目指して取り組み中なので、まだホームページ等には
反映されていません。

6.日本では環境への関心度が高まっていて、環境関連の仕事をしたいと
考える人も少なくありません。どういう勉強をすれば環境オフィサーに
なれるんですか?

私は地理と経済を勉強した後、環境コンサルティングの会社で数年働きました。
その経験があったので、環境オフィサーになることができました。

7.環境関係のことには必ず数学や化学的な内容が関わってきますが、数学や
化学が苦手だと環境オフィサーになるのは難しいですか?

私も得意ではありませんよ(笑)。数学や化学だけでなく法律の知識も必要に
なってきます。でも、必要になったときに覚えていけばいいから心配しなくても
大丈夫です。私もいつも新しいことを学んでいます。

8.貨物船の場合、バラストウォーターが海の生態系を破壊すると問題視されて
いますが、客船にも同じような問題がありますか?

客船にもバラストウォーターはありますが、貨物船ほど重さの変化がないので
入れ替えるのは年に二回ほどです。だからそれほど問題にはなりません。
それよりも問題なのは廃棄物の処理ですね。

9.廃棄物の処理について教えてください。

AIDA Aura号には焼却施設があるので、可燃ごみは燃やして動力としても
利用しています。同じAIDAの船でも Cara号は小さい船で、焼却施設がありません。
それに航路によっても異なり、北海のあたりでは航行中の焼却処理が禁止されて
いるので燃やすことができません。そうなると寄港地で廃棄物処理をしなければ
ならないので、細かい手続きが必要となってきます。地中海を航行する際には
焼却処理ができます。

10.一日どのくらい仕事をするのですか?

決まっていません(笑)。必要があれば朝の4時から仕事をしなければならないし、
時には寝ないで書類を準備することもあります。
いきなりの申し出にもかかわらず快くインタビューに応じてくれた
環境オフィサーのKarin Erlachさん(写真)、どうもありがとうございました。

尚、親会社カーニバルのクルーズ船をご覧になりたい方はTB先のみにらさんの
ブログへどうぞ〜(かなり大きいです)。

Kool Biz

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そろそろフランクフルト大学のサマーコースも終わりに
近づいてきました。サマーコースの課題として、語学クラスで
一人10分くらいの発表をすることになっていました。テーマは
自由ですが、百科辞典の内容を訳したようなものはダメと
いうことになっていました。

何について話そうか悩みましたが、クラスメートが興味を
持つかどうかを意識するよりは、自分が話したいこと、
自分のためになることを発表しようと思いました。そうなると
私の場合、テーマは「環境」に決まっています。

たまたま姉が持ってきてくれた「週刊新潮」にクールビズ
難民と呼ばれる会社員たちを描いた漫画が載っていました。
これだったらおもしろいかも!というわけで、下手くそな
ドイツ語でクールビズに関する文章をまとめ、載っていた
漫画の絵を参考にしながら、下手くそな絵を描きました
(上の写真)。

『日本の夏は「猛暑」などという単語があるくらいとても暑いです。
日本では会社や家でエアコンを使うのが普通ですが、エアコンの
使用が外の気温を上げる原因の一つになっています。エアコンを
使わないに越したことはないのですが、40度近くまで上がる気温、
高い湿度、そして湿気を含んだ大型台風にしばしば襲われるため、
エアコンはかかせないものになっています。

京都議定書により、日本は温暖化ガスを1990年の排出量の6%削減
しなければなりません。今年、環境省は「チームマイナス6%」という
キャンペーンを始めました。これは日本に住む人々が一つのチームに
なって6%の削減を実現しよう、というものです。このキャンペーンは
私たちに様々な提案をしています。例えば、

・シャワーを浴びる際水をこまめに調節する
・使っていない電気製品のプラグを抜く
・アイドリングをしない
・新しく物を購入するときは省エネ製品を選ぶ

などです。提案の一つにクールビズと呼ばれるものがあります。
これはクールビジネスという言葉を短くしたもので、従来の
スーツにネクタイ姿(左絵)ではなく、涼しい格好、ただし
カジュアルになり過ぎない格好をしよう、という提案です。

一日中暗い色のスーツを着慣れているビジネスマンたちは、夏の
暑さだけでなく新たな問題に直面しています。彼らはファッション
センスが乏しいので、スーツ以外に何を着ていいかわからない
のです。あまりカジュアルすぎるとゴルフをしに行く人や、休日の
格好になってしまうし、学生時代の服では時代遅れになってしまいます。

東京のデパートや紳士服店では、シャツから靴まで、さらには
下着までをクールビズ用のパッケージとして売り出したところも
あるそうです。専門のファッションアドバイザーもいて、服装に
悩むビジネスマンたちにアドバイスをしています。そしてこれが、
理想的なクールビズの例です(右絵)。』

さて、発表当日。いつもあまりしゃべらない私の発表なので、
みんな一生懸命聞いてくれました。しかし果たして内容を
理解してくれたかどうかは疑問です。なにしろ、みんなから
出た質問は、

「東京には公園や緑がたくさんありますか?」←かなりマトモ
「日本ではキモノを着ないんですか?」
「誰が6%削減しろって言ったんですか?」
「働き過ぎで死ぬことはなんて言うんですか?」

うーん、君たち、何か質問しなきゃというその積極性だけは
買うけど、的がちょっとずれてるんじゃないの...。
しかし、先生からは、

「ドイツでは環境問題に取り組んでいるのはグリーン党だけ。
失業率や不景気といった問題の方が深刻なので、国民全体で
環境問題に取り組もうという姿勢はない。誰もプラグを抜いて
電気を節約しよう、なんて考える人はいない。」

といった(ように思われる)コメントをいただきました。
ドイツは環境先進国といわれてはいますが、確かに普段の生活で
それを実感することはあまりないような気がします。

今回の発表は緊張してあまり上手にできませんでしたが、
いろいろな国の人(少なくともドイツ人の先生)に多少でも
日本での取り組みについて知ってもらえたのではないか、
と思います。にしても、絵が下手だな〜。

Braunglas, Weißglas, Grünglas

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これはビン回収ボックスです。古紙回収ボックスと
同じ場所に設置されています。Braunglas(茶),
Weißglas(透明), Grünglas(緑)と、ビンの色に
よって分けて入れます。

それぞれのコンテナにはステッカーが貼ってあり、
次のような注意事項が書かれています。

Glaseinwurf nur in der Zeit 7 bis 20 Uhr.
An Sonn- u Feiertagen bitte kein Glas einwerfen.
ビンの投入は7時から20時の間のみ。
日曜・祝日はビンを投入しないこと。

Bitte nur Werktags von 7:00-13:00+15:00-20:00 Uhr
benutzen und dabei beim Einwerfen unnötigen
Lärm vermeiden.
平日7時から13時と15時から20時の間に利用してください。
投入の際、不必要な音は立てないこと。

Bitte nehmen Sie Rücksicht auf Ihre Mitbürger!
Werfen Sie das Altglas nur von
7:00-13:00+15:00-20:00 Uhr
Vielen Dank!
同じ町に住む人に配慮してください。
ビンは7時から13時と15時から20時の間のみ
投入してください。ご協力ありがとうございます。

ドイツでは13時から15時までの2時間をRuhezeit
(静かにする時間帯)と呼び、掃除機の使用など
音を立てる行為が禁止されています。ビンの投入も
騒音を伴うのでこの時間には行ってはいけないことに
なっています。また日曜・祝日もRuhetag(休息日)
なので大きな音を立ててはいけません。

しかしながら、そんなのを気にせずビンをガンガン
投入しているおばさんを何回か見たことがあります。
どこへ行ってもルール違反をする人はいるものです。
(もしかしたら外国人で決まりがわかっていないのかも
しれませんが...。)

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