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以下の引用部分は、以前のブログに載せたものの再掲です 「伝わる想い」
2006/10/11(水) 午前 2:09 チャトラン(茶トラの仔ニャン)のC吉くんは、野良ニャンのお母さんから生まれました。 交通事故に遭ってしまったらしく、歩けなくなって、 野良ニャンにご飯をあげていた若いご夫婦が、病院に連れてこられました。 骨盤骨折により、尿路閉塞になってしまっていました。 長い期間の治療や手術を経て、 ご夫婦は、麻酔薬による、肉体的な苦痛を伴わない死を選びました。 この処置に於いて、 致死量の麻酔薬を確実に静脈注射しないことには、 肉体的苦痛を皆無にするという目的が達せられません。 そのため、腕の静脈に留置針という管を取り付け、そこから麻酔薬を注射します。 その処置の間、ワンやニャンを暴れないように抑えなければなりません。 その日、 ご夫婦とわたしの3人の、六つの手がC吉くんを抑えました。 C吉くんは、 全く抵抗することなく… 3人の六つの手を一生懸命ペロペロと舐めてくれました。 みな、涙が止まりませんでした。 B先生が麻酔薬を打つと、C吉くんは、すぅっと、本当に眠るように、亡くなってゆきました。 C吉くんが何を感じていたのか、本当の事は分かりません。 でも、わたしには、今までありがとうって言ってくれていた様にしか、思えなくなってしまいました。 ご夫婦は、とても悩んで迷って決断され、C吉くんにたくさん話し掛けていたようでした。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 以前、飼い主の方が看取りを拒否された年老いたワンに、同じ事をしたとき、 大暴れして嫌がるワンは、わたしひとりに抑えられ、怒って怒って亡くなってゆきました。 そのときから、必ず立ち会っていただく事を条件とするようにしました。 ペットに、どれだけ気持ちが伝わるのか、本当のところは分かりません。 でも、伝えようとしたか、しなかったかによって、 命の終わりが幸せなものと苦しいものに分かれてしまったのだと、 思います。 「安楽死」 という概念は、回復の見込みが一切なく、確実に短期間のうちに死いたる状態に於いて、 本人が、その状態を理解した上で、苦痛を伴わない死を希望した場合にのみ、 成り立つものです。 動物は、自分の体がどういう状態かを具体的に理解することはできません。 また、どんなに苦しんでいたとしても、 その動物が死を望んでいるかどうかを確かめることはできません。 ですから、 「安楽死」 という概念を、動物に当てはめることはできません。 あくまで、飼い主の方がどうしてあげたいか、によって選択するに過ぎないと思うのです。 そして、飼い主の方が、その想いをワンやニャンに伝えれば、 ワンやニャンは、自分のためを思ってしてくれていると、 分かってくれるのだと思います。 わたしは今まで、たくさんの命を終わらせることもしてきました 動物の気持ちは、その子に接していれば、表情から、からだ全体から、強く伝わってくるように感じます そして、今まで、どんなに苦しい死の淵に居る子であっても、 その子が死を望んでいるように感じられたことは一度もないです 野生動物でもそうです どんな状態でも、最後まで必死で生きようとしているように見えます 動物に対して、「安楽死」というものはあり得ないだろうということを 認識してほしいと思います 麻酔薬による処置は、それがどんなに肉体の苦痛が伴わない処置であるのだとしても、 動物にとっては、不本意に、他人の手によって命を奪われる行為にほかならないと思います 麻酔薬による処置を選択しようとされる方は、そのことをよく踏まえてほしいです もう、動物に対して、「安楽死」という言葉を使うのはやめてほしい…と、思います その言葉を用いることによって、安心しないでほしいんです 【10/23 2:10 加筆】 転載可に修正させていただきました この記事は、麻酔薬投与による致死処置に関して、是非を議論する目的で書いたものではありません さまざまなケースがあり、答えは一つではないと思っています ただ、動物病院にこの処置を依頼される方の多くが ほとんど動物の気持ちを考えていない、理解していない場合が多い 全く考える気がない、理解する気がない方もいらっしゃる というのが現実です そのような現状に触れ、 麻酔薬を注射され、命を絶たれる、ということが 動物にとって、どういうことであるのか 自分がワンコやニャンコだったら、どう感じるだろうか、ということを 一度、深く考えてみてほしいという思いで書きました |

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補足記事を含め、転載ありがとうございました
お礼が遅くなりすみません
言葉をしゃべれない子たちの命を決めようとすることがもしあれば
その時にその子と心を通わせようとしてほしい、
いつも、自分がその子だったらという目線で考えてほしいと思います
2009/11/22(日) 午前 3:16