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これはもう夏休み前の話。丸亀の拠点に新入社員の面接に出掛けた時のこと。支店の仕事をやっつけて、約束の11:00に間に合うようアセアセ出掛けたのだが、その方が体調を崩されたということで、面接がキャンセルになってしまった。まあそれは仕方ないか・・・と、汗を拭き拭き拠点の従業員の動きを見ていたら、休み前の追い込み時期だというのにちょっとダラダラムード。 プチっ! 拠点長に「おい!お前さ〜!何考えてんだよ!」「お前がそんなだから、成績不振なんじゃねーのか!?あ〜っ!?」「○×△☆◎△■×★!!!!!!(自分が言われたら嫌だなと思う罵声を入れて下さい)」。 あー!血圧上がる・・・。と拠点を出た。玄関で従業員の一人に「うどん食べて帰られるんですか?」とにこやかに声をかけられるも、「うどんなんて食ってる場合じゃねーだろ!」。 イライラしながら車で高松方面に逆戻り。イライラ・・・イライラ・・・イライラ・・・。うどん・・・。うどん・・・。うどん・・・。う・ど・ん? ん?食べちゃう? 車を11号線から土器川を渡る手前で左折する(結局食うんじゃん!?)。早めの昼食を取ろう(笑)と自分に言い訳を作り、ほっそい道を北上。百合動物病院を右手に見て右折・・・。どこかな〜!?ん?なかなか目的の店は見当たらない。これがうどん巡りの醍醐味なんだなと、最近“迷う”という行為が心地よくなってきている。思わず渡辺真知子の「迷い道」を口づさんじゃう♪(笑)自分がいることに気付くのだ。 次の曲がり角♪一つ間違えて〜♪迷い道くねくね〜♪ あったー! じゃーん!「斉賀製麺所」だ。ここも前々から来たいと思っていた名店。以前も何度か紹介した瀬戸内の情報番組「VOICE21」のうどん特集で、ここの女将が紹介されていた。ちょっと太目の美人(笑)で、元気を沢山もらえそうな人で、この日は元気を貰って帰ろ〜っと、この店を訪れた。 ガラガラ・・・店に入ると「いらっしゃいませー!」と強面の大将が迎え入れてくれる。でもこの大将顔は強面だが、笑顔も声のトーンが優しい。そして女将の笑顔で「いらっしゃいませ〜」もかぶさる。いいね!この夫婦! なんでもこの店では大将はもちろん「大将」と呼ばれ、なんと女将は「社長」と呼ばれるらしい。確かに「社長」と呼ばれる風格と体格を持ち合わせていらっしゃるので、違和感は全くない(笑)。かなりのおしどり夫婦らしく、店のムードも温かい感じだ。レジには夏休みのお嬢さん(小学生)がいる。小さい頃から商いの道を教えようという、素晴らしいOJTだ! 注文は・・・元気がないから・・・「肉うど〜ん!!」。ここはセルフの店と言うことで、大将が玉をどんぶりに入れてくれた。「温めたら肉載せますね〜」と大将。まずこの玉を自分でテボを使って温める。 みんな!見てくれ!ボクのテボさばき〜!WATCH ME! そして大将が肉をのっけてくれるので、そこにまた出汁を“自分で”かける。ちょっと回りくどいやり取りだ(笑)。そしてお嬢さんと「社長」サポートのレジでお金を払う。 極上の肉うどん! ずず・・・お!ずずず・・・。少し太めのうどんは歯ごたえ充分でまるで美しき「社長」の様だ。ずずず・・・。肉もうまーい!ネギも厚切りで、全てが「社長」!こんなセルフが家の近くにある丸亀の人は、幸せだな〜!出汁も肉汁が溶け出してあまーくて美味しい。 ただ“肉うどん”の欠点は甘ま〜く煮込んだ肉汁が出汁に流れでちゃうので、本来のその店の出汁の味が分からなくなることだ。だから初訪問の時は“肉うどん”を避けた方がいい。初めての店ならば、麺と出汁のハーモニーを味わうならば“かけ”。麺に傾倒されている方は“ざる”も手だろう。お友達の「北の旅人」さんはこっちの部類だ。ボクは“かけそのまま”を推薦する。つまり「宮武流」で言えば“ひやあつ”。これは麺の本来の硬さと出汁を同時に堪能できる。 フルセルフのお店であれば、貰った玉をテボで湯通ししないで、温かい出汁を食べる方法。ハーフセルフならば「“かけ”そのまんまで!」と、東国原知事の顔を一瞬脳裏に通過させながらの注文となる。 ふえー!美味かった!さすが「斉賀製麺所」。店を出るボクの背中にも「大将」と「社長」の「ありがとうございました〜」の声。いつの間にかイライラが消えている。車を運転しながら「・・・今の業績は従業員達が悪いんじゃなくて、営業を掌るボクの仕事ぶりがダメなんだな〜・・・もっと頑張らねば」と、反省の心も芽生えてきた。うどんはセルフコントロールにも大いに役立つ。 さあ!反撃だ! <お店紹介>
「斉賀製麺所」丸亀市土器町西7−79コーポ植田1F 営業時間 9:00〜14:00 月曜定休 月曜が祝日の場合は翌日休み |
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2009年08月30日
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