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リュート譜というのは基本的にタブラチュアである。
現代ではタブラチュアというと、五線譜が読めない初心者用みたいな印象を受けるが、実はこのタブラチュアというのはなんとも利用価値のあるものなのである。 リュートやギターというのは同じ音を違う弦で出すことが出来る。 例えば、1弦開放=2弦5フレット=3弦10フレット(ルネサンスリュート)。 だから、5線譜で「ソ」と書かれていてもどこで「ソ」の音を出せば良いのか混乱してしまう。 そこでタブラチュアだと、2番目の線の上に「5」とか「f」と書いてあれば、混乱も無く正しい位置の「ソ」が弾ける。 ただし、タブラチュアにも大きなマイナス点がある。 タブラチュアは慣れれば機械的にどんどん弾けるようになるために、自分が何の音を弾いているのか全く考えることなく弾くようになってしまうのだ。 タブラチュアを使って暗譜する際に「1−1」「3−3」なんて方法で暗譜するのは苦労も大きい上に暗譜する本当の理由を理解していないと言える。 タブラチュアから弾く際にも、全ての音名をイメージしながら(頭の中で音名をつぶらきながら)弾いてみるといい。 初めは大変かもしれないが、1ヶ月もすればその方法からたくさんの利益を得ることが出来ることが実感できるはず。 具体的には、 音が指板上にビジュアル的にイメージ出来るようになってくる。 音楽的なまとまりが分かるようになってくる。 暗譜が楽になる 和音のフォームのパターンがイメージできるようになる などなど。 結果として、5線譜から弾くのも楽になり、5線譜の譜読みも早くなる。 まずは、コード進行のあまり複雑では無い曲で、メロディーのみをタブラチュアから音名で歌いながら弾くということを試してみて頂きたい。 |
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