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まわるまわるよ〜♪ じだいーはまわる〜♪ ということでどうも私です。 まだ読みかけですが面白い本にであったのでご紹介。 私としては珍しく、小説じゃなく新書です。 タイトルは【「長生き」が地球を滅ぼす】 なかなかセンセーショナルで小難しそうなタイトルですが、内容はシンプルでわかりやすく、面白いと思います。 この著者の本で有名なものに、「ゾウの時間、ネズミの時間」というのがあります。 この本を要約すると、生物種によって時間のとらえ方は違うだろうと、まあそういう内容です。 そして今回読んだ本も生物学的な観点から、生き物、そして人間の時間のとらえ方を論じています。 唐突ですが、私は中島みゆきの曲が好きです。 歌い回しとか、歌詞の構成が魅力的であると思います。 そんな彼女の名曲「時代」の一節に、冒頭でだした「まわるー♪」という歌詞があります。私はずっと、「時代ってまわるもんなのかな?どちらかというと、流れるもんじゃね?」と思っていました。 端的に言いますと、時間は一様に直線的に進んでおり、まわるって表現はなんやよくわからんな? って感じていたのです。 でもこの本の中で論じられている考え方は、「時代、時間は直線的でありながらもまわるものなのだ」という考え方を、非常によく説明していると思います。 時間は一様でも直線でもなく、様々なとらえ方ができる。 そんなちょっぴり不思議でどこか宗教や哲学のようで、しかし、科学な話を楽しむことができる、なんとなくお得な気分になれる本です。 オススメです。
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読書感想文
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長らく読書離れしていた私には、維新さんぐらいのラノベがリハビリとしてよろしいだろう。ということで久々にできたなけなしの時間を使って、友人より借りた猫物語を読んだ。 てっきり「猫物語」でひとくくりにされているから、続きものなのだろうと思っていたが時系列的にはまったく続きものではなかった。 読んだ感想。 ○猫物語(黒) アホ話なげぇよ!! 特に最初の約80ページにわたる月火ちゃん(妹)とのパンツ談義あほみたいになげぇよ! 参った。いやぁ参った。 なんかところどころ時系列がおかしい気もするし、何やら暦君ってこのころはまだクールキャラだった設定じゃあ…とぐちぐち思った。でも仕方ない。猫ぱーせんと趣味で書いた小説らしいから。 …趣味で書いた小説だろうが面白きゃあいいっていうスタンスは正しい! このへんから真面目な感想。というか、本編のネタばれって言うか、なんというか。 今策一番感じたことは、羽川翼という少女は非常にヒロインヒロインしていてかわいく、かつ完全無欠にしてグロテスクで気持ち悪かった。 いや、内臓が飛び出す描写があったわけじゃないんだけど、(主人公に関してはあったが)なんつうか、キャラクターの存在自体がグロテスク。その思考回路、話す内容、それすら奇怪。まともであろうとしているその姿勢そのものが気持ち悪い。 それでいてかわいい萌えキャラだと思わす、ましては正規ヒロインではないかと思わせてしまう西尾維新氏の手腕は、やはり本物。 同情してしまうような悲劇のヒロイン設定を抱えている羽川という少女であるのに、な本を読んでいて羽川にまったく同情できなかった。これほどストーリーに引き込まれているのに、まったく同情できない。なぜか。恐らく彼女が悲しむ心を持ち合わせておらず、なおかつ、そんな彼女が最初から最後まで全身全霊で気持ち悪いからであろう。 猫物語(白)だけで終わってたら、羽川翼という存在は軽くトラウマだったかも知んない。 これまで割と好きなキャラだったのにね。それぐらい黒はなかなか強力だった。内容が気になった方はお読みください。はい。 ○猫物語(白) んでまぁ、時系列的には全くつながってないんだけど、俺的には黒から続けて読まなきゃ意味がないと思う、猫物語(白) こちらは珍しいことに物語の語り手が、暦君ではなく、俺がさっきまで散々、気持ち悪い気持ち悪い言っていた、羽川翼という少女である。…ってこれネタばれか。ひょっとして。 …まあいいか。 ともかく、羽川一人称の今作は無駄な馬鹿話乱発の黒に比べたら、恐ろしくシンプルでさっぱりした語り口。ストーリーの進行もスムーズ。 でも物足りないと思った人は、すでに、西尾維新病または化物語病に毒されていると思う。 まぁ俺もだけど。 さて、そんなこんなでストーリー本編について語ると、この「猫物語(白)」では、羽川翼なる少女がこれまで見せていた気持ち悪さ、グロテスクさの正体について、少しずつ掘り下げられていく。突如として彼女の前に現れた怪異の正体とともに。 完全に完全な核心部のネタばらしをすると… 彼女のグロテスクさの正体は、彼女が自分自身の心を切り離し、捨ててしまっていたことにある。 彼女の中には「負」が存在しない。否。負は切り離され、消去される。 簡単に言うと、彼女は自分にとっての不都合を、自分の心と記憶ごと切り離し捨ておくことのできる能力を持っていた。 例えるなら、パソコンのゴミ箱のように、つらかったこと、失敗、そして本来なら涙を流すほどつらい出来事すら、なかったことにできる。 故に彼女は完全無欠であり、曲がることなくまっすぐであり…それでいて人間らしくなく、作り物のようなグロテスクさを持っているのだ。 本当の意味で曲がらずに育った、否育ってしまった彼女は、街に現れた怪異の正体をひも解くと同時に少しずつ気がついていく。 自分が完全無欠でいられたのは、ずるをして、なかったことにして、みんな忘れて、汚いことをなかったことにしてきたせいだと気がつく。 なぜ、怪異の正体を追うことが彼女が自身の本質に気がつくことになるのか。 それは、怪異の正体が彼女が切り離した、嫉妬を土台にした強力な負の感情であったから。 彼女は取り戻したいと願う。 自分自身の負の感情は自分自身のもとにあるべきだろうと、否あってほしいと願う。 そんなシーンにぐっときた。 まぁ、あれだよね。 蟹に「重いと想い」をとられた、否、預けた戦場ヶ原ひたぎのストーリーにかなり近い話だったわけだよ。ふたを開けてみると。 でも、きっと、俺も羽川さんにしろ、ヶ原さんにしろ、それと同じようなことをしているんだろうな。 自分にとって不都合なところを忘れて、なかったことにして、見なかったことにして。 でも、羽川さんのように心ごと切り捨てて消去することはできないから、心のどこかには罪悪感や嫌な出来事は残ってしまう。だから苦しむんだろうし。 そうして考えると、心ごと全部切り捨てていた彼女は、やっぱりズルをしていたんだろうな。 …とか、ちょっとまじめっぽい感想。 でも、今回はラノベなのにストーリーにしても何にしてもやられた感がある。 これまでのシリーズのあんな言動すら伏線だったように思えてね。 まぁ化物語読んだのかなり前だから、適当なことしか言えんけども。 …ていうか、やっぱり羽川さんが正規ヒロイン扱いに思えてなんないね。 今回は珍しくきちんとヶ原さんが活躍してたけど、登場回数的にも、伏線の張り方とかも、扱い的にもさ。 とか言いつつ私はヶ原さん派なんですけども。 …にゃはははwww とか適当なことを言って長い感想終わり。
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今日買ってきてマージャン終わって、11時に読み始め、2時間後に読了、今レビューを書き始めるって我ながらどうなのさ…。 さて、アニメ化されて話題沸騰中ッぽい「俺妹」の7巻を読み終えました。 ネタばれ成分が入るかと思いますので、嫌な方はここでお戻りいただいた方がよろしいかと思います。 正直、7巻はシリアス成分多めで、これまでより笑えんかった。 ただし、ニヤニヤするところは多くていいかもしれません。これまでの巻で見えてきた各キャラクターの個性がいい感じ萌え要素へと生かされてます。 さらに言うと、ギャルゲで言うところのフラグ乱立状態というか、京介お兄様モテモテすぎと言いますか、何といいますか、何がどう転ぶんじゃいこれは!と突っ込みを入れたくなってきてしまう事態であります。 さすが著者自身が恋愛巻と銘打つだけはある…。 それにしても…とりあえず、黒猫ルートか…予想外だぜ。
いや、いいと思うけどもね。黒猫さん好きだから。 でも、このフラグ乱立がそんなにすんなり落ちるのかなぁ?と私ははなはだ疑問でありますよ? 各キャラみんなかわいいから、もめてもいいけど、泣かせんでほしいのう…。 |
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今日は、餌の原料確保のために、ひたすらに加熱圧ぺんしたトウモロコシを粉ひきするという作業をしていた。占めて30kgのトウモロコシを引くのに8時間かかった。 そして待ち時間を利用し、ずっと積んでいた「屍鬼」を読んだ。 「屍鬼」著者は小野不由美。 代表作はやはり「十二国記」だろう。 屍鬼も、十二国記同様、読み始めの周りくどさで、いまいち敬遠してしまっていた感がある。しかし、1巻半ばからの展開の加速が面白い。やはり、その辺も十二国記に通ずるところがある。 まだ2缶半ばまでしか読んでないけど、この人が多角的に描いてくる心理描写と、集落の抱える違和感、閉塞感、そして、事件の異質さ、じわじわと締め上げてくるような恐怖感が何ともいえず素晴らしい。 いい意味で、これだけ気持ち悪い小説には久しぶりに出会った。 なぜだか知らないが、グロテスクな表現の中にもさわやかさを感じてしまった乙一氏の「Goth」なんかとは全然違い、この屍鬼はグロテスクなものがそのままドストライクでグロい。 何だろうね。
小野さんの小説世界の構築の段階から、なんかこの小説は気持ち悪い。 このねじれた感じが本当に嫌で、でも先が気になって仕方がない。 まだあと何巻もあるけど、これは多分読み切ってしまうね。間違いなさそうだ。 |
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久々に本を読んだ。 タイトルは「海の底」著者は有川浩さん。 一言で言う。 この小説は…何だ? オレにはわからん。 この小説のジャンルがわからん!! あらすじを読んだらただの怪獣小説である。 でてくる描写も絶妙にグロく、怪獣映画で言うと、シンさんが最近ネタにしていた、「平成ガメラ」ぐらいの何とも言えない絶妙な説得力と恐怖があった。 そのくせ、ちょくちょく出てくる警察庁と防衛省の軋轢や、マスコミの報道体制のゆがみの描写、果てはご近所づきあいが歪んだ町内会の話やら、親子関係と青春期特有の悩み、そのうえバリバリの恋愛要素を挟みこんでみたり、男と男が見せる信頼関係の熱さに魅せられたりと、ほんとに意味不明。 なんだ、この小説は!! 私は有川浩という人間が書く小説は、精神描写が美しいばかりと勘違いしていた。 こんなにこの人は社会派だったのか!! こんなにこの人は怪獣マニアだったのか!! こんなにこの人は軍事マニアだったのか!! こんなにこの人は中年のおじさまフェチだったのか!! 読めば読むほど、この書き手の正体の知れなさと、底の知れなさに恐れをなしてしまう。 きっと、こういう人を天才というのだろう。恐ろしい。 これだけあほみたいに多くの要素を詰め込みながら、何一つおろそかになっていない。 なんだんだ、これはほんとに一体何だ? 面白いと言わざるを得なかった。 研究室で臆面もなく3時間ぶっ続けで読み切ってしまった。 熱中した。すごい。 この人の書く文章は性別がよくわからないと思っていた。 精神描写は女性的なのに、熱い視点はどうしようもなく男性的。 いろんな切り口、いろんな見方。これが一流の物書きの世界の描き方か!と感心させられる。 もう、だめだね。 感想になってないね。 手放しでほめることしかできねぇや。 一風変わったこの小説、読む価値ありですよ。間違いなく。
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