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【日本 途上国に1兆円超支援へ】
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014435583000.html#
>デンマークで開かれている温暖化対策をめぐる国連の会議、COP15で、焦点の一つとなっている発展途上国への資金援助について、日本政府は、百数十億ドル、日本円で1兆円を超える規模の資金を拠出する方針を固め、16日にも発表することにしています。
COP15は、15日も非公式の閣僚級会合が行われましたが、先進国と発展途上国の対立は依然解けず、交渉は難航しています。こうしたなか、交渉の焦点の一つとなっている途上国の温暖化対策に対する資金援助の額を盛り込んだ「鳩山イニシアティブ」について、日本政府は、すでに表明しているおよそ90億ドルを増額し、2012年までの3年間にあわせて百数十億ドル、1兆円を超える規模の資金援助をする方針を固め、16日にも発表することにしています。途上国への資金援助については、先進国は2012年までにあわせて300億ドル、2兆7000億円が必要だという見解でおおむね一致しており、EU=ヨーロッパ連合は、このうち9400億円を拠出することを決めました。日本の拠出額はこれを上回り、先進国全体のおよそ4割を占めることになります。(後略)
-------------------------------------------以上転載------------------
【なぜ日本が主導権をとるために1兆円の資金援助をしなければならないのか?=理解できない】
■ 経済感覚が皆無の鳩山および民主政権はCOP15の主導権をにぎる為に資金援助を増額するらしい。
しかしなぜ日本が3年間に必要な300億ドルの半分を拠出してまで会議の主導権を握らなければいけないのだろうか。このような日本だけが突出した具体的な拠出金の額を先出ししてしまっては他国の良いように判断処理されてしまうだろう。たとえば「日本が半額を拠出するという案を提示した」ことが国際公約のように扱われてしまいかねない。
鳩山が公約した25%削減も現状の推移では、実現できず年間1兆円もの排出枠を購入しなければいけないのに、さらに1兆円の援助をするなんて馬鹿というより、出来ないだろう。
■ 民主党は国家戦略局というものを作り菅を充てた。この京都議定書からCOP15にいたる日本の戦略は手がついていないらしく、鳩山の言い出すことはバブル時代そのものだ。金の計算が全く出来ないお坊ちゃま総理には金の話をさせてはいけない。このうすら馬鹿総理はその場の雰囲気に呑まれ適当に金額を上積みしてしまう癖がある、その場での拍手が欲しいのだろう。
■ 二酸化炭素削減交渉は、結局中国と米国とEUが話し合っても合意は出来ない。日本は静観しているほうが良いのであって、金をだすから合意してくれと言いまわることは日本だけが不利益をこうむるだろう。国際交渉では金を出してもその通りに行かないのが常だ、北朝鮮でも同じだろう。
■2006年の国別CO2排出量と総人口の比較をすれば削減がいかに無理か分かる
順位 国名 排出量*(億人)--一人当たり排出量
1 .アメリカ 5766.0(3.1)--18.6t
2 .中国 5627.0(13.4)--4.3t ←
3 .ロシア 1564.0(1.4)--11.7t
4 .インド 1264.0(11.9)--1.1t ←
5 .日本 1242.0(1.3)--9.5t
6 .ドイツ 816.0(0.8)--10.0t
7 .イギリス 579.0(0.6)--9.7t
8 .カナダ 519.0(0.3)--17.3t
9 .韓国 462.0(0.5)--9.5t
10 .イタリア 448.0(0.6)--7.1t
各国の排出量の合計(世界の排出量) 27347.0
* 出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2009年版
■ 日本は独自に行動するよりEUと歩調を合せて動いた方が良い。そして国民一人当たりの排出量で交渉したほうが良い。そのほうが突出しない。一時的に金を援助したからといって解決する問題ではない。
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