リー・クアンユーの見た北朝鮮情勢 というわけで、シンガポール政府には大変申し訳ないのだが、まずは中朝関係に関するリー顧問相のコメントから始めよう。
● 中国は北朝鮮の核兵器保有も国家崩壊も望んでいないが、選択を迫られれば、中国は北朝鮮の国家崩壊よりも核兵器保有の方がましだと考えている。
● 北朝鮮は、中国が韓国との関係改善を始めて以降、中国を信頼していない。北朝鮮が核保有国となれば、恐らく日本も核兵器を志向するだろう。
● それでも、中国は緩衝国としての北朝鮮を失うよりは、日本の核武装の可能性の方がましだと考えるだろう。
● 北朝鮮は、仮に核兵器による第一撃能力の取得を諦めるにしても、米国による政体変更要求を拒否するため核兵器の保有を望むだろう。
● 北朝鮮は、称賛を求めて競技場を威張り歩く筋肉の萎びた老人が指導する精神病的国家である。
● 金正日の後継者は、父や祖父のような抜け目なさと癇癪癖を持っておらず、人が虫けらのように死ぬことを見る(心の)準備はできていないかもしれない。
● 中国はこのことを十分計算している。中国は(対北朝鮮)共通目標を米国とともに進めたいと思っているが、韓国が北朝鮮を征服することは望んでいない。
といった具合である。要するに、リー顧問相は「中国が北朝鮮の崩壊を簡単に容認することはない」と見ているのだろう。
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▼ 香港紙が日本と中国が戦争になった場合、中国は不利になると核をしようするだろうと記事にした。
核は抑止力として成立するのは北朝鮮問題を持ってしても明白だ。しかし核は抑止力だけではない、香港紙が書いたように恫喝としても使えるのである。
東アジアの紛争に関して国連は無力だ、中国が拒否権を持っているからだ。
その中国と対峙している日本にとっては国連中心主義など見直しするべきだ。
少なくとも核保有のオプションと技術は確保しなければならない。
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