dunubの窓

がんばれ日本!大事に残すもの捨てなければいけないもの、覚悟を決めて。

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▼ 愛知県に江戸時代の東海道五十三次の宿場で唯一当時から営業を継続している旅籠がある。
 赤阪宿の『旅籠 大橋屋(創業時の屋号は「伊右エ門 鯉屋」)』、創業は慶長2年(1649年)、現存の建物は正徳6年(1716年)の建築とされる(Wikipediaより)。
 細い旧東海道でも往時の松並木が天然記念物として残る御油宿の先に360年以上もの歴史を刻んできているのだ。
 あの安藤広重の「東海道五十三次 赤坂」はこの旅籠を描いたもの。
 
 
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大橋屋 二階客室
 
 この「旅籠 大橋屋」の宿泊は一日2組限定。客がいないか一組か満室の3種類しかない。こう書くと敷居が高く感じるかもしれないが、全く高くない。ご主人とお上さんの2人で気さくに経営されていて宿泊施設は重厚だが人当たりは民宿のようだ。
 我々が宿泊した日はお客は自分達だけ、この旅籠とご主人たちを独り占めにしてしまった。夕食の支度時間にも関わらずご親切に色々とお話を聞かせていただきました。独自取材wどこにも掲載されていない情報かも。
 
 江戸時代、参勤交代と伊勢詣でで賑わった当時この旅籠「伊右エ門 鯉屋」は他の旅籠に比べても大店で、部屋数は20以上あったそうな。
 
 ところが江戸が終わり明治となりその有名大店に改築の機が来る、明治天皇がご宿泊されることになった。当時天皇陛下がご宿泊される旅籠では部屋を改装しなくてはならなかった、陛下がおられる部屋は少し高くしなければならない、まずこれにより奥の何部屋かが江戸当時のものが無くなった。
 
 そして昭和になり太平洋戦争が起きた、この赤阪宿近辺は戦災には合わなかったのだが名古屋周辺の焼け出された人たちを臨時宿泊させることになった。何十人という被災者を避難させるに従い部屋が痛んでいった、そして修繕という改築。
 
 
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大きな桶の風呂
 
 現在は正面玄関から前2部屋分が江戸時代の建築物として残っている、手を入れることが出来ないのでふすま紙などは破れている。入り口から2部屋目は二階天井まで吹き抜けになっており片側の壁に籠(かご)が2台掛けてある、一つは大店の御新造さんや武家の女御さんが乗ったであろうしっかりした造りのもの、もう一つは簡易な造りのもの。
 高貴な人物が乗るような籠はそもそも丈夫に出来ており、価値も高かったので大事にされ現存しているものが多いのだが、簡易な籠は傷みも激しく安普請なので大事にされず残っているものが少ない、今では安普請の庶民籠のほうが歴史的価値があるそうな。
 
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玄関の上がり板の間、ここで旅人が腰掛て足を洗った
 
▼ ご主人に旅籠経営のことを伺った。
 この大橋屋さんに宿泊されるお客さんの7割〜8割は東海道五十三次踏破を目指している人達だそうな、確かに自分が知ったのも東海道五十三次のガイド本やネット、BLOGからである。外国人観光客も年に20〜30組は来ていたのだが東日本大震災と原発事故いらい客足がぱたりと止まった、日本人宿泊客の減少。
 もともと東海道ウォークに絡めて宿泊するのであるから真冬と真夏は客が少ない。
宿泊客のピークは3月4月5月の3ヶ月間、梅雨時期もその後の夏も東海道踏破には向いていないので閑散期だとか。
 
 ご夫婦の息子さんはこの旅籠の後を継がない模様で、何年続けられるかとおっしゃっていました。跡継ぎ問題とは別に昨今の不景気、文化財を自宅に持ち一日2組という客数でやっていくのは並大抵のことではないのは容易に想像できる。
 なんとか閑散期にも平日にも部屋が埋まり安定した経営と旅籠の維持が出来るよう願わずにはいられない。
 
▼ この「旅籠 大橋屋」はネット対応していない。大手旅行サイトから検索すると名前と住所は出るのだがその他の項目は出ない、もちろんネットから予約することは出来ない。口コミも見ることは出来ないのです。
 
評価 ★★★★☆
 
部屋    3.5〜5.0 2部屋あるので
設備    3.5     温水洗浄便座、洗面場は1階のみ、近代設備を望むわけ               では無いので。
サービス  5.0     旅籠を維持されているだけで感謝、駐車場無料あり
食事    4.0     量もあり皿数もあった。
風呂    4.0     変わった風呂桶が樽の風呂    
立地    5.0     赤坂宿のほぼ中心地
 
 この記事をご覧の皆様、ぜひ「旅籠 大橋屋」さんにご宿泊をお願いします。360年続く「今でも実際に宿泊できる江戸時代の旅籠」の経営が安定しますように。
 
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旅籠 大橋屋
 
愛知県豊川市赤坂町紅里127

和室(食事朝夕付き) 10,500円 1プランのみ
チェックイン   15:00
チェックアウト  10:00
駐車場あり
 
交通
・東名高速「音羽蒲郡IC」から車で4分
・名鉄名古屋本線「名電赤坂駅」下車 徒歩10分
TEL 0533−87−2450
参考サイト
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結構泊まれる確立が高い日もあり、周辺の観光地としては岡崎市の岡崎城と八町味噌の工場見学、旧東海道の面影がある「御油の松並木」、豊川稲荷がある。
一泊の江戸時代へのタイムスリップはいかが。
出来ますれば拡散を希望します。

閉じる コメント(6)

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食事付きでこんなに歴史のある旅籠に泊って10500円!?
めっちゃ安くないっすか!?
愛知県ですか〜・・・。
なかなか行く機会無いですが愛知県に行く時は是非泊ってみたいです^^

2011/10/19(水) 午前 1:44 どんちゃんボーイ

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マンション暮らしの都会人なら新鮮なカルチャーショックを受けるでしょうね。


うちの家はf田舎のオンボロ日本家屋...
改装を重ね、オール電化、水洗トイレとなったが、昔は土間と釜戸があったし、風呂はずっと薪で沸かしていた、便所は当然のポットン便所だった。
今は納屋となった裏の家には、五右衛門風呂が残っている。いくら改装しても隙間だらけの家の冬は寒い。

客室などは雰囲気、趣があって良いが、綺麗な浴室に木桶の風呂、温水洗浄便座はどうかと思う。
これではテーマパークぽいです。

五右衛門風呂とポットン便所を再現すべきである。
でも、現代人はドン引きするでしようねw
(*^_^*)


都市部で、歴史と伝統が受け継がれている旅籠が一泊10500円というのはずいぶんとリーズナブル。
泊まってみたいが愛知県は遠いですw

2011/10/19(水) 午前 9:39 kyogoku

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どんちゃんボーイさん

この宿が江戸時代から360年続いた旅籠という歴史を無視すれば7900円というレベルだと思う。実際に楽天トラベルが値引き交渉してきたとご主人は言っていたし。
でも貴重な宿泊体験が出来るので10500円でも安いとなりました。

2011/10/20(木) 午前 0:22 dunubの窓

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kyogookuさん

以前、三重県の関という五十三次宿場で旅籠の建物をそのまま残してあるところがあって、そこでは寝具や食事も再現してありました。
布団は完全なせんべい布団1枚、食事は1汁2皿に小さな茶碗。
そこまで自分が泊まる旅館に再現されると宿泊自体を躊躇してしまうねw。
温水洗浄便座は嫁さんの必須アイテムなんです。
たしかにテーマパークっぽいね。

2011/10/20(木) 午前 0:29 dunubの窓

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初めまして、こんにちは。今日(4月1日)お昼のワイドスクランブルで、この旅籠が宿泊をやめるということで特集していたのを見て、検索できました。こんなところがあったんですね!ブルトレの最後などはあちこちで放送していたので知っていましたが、こちらは知らなかったなあ〜。366年続いていたとのことで。1年半ほど前、店主の方が体調を崩された(脳梗塞)のもあって、決断したようです。でも丁寧にお話をされていて、穏やかな気持ちになれるなあと思いました。ブログ主さんは、貴重な機会を持てて、うらやましいです。

2015/4/1(水) 午後 1:12 [ bel*etr*es ]

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> bel*etr*esさん
コメントありがとうございます。

実は自分はyoutubeでもこの大橋屋さんをピックアップレポートしています。
このひと月に再生回数が爆発sてびっくりしています。
よろしければご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=XHK-Xmp7Vg0
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赤坂宿大橋屋に泊まる=東海道で江戸時代から営業を継続する唯一つの旅籠

2015/4/2(木) 午後 11:15 [ dunubの窓 ]


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