▼ 「消費者民主主義」という言葉が最近出てきた。今日の日曜討論にも出演されていた。
「消費者民主主義」とは現在の有権者の姿を表現しているのだが、それは良いこととしているのではなく。民主主義の根底である国民の権利と義務を放棄した悪い考え方だとしている。
これらの消費者民主主義の人たちは
政治家=企業(商品提供者)
有権者=消費者(商品購入者)
このように考えていて、政治というものを政治家(企業)が提示した商品を有権者(消費者)が選び購入する(税金と言う対価を支払い投票する)というものだ。
だから魅力的な商品、購入したい商品が無ければ買わない(投票しない)。そして新商品が出てくればとりあえず一度買ってみる、お試し購入するわけだ。嫌なら二度と買わない。
▼ 現在の日本(米国も同じらしいが)の有権者の意識と行動を見事に捕らえていると考える。
政治とは自分以外の誰かが目の前に提供してくれるものと勘違いしている。新党=新商品と見ている。
ところが政治は有権者がこつこつと作るものなのだ。
▼ 自分は昔から書き込んでいるが、日本人は農耕民族なのだ。
自分達は小さな集落で小さな田畑を耕しつつましく暮らしていたのだ。その部落の為政者は時代によって変わる、貴族であったり武家であったり朝廷であった。その為政者はやがて変わる、しかしその部落の住民は首をすくめてこつこつと畑を耕す。この永年の習性が今も続いている、政治に無関心な層が根付いている。この日本はつまりは平和な島国なのだ。島国根性は伊達じゃない。
参院選を見てもそうだが、各政党の比例候補には各種利権団体の代表が並んでいる。彼らはTPPや公務員削減などの実際に目の前の危機を受ける団体である。
ところが無党派は政治に関心が無い(人が多い)。なぜ政治があるのかも知らない人が多い。
政治は消費ではない、生産なのだ。
小さな山間の部落でその国のお代官様がくださる褒美でも、行商者が持ってくる小間物でもない。
自分達がその部落の中で作るもの、生産するものなのだ。
でもそれが感じられないのはマスコミ特にTVが政治を消費財のように扱うからだな。
ちなみに自分は「戦後を終わらせる」というテーマの政治家を支持しています。
これはずっと変わらない。
安倍さんが戦後レジュームからの脱却と言い出した5年前からそれの問題点に気づいてそういう人たちを応援しています。
2013/7/28(日) 午後 11:06