「ベーシックインカム」は、収入に関係なくすべての国民に無条件で毎月一定額を支給する制度で、貧困や少子化などの対策に効果的だとする指摘もある一方、年金や失業保険などを廃止することから導入に慎重な意見もあります。
スイスでは、この制度の導入を求める市民団体が国民から必要な数の署名を集めたことから、5日、賛否を問う国民投票が行われ、即日開票の結果、賛成が23.1%に対し、反対が76.9%となり、否決されました。
この市民団体は、制度が導入されれば毎月18歳以上には日本円にして27万円余り、18歳未満には6万8000円余りを無条件で支給する案を主張していました。しかし、スイス政府や主要な政党、それに経済界からは、「財源が不足する」とか「労働意欲の減退が心配される」などとして導入に反対する意見が相次いでいました。
「ベーシックインカム」は、フィンランドが効果を検証するため失業者など一部の国民を対象に来年から試験的に導入するほか、オランダでも自治体レベルで試験的に始まるなど、ヨーロッパを中心に導入に向けた動きがあり、今回の結果の影響が注目されそうです。
▼ 日本でもベーシックインカム(以下BI)を導入したほうが良いという考えや政党(維新の会)がいる。
国民全員に毎月一定の金額を支給する(スイスは日本円にして27万円あまりだそうで、18歳未満は6万8千円)ことだが、他の社会保障はカットすしそれに関わる省庁や役所、公務員もカットすることになる。つまりBIが年金や失業保険、国民健康保険の代わりになるということだ。
スイスの国民にとってこの日本円にして27万円とはどれくらいのものなのだろうと検索した、ところが出てくるデータがバラバラ。
スイスは物価がバカ高なのは有名だが、平均年収は日本円にするとだいたい1000万ぐらいらしい。
日本の為替の変動が激しく、数年前は1$=¥80が今は1$=¥110前後だから35%〜40%も変動がある。
1000万円の平均年収(月換算で83万円)の国で27万とは平均月収の3分の1。
日本の国民の平均年収は440万円(月換算は36万円)つまり日本に当てはめると月12万円のBI支給となる。
ビックマック指数はスイスが1740、日本は670で2.6倍、まあ妥当なところ。
▼ それではこの制度がもしこの国に導入されたとすれば、その国への移民が増えるのではなかろうかと危惧する。
簡単に言えばたくさんの子持ち(養子もあり)の中国人が移民してきたら支払うのだろうか?
8人家族でみんな18歳以上なら月に216万もらえる。年間2592万円だ、こんなのあり得ない。
日本の国民年金の支給は満額で年78万円ほどだから月で言えば6万5千円。これで生活できるのかと?
だから生活保護制度や失業保険、健康保険があるのだけれど、それに関わる経費がどれだけあるか?
▼ そこでBIをウィキペディアで引くとその研究が書いてあって、今の税制で全く増税することなく年金、生活保護、雇用保険、児童手当、各種控除を無くしたら4万6千円のBIが支給できるそうだ。
BIはマイナンバー制度のような個人番号制が無ければ機能しない。
さらに公費にぶら下がっている医療関係や公務員が大量にいるため、日本では実現は難しいだろう。
それより行政改革で公務員の数と年収をカット、医療費にメスを入れて高齢者の医療費削減をやった方がまだやりやすいだろう。
そのためには国会や地方議員の数と年収や経費をまず下げる、身を切る改革は政治からだな。