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大雨:西日本で記録的大雨 九州北部で14日夜遅くから再度激しい雨も
 
 気象庁によると、梅雨前線の影響による記録的な大雨で西日本の各地で災害が発生している。西日本から東北地方では、15日夕方にかけて1時間40ミリ前後の激しい雨が降り、局地的には1時間に50〜60ミリの非常に激しい雨が降るところがあるという。気象庁は、土砂災害、低地の浸水、河川の増水などへの注意を呼びかけている。
 西日本では14日午後3時までの24時間降水量が300ミリ、72時間降水量も500ミリを超えるなど、7月としては記録的な大雨となっているところがあり。九州北部では10日の降りはじめからの総雨量が500ミリを超えているところがある。14日午後3時現在、雨は小康状態となっているが、14日夜遅くから15日明け方にかけて、再び梅雨前線の活動が活発となり、局地的に雷を伴い激しい雨の降るおそれがあるという。
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▼ ちょっと気になる天気模様である。
 昨日から九州を中心に西日本だけでなく、東北地方にかけて大雨が続いている。
近畿では紀伊半島中央部から那智勝浦尾鷲の部分は毎年大量の雨が降る。
 大台ヶ原に行ったときも竜神温泉に行ったときも狭い県道はあちこちで崩落した跡があり、この一本の道がライフラインであるからこそ土木事業はこの地方の基幹産業かもしれないと思ったものだ。
 
 この大雨は梅雨前線が北の高気圧にブロックされ日本上空に停滞していたときに南から太平洋高気圧のヘリを周って暖かい湿った空気が押し寄せた結果だそうだ。
 
▼ ここからは自分の勝手な推測と独断と偏見に満ちた気象分析です。じつは気象のことが好きで中学生時代には天文気象部というクラブに入って勉強していた。そのころ気象予報士という職業があれば目指していたと思う、あのころ気象を職業にするためには気象庁に入らなければいけなかったのでとても高いハードルでした。
 
 この大雨のニュースを見てう〜んと唸ったのです。
通常梅雨前線というものは、太平洋高気圧が勢力を拡大すればそれに押し上げられるように北に移動する。だいたい7月の中旬には太平洋高気圧は大きくなって梅雨は明けるのです。今年も大きくなりました、でも北に大陸性高気圧が勢力をまだ保っているのです。(こんなことTVで言わないでしょ)だから動かないのです。
 大陸の高気圧は冷たい寒気を持っています、そこに南からの暖かい湿った空気が入り込むと大雨になるのですが、大陸の高気圧も強く太平洋の高気圧も強いためがっぷり四つに組んでいるとでも言いましょうか。まるで日本の上で白鳳とバルト四つに組んで力相撲を行っているようなものなのです。
 
 ではなぜ北の高気圧が強いのでしょうか、それは近年良く起こる北極寒気の異常南下と関係があるのかも知れません。この寒気の南下はジェット気流の蛇行によって起こるとか逆だとか言われています。いずれにしても北極寒気が強いのです。
 
ここで自分が以前に書いた記事につながるのです。
【アイスランド火山噴火=冷夏予想=米野菜不作と予測】
 
イメージ 1
アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河の下から噴火した火山の噴煙
雲海のはるか上空に吹き上げた噴煙
 
▼ アイスランドの火山噴火で欧州の航空路線は大混乱している。
しかしこれほどの噴火噴煙であれば大気圏に粉塵(エアロゾル)が滞留して気候に影響を及ぼすのではないだろうか。
 過去の大噴火と気象の関係を調べてみた。
 
【気候変動と人々の暮らし ―歴史に学ぶ―】 著者:近藤純正
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kisho/kisho03.html
 
(要約、抜粋)
1902〜1906年に中米グアテラマのサンタマリア火山が噴火し、1905・1906 (明治38・39)年には東北地方で大凶作が発生した。この大凶作で北海道へ多数の人々が移住している。
1991年6月15日、フィリッピンのピナツボ火山が噴火し、その2年後の大冷夏により平成の大凶作が生じた。

この数百年間、東北地方で起きた冷夏・凶作は次のように要約できる。
(1)世界的な火山大噴火が起きると、その直後には冷夏となる。
そして大凶作となる確率が高い。しかし、稲作にとって出穂期や開花期など重要な時期と、冷夏中の低温期がずれれば、大凶作にはならない。
夏3ヶ月間の平均気温が気候平均値より1℃以上低温であれば大凶作となる。
(2)冷夏大凶作の約40%は大噴火と無関係に起きている。
例えば、昭和初期の凶作頻発時代がそれにあたる。
 この論文では次のように言っている。
・火山の大噴火は地球の気温を全体的に0.8度ほど下げる影響がある。
・しかし地域により気温が上昇する場所と下降する場所があり、日本では東北地方の気温が下降する。
・それは夏にオホーツク高気圧の勢力が強くなり東北地方にヤマセが吹く。
 
▼ つまり今年は冷夏の可能性が高く、お米は東北地方を中心に不作となるだろう(としている)。高原野菜も危ないかもしれない。
 しかし米や野菜を海外から輸入することは慎重であった欲しい。特に中国からの輸入は日本人は拒否反応を示すだろう。
 
   
 
 
 どうでしょうか、オホーツク高気圧とは北極寒気団と密接な関係があります。
火山の噴出した灰によりオホーツク高気圧などの勢力が強くなり、冷夏になるのではないでしょうか。さらに今回の大雨で穀倉地帯は打撃を受けました。この上冷夏になってしまうと米や野菜は不作と予想するのですが。
 
農林水産大臣は口蹄疫問題で乱闘中、農家の支援はまた遅れるのだろうか、そして我々日本人の食の安全保障はどうするんだ。
 
 

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