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被災地の薪に放射能がある無いではなく
日本の宗教的伝統行事を運営当事者への断りも無く
被災地のためだからといって善意を強要することは間違い
 
 
薪問題
2011年、大分市芸術家藤原了児が独断で、東北地方太平洋沖地震の津波で流出した陸前高田市高田松原に被災者がメッセージを書いた薪を送り火として燃やすことを陸前高田市に提案。これを受けて陸前高田市では松とメッセージが集められた。その後、大文字保存会の松原公太郎理事長に打診、保存会も受け入れの意向を示した。しかし、薪を燃やすことにより放射性物質を含んだ灰が飛散する可能性(「燃やした灰が琵琶湖に落ちて水が飲めなくなるのでは」など)、またこれらの消し炭を無病息災のお守りとして持ち帰り、煎じて飲む習慣のある保存会や檀家衆らの不安などの懸念する声が、京都市などに数十件の抗議や意見として寄せられたり、半年前から松明や薪に使う松材の切り出しが始まり、使う木材もどこの山から調達するか予め決まっている事、津波により水に浸かった木が燃えにくく、人工的に急激に乾燥させると文字が消えてしまうということなどから最終的に保存会は受け入れを中止し、これらの薪は陸前高田市で8月8日に迎え火として使用された。一方、受け入れを中止したことに対する抗議も相次いだ[12]福島県伊達市の仁志田昇司市長は「根拠のない不安感を助長させ、風評被害を広げ、結果的に東北の復興が遠くなる。決して容認できない」と強く批判しており、保存会と京都市に対し、抗議文を送ることを明らかにした[13]。その後、1,000件以上の批判や苦情が相次ぎ保存会は方針を撤回し8月10日に受け入れを決定、新たに薪500本を取り寄せ8月16日に送り火として燃やす。
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▼ この問題は京都の有名伝統行事に独断で(相手方に断れないやり方)押し込もうとした『作られた善意の押し売り』、『伝統行事を軽く考えた部外者の乱入』と言える。そしてその相手の立場を考えない強引さ、被災地や被災者だからなんでも許されるという傲慢さ、日本の伝統を守る為に関わっているたくさんの人たちの心情に思いやれない鈍感さ、宗教的精神性を無視した無神経さが見える。
 
 五山の送り火は地元の行事であり、お盆に霊魂を向かえ送るためのものである。
全国的に有名だからという理由で東北の震災で亡くなった人たちも入れて欲しいと言ってもすんなりとは行かない。京都地場の行事なのである。
 百歩譲って東北の鎮魂を兼ねてもらうとしても最初に話を通すのは京都の保存会や檀家の人たちへの許可であろう。それを京都の保存会や檀家を無視して話を進めて異論が出れば『被災者の心を踏みにじる』という声に押されて進まざるを得ないようにしてしまうのは間違いだ。
 
こういう伝統は外部の人間がどうこう言うものではない。
今回の事件は、発案者の行き過ぎた見切り発車、京都市長の舵取り失敗、マスコミの被災者貴族的擁護が問題なのだ。伝統行事は守っている人たちを無視しては成り立たない。放射能があるかもとかが拒否の理由と報道されているが、日本の伝統行事に簡単に外部から口を挟ませることへの拒否感も多いと思う。
 

問題の経緯

企画発案者は 大分県の美術家 藤原了児氏
元福井市議 後藤勇一氏とNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」も主導。
つまり岩手県民でも京都府民でもない部外者により進行された。
使用させる予定の薪は 福井県のNPO団体から何故か買い取る事になっている。

京都の五山の送り火保存会に事前許可も取らずに岩手県・陸前高田の松を京都の大文字の送り火で使用させる企画を勝手に進行。( もちろん無断

送り火保存会の許可もないまま、岩手県陸前高田で京都府の本来の送り火とは全く違う形式の送り火用の薪作りを開始。
放射性物質検査をする予定もなし。

送り火保存会に無許可のままマスコミに自らの企画を宣伝。

その企画を知った京都府民が松の安全性を問題視し、発案者にちゃんと安全検査をして欲しいと問い合わせる。
(市民を安心させる事も大切。安全が確認された上なら問題なく行える)

「検査をして欲しい」という内容の問い合わせに企画推進側が逆ギレ。
「京都の人たちは、福井の原発の電気を使っているのですから、放射能を受け入れるぐらいの気持ちで電気を使って欲しいです。」
と放射性物質自体の受け入れを要求するような文面をブログに掲載。

発案者が検査結果を発表。放射性物質不検出と発案者側が提示した調査結果が、実は 放射性物質用の検査とは全く関係ない別種の検査であった。
塩害の有無 の確認のための単なる成分解析であり、そもそも放射性物質を測れない検査だった。

この時点でストロンチウムが検出されている。
(自然由来か原発による人工的なものか、検出量などは不明)

再度、京都府民が問い合わせ。

発案者、ストロンチウムの放射性の有無を探知出来ない上での簡易検査を行う。
しかも松を細かく砕いた上での事。

企画者側が発表した検査結果(成分分析結果)を暫くして説明も無く削除。

普通ならこの時点で企画却下のところを
京都府側が岩手の方のご好意を無駄にしない為に独自で検査までするはめに。



企画や検査が非常にいい加減であったことや市民の声を考慮した結果、企画を断念
(市に問い合わせたところ、中止を決定した理由について
「10ベクレルが検出限界値なので、0かもしれないし9かもしれない。9であれば皆さんに迷惑がかかるので今回は中止にした」との回答)

それでも被災地の方のためにと、大文字保存会の人間が頭を丸めて現地に向かい、
8日夜、現地の薪を現地で「迎え火」として焚く。

プロジェクト開始は取り上げなかった各マスメディアが「被災地の松の使用中止」時点から大々的に取り上げ京都バッシング、経緯を無視した偏った報道を行う。

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