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がんばれ日本!大事に残すもの捨てなければいけないもの、覚悟を決めて。

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▼ 良い試合だった。なにより日本サッカーの目指している方向性が間違っていないという確認が出来た試合であった。
 負けはしたが、香川、本田などイタリアぼ選手を凌駕する動きを見せた。以前なら個人の能力では劣っていても組織力ではとかいう話であったが、今回の試合では個人の能力で打開し得点していた。11人総てが世界レベルと言うのではないが、日本のTOPは世界レベルに追いつこうとしている。
 
▼ 今の日本チームは相撲の歴史に例えれば20年ほど前、若貴ブームに沸いた頃のお兄ちゃん若花田なのだ。
 体格的に恵まれていない若花田は、しかしそのセンスで勝ち進んでいった。ところが大関横綱と対戦する地位につくにつれ、その相撲スタイルに限界が見えるようになってきた。彼は四つ相撲だった。
 
 四つ相撲とは自分と相手のマワシをつかみ合って胸を合わせて腰や腕の力で寄りや投げで相手を崩すという、正当派のスタイルだ。
相撲界で言うと大鵬、貴乃花、白鳳である。体格があり真に技術がある正当派力士だ。ところが若花田は違う、体格が無いのだ。
 
 そこで若花田はプレースタイルを変える、四つ身の遅攻から速攻へと変えたのだ。この前回しを取って前へ走るスタイルは千代の富士が典型である。つまり小結ぐらいの地位でやってこれたスタイルから変更しなければ次ぎのステップへは行けない。舞の海のスタイルでは横綱にはなれないのだ。
 
 日本はパスを繋ぎトップ下にあずけ相手を崩すという基本戦術が最良として考えられてきた、それは縦パス一本でゴールするという原始的サッカーからのステップアップが必要と考えられ、ワンタッチでパスを回し相手を切り崩すテクニカルサッカーこそが日本にマッチしていいると考えられてきた。邪道のサッカーよりは正当のサッカーで勝たなければ進歩は無いというところか。
 しかし日本のサッカーの立ち位置(番付)は幕内力士、良くて小結である。基礎的な技術に裏打ちのあるサッカーをするということは原理原則であり、そのことと正当派の白鳳の相撲のような四つ身の遅攻サッカーをするというのは違うことだ。
 
 日本は若花田のようにプレースタイルを変えなければならない、今日のイタリア戦は変えていた。本田が今までのTOP下のようにタメを作るのではなくはたいていたのだ。つまり上位強豪チームを対戦するための日本チームに生まれ変わろうとしていた。日本のTOP下は速攻の球回しが必要で、ゆっくり球をあずけると言うものではない。それではその後ろの遠藤長谷部が早く献身的に動かなければならないのだが、今日はそれが機能していた。
 
▼ 日本チームが世界と戦うためには、若花田、千代の富士、日馬富士のような鋭い力強さとスピードが必要になると思う。
 
 

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