国会議員の8割 ネットは選挙に影響インターネットを使った選挙運動が、来月の参議院選挙から解禁されます。
これを前に、NHKが、すべての国会議員を対象にネット選挙に関するアンケート調査を行ったところ、回答した議員のおよそ80%が、活用のしかたしだいで自分の選挙結果に影響があると考えていることが分かりました。 来月4日の参議院選挙の公示日から、選挙運動で全面的に使えるようになるのは、「ホームページ」や「ブログ」のほか、短い文章を投稿する「ツイッター」や、原則実名で情報を交換し合う「フェイスブック」などのSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービス、それに、「動画の投稿サイト」で、「電子メール」の利用も、政党や候補者に限って認められます。参議院選挙を前に、NHKは、インターネットを使った選挙運動に関する国会議員の意識を探ろうと、先月末から今月にかけて、衆参両院の717人の議員を対象にアンケート調査を行い、68%に当たる487人から回答を得ました。まず、ふだんの政治活動で活用している、インターネットのサービスを複数回答で聞いたところ、ホームページが97%で最も多く、次いで、フェイスブックが69%、ブログが63%、ツイッターが48%、動画サイトが30%などとなっています。
そのうえで、選挙運動で特に力を入れたいものを聞いたところ、最も多かったのは、フェイスブックで29%、以下、ホームページの26%、ブログの10%と続き、ツイッターは6%にとどまりました。 次に、ネット選挙で最も期待する効果を尋ねたところ、「候補者や政党の政策や主張がより伝わりやすくなる」が75%を占め、「有権者の考えや意見がよりくみ取りやすくなる」は14%でした。 一方、最も負担になりそうなことについては、「情報発信に必要な時間の確保」が42%、「熟知する要員の確保」が34%、「活用するための資金・経費」が12%でした。 そして、活用のしかたしだいで自分の選挙結果に影響があると思うかどうか聞いたところ、「あると思う」が78%、「ないと思う」が15%でした。 さらに、ネット選挙の解禁で有権者の選挙や政治への関心が高まると思うかどうか聞いたところ、「高まると思う」が83%、「高まるとは思わない」が13%でした。こうした結果について、インターネットが選挙に与える影響を研究している、静岡大学情報学部の佐藤哲也准教授は「思ったよりツイッターの利用が少ないなという印象がある。ツイッターというのは、匿名で使う人が多く荒れやすい側面があるが、有権者とつながりやすいツールなので、もっと使われてもいいのではないか。インターネットは、有権者と政治家とのコミニュケーションを活性化するので、政治家にとっては必ずしものんびりしていられないところがあるが、そうした状況は、本来の民主主義の在り方として大変望ましいことだ」と話しています。 また、有権者に対しては、「日本の選挙運動と言うと、基本的には候補者自身が頑張る運動と考えられているが、一人一人の有権者が『自分はこう思うけど、どう思うか』と聞いたり、意見を確認したりすることも、大きな選挙運動だ。インターネットが使えるようになれば、友だちどうしで『この政策についてどう思うか』といったことを話し合ったり考えたりすることが期待される」と話しています。
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2013年06月27日
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