イチロー ローズ超え日米通算4257安打!マルチ安打で達成
◇ナ・リーグ マーリンズ3―6パドレス(2016年6月15日 サンディエゴ)
マーリンズ・イチロー外野手(42)は15日(日本時間16日)のパドレス戦に「1番・右翼」で先発出場し、初回に捕手への内野安打を放ち、日米通算4256安打として、ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録に並んだ。さらに9回には右翼線への二塁打を放って4257安打とし、新記録を達成した。
初回はパドレスの先発・ペルドモと対戦したイチローは、1ボールからの2球目を打つと、打球は捕手の前で弾み、捕手のノリスが一塁へ投げたものの、イチローはすでに塁に到達。イチローは捕手への内野安打で大記録に並び、観客、相手選手らからも拍手を贈られると照れくさそうな表情を浮かべた。その後プラード、イエリチも安打で続き、先制のホームを踏んだ。
3回の第2打席は投ゴロ、5回の第3打席は空振りの三振、7回の第4打席は投ゴロに倒れた。しかし9回には2死一塁でこの日5回目の打席に立ち右翼線の二塁打を放った。二塁に到達すると、ヘルメットを取って大歓声に応えていた。
イチローはオリックスに在籍の1992年から2000年までの9年間で951試合に出場し1278安打を記録。3年目の1994年にプロ野球で初めてシーズン200安打を超える210本を打ち、脚光を浴びた。パ・リーグで7年連続首位打者、5年連続最多安打など数々のタイトルを獲得した。
2001年に米大リーグのマリナーズに移籍。1年目から242安打を放ち、04年は262安打でシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新。10年連続シーズン200安打の金字塔も打ち立てた。ヤンキース、マリナーズでプレーし今季が16年目。この日の出場で2412試合目で2979安打目。日米通算3363試合目での到達となった。
また、大リーグ通算3000安打まであと21本にも迫った。
▼ 数日前、いや昨日までこのイチローの安打数記録はメジャー単体じゃないので参考記録だと考えていた。
抜いたと言われるピートローズ自身が発言しているように、日本のプロ野球はレベルが低いからメジャーと合算するのはダメだと。
自分もそうボヤーっと考えていた。
でも、ちょっと待って。
メジャー記録ではないのは理解できる。
イチローの記録は日本記録でもない、日本記録は張本氏の3085本だ。
じゃ、世界記録は?
基本的にプロ野球は1軍の公式戦での記録がカウントされる。
それは球団が変わっても年代が違っても同じように評価されるのだ。
プロ野球が存在する国自体は多くない。
米国、日本、韓国、台湾、メキシコ、プエルトリコ、キューバ、他にもあるだろうか。
米国のメジャーは確かにレベルが高い、しかし世界記録とは米国内でカウントされたものしか認めないというのは明らかに違う。
例えば、サッカー。
各国のプロリーグは栄枯盛衰がある。
だからと言って他国のリーグの記録を認めないとはならない。
米国メジャーの記録は単に米国内の記録だ。
世界記録となれば、各国のプロ1軍リーグの記録を洗いなおさなければいけないだろう。
断定できる。
イチローの安打数は世界新記録。
ピートローズの安打数は米国記録。
張本の安打数は日本記録。
ローズが言う実力レベルが違うと、しかし試合数は圧倒的にメジャーが多い。
もともと条件がそろっていない記録を比較するのだから、実数が力を持つのは当然だろう。
今後、メジャーが落ちぶれて日本のプロ野球が力的に上回れば、ピートローズが言うように、昔はメジャーの方が力があったと言えるだろうか?
結局は数字だと思う。
イチロー、世界記録達成、おめでとう。