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財政問題

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消費税10%再延期へ 安倍首相が方針固める 5月に正式表明

 安倍晋三首相が平成29年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを見送る方針を固めたことが27日、分かった。世界経済が減速・不安定化する中で再増税すれば国内の景気が冷え込み、政権が最重要課題に掲げるデフレ脱却が困難になるとの判断からだ。5月18日に発表予定の28年1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値などを見極めて最終判断し、同26、27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の前後に正式に表明するとみられる。
 首相は26年11月、消費税10%への増税を27年10月から29年4月に延期することを決めた上で衆院を解散した。今夏の参院選でも野党は再増税の是非の争点化を狙っており、首相はこの問題を早期に決着させる意図があったとみられる。

 首相も出席する「国際金融経済分析会合」で、ノーベル経済学賞受賞者から再増税の凍結を求める意見が相次いだことも判断の背景にある。首相は最近、周囲に「彼らが『延期した方がいい』と言っていることには重みがある」と語った。

 年明け以降、中国経済の失速や原油安の影響で円高、株安が進んだ。国内景気はGDPの6割を占める個人消費が低迷し、政府は今月23日発表の月例経済報告で5カ月ぶりに景気判断を下方修正した。こうしたこともあり、首相は税率10%への引き上げについて「経済が失速しては元も子もなくなる」と慎重な姿勢もにじませてきた。
 一方、10%引き上げと同時に導入される軽減税率制度では税率が8%と10%の2つになり、仕入れた商品を税率ごとに区分けし税額を計算する必要がある。多くの中小・零細企業では、来年4月までに準備作業が間に合わない見通しだ。一定期間の増税延期で、飲食料品を扱う小売業者や外食産業などの事業者の混乱を最小限にする狙いもある。

▼ 消費税はもう10%にする必要はない。
日本はもはや重税で国民が苦しむ税金地獄なのだ。

こんな記事があった

重税国家TOP10

■10位:オーストリア
オーストリアは中央ヨーロッパにある内陸国で、人口は850万人以上。ヨーロッパの大国の間に位置する連邦共和国です。
1人あたりのGDPが44,475ドルと高い生活基準を有する国であり、世界でもっとも豊かな国のひとつ。しかし税率は25%と、世界でもトップクラスの高さです。
■9位:ベルギー
ベルギーは1,100万人以上の人口を持つ西ヨーロッパの主権国家。連邦立憲君主国家であるこの国は、世界でもっとも高税率な先進国のひとつです。
法人税で33.99%、連邦税は55%、地方税は9%。そしてこれらを含む所得税は最大で64%、さらに給与税が37.84%で消費税は21%と、非常に高税率となっているのです。
ベルギーはここ数年でめざましく成長し、産業部門を含むすべての部門で大規模な発展がみられます。
■8位:オランダ
西ヨーロッパに位置するオランダは、オランダ王国の主要構成国として考えられています。人口密度の高いこの国は、食品と農産物において世界で2番目に大きい輸出国であり、選出議会を初めて持った国でもあります。
国民の幸福度が世界第4位のオランダは、法人税25%、最大所得税52%、消費税21%(ただし生鮮食品は6%)と、世界でもっとも税金が高い国でもあります。
■7位:デンマーク
ペニンシュラやユトランドなどを含む443個もの半島と、さらにその他の群島から構成され、560万人以上の人口を有するデンマーク。
教育、健康、繁栄、生活水準、人間開発などのすべての分野において成長している先進国のひとつですが、非常に税金が高い国でもあります。
法人税23.5%、最小所得税46.03%、給与税8%に売上税25%、さらに最大所得税は61.03%と高い税率になっています。
■6位:スウェーデン
北欧スウェーデンは、スカンジナビア半島の3国のうちのひとつ。人口は970万人近くに及び、EUのなかで3番目に大きい国です。近年、世界的に見ても税金が高く、法人税22%、最大所得税59.7%、給与税32.42%、そして売上税は25%。
1人あたりの国民所得は、世界で第8位。生活と教育において高い水準を保っており、さらに平等と繁栄を両立しています。
■5位:アイルランド
アイルランドはイギリス領の北アイルランドを縁取るように位置する北西ヨーロッパの主権国家。1人当たりのGDPが1年間で48,787ドルという高い水準から、世界でもっとも豊かな国のひとつとして格づけされています。
法人税12.5%、最大所得税40%、サービス税9%〜13.5%、消費税23%、そして給与税は0%〜11%と、厳しい税制を導入していることでも有名。
なお、アイルランドの一連の自由主義経済政策は、急速に経済成長を支えました。
■4位:フィンランド
フィンランド共和国は北ヨーロッパに位置するスカンジナビア諸国のひとつで、人口はおよそ550万人と、ヨーロッパ連合で8番目に大きい国でありながら人口密度が低い国でもあります。
税率は法人税が20%、最小所得税7.71%に最大所得税61.96%、給与税は平均で20.64%、また14%の消費税と10%の宿泊税を含む売上税は24%となっています。
1人当たりの国民所得が高い国でもあるフィンランドは、世界でもトップクラスの人間開発指数を誇り、もっとも発展した先進諸国のなかにランク入りしています。
■3位:イギリス
イギリスは欧州本土の北西海岸を区分しているヨーロッパの主権国家で、人口は6400万人以上、世界で22番目の人口密度を有する国です。その実り多い経済政策に伴う名目GDPで、世界でトップ5の経済大国でもあります。
法人税40%、給与税15.3%〜3.8%、売上税0%〜11.725%がかかりながら、連邦税と地方税を含む最大所得税は55.9%と、世界トップクラスに税金が高い国に名を連ねています。
■2位:日本
東アジア諸国のひとつで太平洋に位置し、技術大国としても知られる日本。名目GDPで世界第3位の経済大国であり、輸出国としては第5位、国家ブランド指数においては世界1位を誇ります。
法人税は38.01%、最小所得税15%、最大所得税50%、給与税は25.63%で消費税は8%と世界で税率がもっとも高い国のひとつです。
■1位:アルバ
アルバは西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に位置する島で、オランダ王国の構成国です。
法人税28%、最小所得税7%、売上げ税は総売上高の1.5%がかかりながら最大所得税58.95%という税率です。生活水準はカリブ海地域のなかでも最高で、観光客の1番の旅行先となっています。
(文/スケルトンワークス)
 
【参考】

▼ これを見ておかしいと感じる人は多いだろう。
日本(1位のアルバ)以外は北欧の高福祉国家だ。これらの国も最近は福祉システムが財政危機で継続が危ぶまれているが、日本はどこにそんなに税金を投入しているのだろうか?

今の日本の財政問題を考えるときは、税金の確保を考えるよりも税金の使い道を精査した方が根本問題へたどり着くと思うj。

高齢化が進み福祉関連支出が年間1兆円かかるというが本当にそうだろうか?
最近、兄弟と話すことがあって、彼の勤めている役所では管理職のなりてがいなくて大変だそう。理由は25年ほど前のバブル崩壊時期に採用を極端に絞ったからだという、何万人もの職場に対して数人。つまり45歳前後の人材がいないらしい。
それはそれで分かるけれど、民間ではそこまで極端な採用カットはしなかった。勤めていた従業員も給与カットはあったし退職勧告もあった。
つまり既存の従業員(公務員)を守るために組織をいびつにしていたのだ。
 公務員組織を守るということは労働組合にとって当たり前のことなのだが、余りにそのことだけに成果を重視すると世の中が苦しくなってしまう。

増税より支出の見直しをしなければ何もならない。
日本の国民は政府に支出をセーブする政策を求めた方が良い。

今の日本、生活するのに金がかかりすぎるんだよ。




年金の先貰い

 
年金の先貰いはどうよ、自分の周りでは話題なのだが。
 
▼ 現在、国民年金の支払い年齢は65歳だ。自分の周りではその支給を前倒ししてもらおうという考えが出てきて実際にかなりの人たちが社会保険庁に申し出に行っている。
 その人たちに聞くと保険庁では年金計算を個人的に試算してくれて、先行して支払いを受けることと満期になって受けることの金銭的ボーダーラインは77歳であるとのこと。60歳の人にとって77歳は結構先だな。そして77歳になった時点で年金の減額がどれほどになるのだろうか。国民年金は7万何千円なのだから、77歳以降の年金が最大で2万円減ったところで困るだろうか?生活していけなければ土地建物の売却か生活保護、まさかその歳になって資産を食い潰さず年金だけで暮らすなんて考えていないだろう。
 
 日本は財政破綻の危機を綱渡りで渡っている、それをさせないリスクは「南海トラフ大震災」と「福島原発」の二つ以上がある。この二つは今後50年以内に必ず清算をしなければならない、出来ないのなら破綻だ。
 日本政府を信用して隆勢を謳歌した団塊の世代以上なら流れに身を任せればよい。今までも良い思いをさせてもらったのだから。問題はその世代より下の世代だ。はっきり行って今までの年金制度は破綻する。「大震災と福島原発」のマイナス要因が現状に覆いかぶさるからだ。
 
 日本が財政破綻するかしないかという議論で必ず出てくるのは「日本の国債の9割が日本国内で保有されている」という言葉だ。これは破綻しても日本国民が痛手を負うという安全弁があるから「海外からすれば安全だ」と言うに過ぎない。つまり日本人の自己責任であるから海外はかまわないということだ。
 
▼ 日本が財政破綻するということは国民が破綻することではない。日本は多重構造になっていて、政府が破綻する前に地方自治体が破綻する。地方自治体が破綻するということは 地方自治のサービスが破綻する。
つまり公務員の給与が支払われず、道路は整備されず街路樹の伐採はされない。ゴミ収集は週一。公務員はストをするので市バス、学校はストップ。年金制度は破綻するが表立って表明しない、ただ単に年金積み立てが上がり馬鹿なサラリーマンは源泉差し引かれ、それでも支給年齢が80歳とかになっちゃう。このパターンがすぐそこに見える。
 
▼ 日本がこれですべて駄目になってしまうかというとそうでもない。だが大激震があることは間違いない。円相場とリンクしているだけの生活では守れない。日本の国民がすべてリスクヘッジをしていれば大災害や福島第一の問題も緩和できる。
 
 福島第一はこの2年間の方針では解決しない、綺麗ごとではなく泥を被る(世界中から非難される)覚悟でなければ収束しないだろう。
 簡単に言えば高濃度汚染水などは特殊ドラム缶に密封し日本海溝に投棄することだろう。
 
 この7問題に関して「世界中の世論がどうの」という話題が出るだろうが、大事なことは「国民の生活が一番」
 日本国民のため「泣いて馬謖を斬る」ことが大事だと思う。

デトロイト財政破綻

米デトロイト財政破綻「市は崩壊」
7月19日 12時0分

 
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アメリカの自動車産業を象徴する大都市、中西部のデトロイト市が資金繰りに行き詰まり、18日、アメリカの自治体としては史上最大規模の財政破綻に陥りました。
景気の回復と自動車産業の復活が鮮明となるなかで起きた、かつて繁栄した大都市の破綻はアメリカ社会に大きな衝撃を与えています。
アメリカ中西部に位置するデトロイトは、アメリカ最大手の自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズが本社を構えるなど、アメリカの自動車産業を象徴する大都市として知られています。
しかし、地元の経済を支えてきた自動車産業が長期にわたって衰退し、治安も悪化したことから人口の流出が続き、デトロイト市は税収が大きく落ち込んで慢性的な財政難に陥っていました。
こうした状況を受けてデトロイト市当局は18日、自力での財政再建を断念して、裁判所に連邦破産法9条の適用を申請しました。
負債総額は180億ドル(日本円にして1兆8000億円)を超え、アメリカの自治体の財政破綻としては史上最大となります。
デトロイト市から財政支援の要請を受けていたミシガン州のスナイダー知事は、「財政に持続可能性はなく治安の悪化にも歯止めがかからない現状を踏まえると、デトロイト市は崩壊していると言える。困難でつらい決断だが再生のためにはこの選択肢しかなかった」と述べました。
デトロイト市は今後、裁判所の管理下での再建を目指すことになりますが、金融機関からの借り入れや退職した市の職員の医療や年金に充てる費用などの削減について調整を進めるものとみられます。
景気の回復と自動車産業の復活が鮮明になるなかで起きた大都市の財政破綻は、アメリカ社会に大きな衝撃を与えています。

GM「事業や業績への影響なし」

デトロイト市の財政破綻について、デトロイトに本社を構えるアメリカ最大手の自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズは、「日々の事業や業績への影響は全くないと考えている。こうした日が来ることを誰も望んでいなかったが、この日がデトロイト市の再生に向けた新たな出発になると信じている。デトロイト市の再生には犠牲が伴うことをすべての当事者に理解してほしい。自動車産業が堅調であることは再生につながると考えており、GMは、これに貢献している」という声明を出しました。

ホワイトハウス「大統領は事態を注視」

デトロイト市が慢性的な財政難で資金繰りに行き詰まり、連邦破産法9条の適用を裁判所に申請したことについてホワイトハウスは18日、「オバマ大統領は、この事態を注視している。われわれはデトロイト市が再建し、アメリカの大都市の1つとしての地位を維持できるよう協力していく」とする声明を発表しました。

過去最大の財政破綻

アメリカではこれまでに600以上の自治体が連邦破産法9条の適用を申請し、財政破綻しています。
このうちおととし11月には南部アラバマ州にある人口70万人のジェファーソン郡が、下水道処理施設の改修工事費が大幅に膨らみ、日本円で4100億円余りの負債を抱えて財政破綻しました。
また去年6月、西部カリフォルニア州にある人口30万人のストックトン市が、リーマンショックのあと、住宅市場の低迷などで税収が大幅に減ったため、日本円でおよそ550億円の負債を抱え財政破綻しました。
今回のデトロイト市の破綻は、負債総額でこれらの財政破綻を大幅に上回り、過去最大となっています。
 
 
 
 
 
 
▼ 自治体が財政破綻に瀕すると公共投資が削減される。壊れた道路や街灯が修理できない、ゴミが収集されない、警察が来ない、救急車が来ない。
 米国のデトロイトが財政破綻したというニュースが入った。
デトロイトは自動車産業の街として有名だが、それは50〜60年も前の話だ。米国の3大自動車メーカー、GM、フォード、クライスラーが隆盛を極めていたのは第二次世界大戦を挟んだ50年である。
 
 
▼ ミシガン湖の水運と石炭、鉄鉱石、水資源をバックに製鉄業が発展したデトロイトは自動車生産の先鞭をつけた都市であった。ただしその場所が自動車産業に適していたかは分からない。
 
 
▼ デトロイトは人口が激減した都市だ、新しい人は入ってこず出て行くばかり。撤退戦を強いられて50年、この事態を見抜いて手を打たなければ生らなかったのかも。
 翻って日本はどうよ。もぐらたたきのように後追い行政になっているのではないか。
 
 将来の日本を見据えて抜本的改革をやらなければ同じことになるだろう。社会的弱者がどうのというが、このデトロイトになってしまったら本当の弱者は逃げ切れていない、口だけの弱者擁護層は逃げただろう。
 

ベビーブーム世代が遺す経済的な遺産が世代間闘争を招こうとしている。

 
新たな経済問題が地平線上に姿を現している。皺だらけの顔をした問題である。高齢化するベビーブーマーという膨れ上がった世代を消化しようとする苦労は、経済成長を圧迫する恐れがある。この問題の特性と規模が明らかになるにつれて、世代間の対決は避けられなくなるかもしれない。
 

政治的、経済的に独自の重力を持つ世代

 
 第2次世界大戦が終わった後、先進国では出生数が急増した。ピークを迎えた年はそれぞれ異なったが、英国、ドイツ、日本は揃ってベビーブームに沸いた。
 最も顕著だったのが米国のベビーブームだ。1964年になると、戦後生まれの米国民が総人口の41%を占めるようになり、政治的、経済的に独自の重力を働かせられる規模の世代を形成した。
 こうしたベビーブーマーは恵まれた人生を送り、どの年齢だった時にも前の世代を易々と上回る所得を得てきた。この世代の重さそのものが人口ボーナスを生んだ。働く女性の急増に補強される形で労働力の供給が増加したのだ。
 社会の変化もベビーブーマーに有利に働いた。世帯が小さくなり、以前より稼ぎ手が増える一方で、子供が減ったからだ。また、ベビーブーマーは、折しも教育に対する見返りが劇的に高まっていた時に、米国の各世代でも指折りの高度教育を受けた世代という特性も享受した。
 

一度限りの恩恵

 
 しかし、これらの恩恵は一度きりのものだった。ベビーブーマーの定年退職は、かつての労働力急増の流れを反転させることになり、若い世代は働く女性の増加から恩恵を得ることはない。
 教育水準を引き上げる余地はあるが、資質に恵まれない生徒の成績を向上させることは、戦後がそうだったように、大学の学位取得を優秀な生徒にとって標準にするよりも難しく、見返りが小さい。要するに、ベビーブーマーの所得の伸びは、いくつもの一度限りの恩恵に依存していたわけだ。
 また若い労働者は、ベビーブーマーを豊かにしたような、数十年続く資産価格の上昇を期待することはできない。
一部略
 

規模の力で政策を有利に

 
 それ以上に心配なのは、ベビーブーマーはその世代の規模を利用して、自分たちに有利な政策を実現できるように見えることだ。
 各国政府は1980年代に、後れを取る自国経済を活性化するため税率を引き下げたが、それは折しもベビーブーマーが最も所得の多い年齢層に差し掛かる時期だった。
 中央値に当たる米国世帯では、所得税と給与税を含めた連邦税の平均税率が、1981年の18%超から2011年の11%強に低下した。
 しかし、賢明な税制改革の結果、ベビーブーマーが自分たちのために投票し続けた寛大な給付金(保険の掛け金が不十分な処方薬給付など)を賄う税収が減った。
 財政赤字は爆発的に増加した。フンボルト州立大学の経済学者エリック・エシュカー氏は、1945年に生まれた米国人は全員、純額ベースで国から220万ドル近くの資金移転を受け取れると考えている。その前のどの世代よりも多い額だ。
一部略
 

ベビーブーマーが遺す莫大なツケ

 
 2010年に65歳だった米国民は全体で、納税額よりも3330億ドル多い給付金を受け取る可能性がある(図参照)。
 これは、25歳だった人たちが将来に残すと見られる債務額の17倍に上る。
 悲しいかな、計算上は、この難題から抜け出す方法は2つか3つしかない。急速な成長は役に立つだろう。しかしベビーブーマーが残す負債は、労働力の伸びの鈍化という障害を一段と大きくする。
 ハーバード大学の経済学者のカーメン・ラインハート、ケネス・ロゴフ両氏は、GDP(国内総生産)比90%を超す公的債務は、平均成長率を1%以上低下させる可能性があると試算している。
 その一方で、米国ではベビーブーマーの時代に公共投資が減少した。GDP比の年間インフラ投資額は、1960年代初頭には3%以上だったのに対し、2007年は1%程度まで低下した。
 もう1つの選択肢は緊縮財政だが、必要となる財政再建の規模は大きい。IMFは、米国の財政不均衡を是正するためには、すべての移転支出を35%削減し、すべての税金を35%引き上げる必要があると試算している。軋みが生じている政治システムにとっては、飲み込むには大きすぎる薬だ。
 

65歳以上の有権者の比率がまだまだ上昇する米国

 
 エシュカー氏が行った別の調査によると、財政の不均衡は、65歳以上の人口の割合の上昇および党派的な行き詰まりに伴って拡大するという。有権者全体に占める65歳以上の人口の割合が現在の17%から2030年には26%に上昇する見込みの米国にとって、これは厄介なニュースだ。
 こうなると、残るのは3つ目の可能性だ。インフレである。
 戦後のインフレは米国のGDP比の公的債務残高を35%引き下げる一助になった。今以上の物価上昇は、別の理由でも有益かもしれない。ロゴフ氏は、5%の物価上昇が数年間続いていたら、家計の債務をもっと早く減らす助けになったと考えている。
 米連邦準備理事会(FRB)の政策決定委員会のメンバー2人を含む他のエコノミストは今、金利がほぼゼロである以上、FRBは回復のスピードを上げるためにインフレ率の上昇を容認すべきだと主張している。
 

世代間闘争は不可避

 
 世代間の隔たりは、この計画を受け入れ難いものにしている。若い労働者は一般に債務者であり、実質金利を引き下げるインフレの恩恵を受ける。一方で、貯蓄を多く持つ中高年は、同じ理由からインフレを嫌っているからだ。
 セントルイス地区連銀が最近発表した論文は、国の高齢化が進むにつれ、インフレに対する耐性が低下することを示している。論文の執筆者たちは、中央銀行はある程度の世代間の再分配を達成するためにインフレを利用できるという理論を立てている。
 しかし、FRBに景気拡張的な金融政策の打ち切りを求める圧力はかなり強く、共和党を筆頭に、次第にベビーブーマーの優先事項に突き動かされるようになっている。
 ベビーブーマーの政治力は恐るべきものだ。しかし、遅かれ早かれ、計算から逃がれられなくなる日が訪れる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36218
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この国の社会を継続させるためには、
政策を団塊世代の価値感から
転換させねばならない。
 
▼ 昨日、仲間内でバーベキューパーティがあった。20歳代から60歳代まで30人弱が集まっていたのだが、やっぱり団塊の世代が多く若い人が少ないという社会のを写したような年齢構成であった。
 この自分をも含め長い間団塊の世代の価値観をマスコミを中心に植えつけられてきたと思う。「戦後民主主義」、「経済成長」など当たり前のように考えられてきた価値感はただ単に一時期の現象を永遠に続くものと勘違いしてきたのではないだろうか。
 今の若い世代は成長という事柄を信じていない、世代間の価値観は明らかに違っている。戦後のべビーブーマーだけが労働とその対価を不適正に享受し、またその人口が突出して大きいだけそれに続く世代はツケを払わされる。本来は団塊世代のツケは団塊世代が支払うべきものなのだ。
 
やはりインフレ政策しかないのだろうか。
 東京・銀座の中央通り。ある老舗の和装小物店が1月末に閉鎖した。根強い固定客も多く、海外出張に出る商社マンが東京みやげを買っていくのでも有名だ。閉鎖の理由は明らかでないが、一説には「相続が原因」とも噂されている。

 相続税には歴史がある。かつては最高税率が70%で、「3代で財産がなくなる」といわれたものだ。地価が暴騰したバブル時には、相続税を支払うために自宅を売る“悲劇”が話題になった。こうした事態を防ごうと、政府は優遇策を拡充、最高税率も50%まで引き下げられた。
 
 だが、バブル崩壊後、地価が下落したにもかかわらず、非課税枠などの優遇策などはそのままだったことから、今度は“持たざる者”からの格差批判、不公正さへの非難が、逆に強まってきていた。

 折からの財政不安、少子高齢化…。そこへ政権交代を経て、「消費税増税」というテーマが浮上。11年度の税制改正をもって、相続増税も取り上げられたというわけである。この背景には、逆進性を問われ、“庶民イジメ”と叩かれる消費増税への批判を少しでもかわすため、高所得者を対象にした相続税増税によって、「資産の再分配機能を回復し、格差の固定化を防止する」(『社会保障・税一体改革大綱』より)という、政府の思惑がある。

 野田佳彦・現内閣になり、半年前の12年度の税制改正では、消費増税とともに、相続税増税は所得税増税などとともに、一体改革法案に盛り込まれた。
 
 先の民主・自民・公明3党の修正合意では、消費税増税のみが合意され、相続税増税は年末の13年度税制改正へと先送りされたものの、増税という大きな方向性は変わらない。「税制改革の工程表」によれば、14年4月(消費税率の8%へのアップ)、15年10月(同10%へのアップ)と、15年1月(相続増税)は、完全に一体化されたスケジュールなのだ。

課税対象が拡大

 では実際に、相続税増税の内容はいかなるものなのか。

 仮に年末の税制改正で、相続増税が正式に決定すれば、実施は2015年1月1日からの相続が対象になる。ポイントは3つだ。

 (1)基礎控除の縮小、(2)最高税率の引き上げ、(3)死亡保険金の非課税対象の縮小、である
 
もっとも大きいのが、(1)の基礎控除(非課税枠)の縮小だ。

 仮に今日、親が死亡し、相続発生となったら、基礎控除の金額は、「5000万円+(1000万円×法定相続人数)」である。これが改正された後では、「3000万円+(600万円×法定相続人数)」まで、大きく減らされる。

 例を挙げよう。相続財産は預貯金と自宅の計5000万円で、被相続人を父、相続人を母・兄・弟の3人とする。現行では、5000万円+(1000万円×3人)=8000万円までが基礎控除となり、税金はかからない。つまり遺産が5000万円であれば、十分に非課税の枠に収まる。  

 しかし15年1月1日からは異なる。改正後は、非課税枠が3000万円+(600万円×3人)=4800万円まで減額される。同じ遺産5000万円でも、課税範囲に入ってしまうのだ。

 実際に納付する税額は、相続財産5000万円−基礎控除4800万円=200万円から、配偶者特例による非課税枠(100万円)を差し引いた100万円に、税率10%をかけた計10万円になる(母はゼロ・兄5万円・弟5万円)。

 「兄弟でたった10万円」と言われそうだが、ゼロから課税対象になる意味は、決して小さくない。

税率もアップする

 また税率の引き上げも見逃せない。改正されれば、相続税の税率の刻みは、6段階から8段階へと細分化。最高税率(6億円超)は50%から55%に引き上げられる。前述のように、相続財産5000万円だったら、ゼロ→10万円の税負担で済むが、これが相続財産10億円の場合、相続税は、現行の1億6550万円から、改正後は1億7810万円へ、何と1260万円もアップする。

 さらに死亡保険金の非課税対象も、従来は、「非課税金額500万円×法定相続人数」だったが、改正されたら、今度は対象が、相続人のうち、「被相続人(父)と生計を一にしていた者」に限られる。つまり“親と同居”が非課税の条件だ。親が70〜80代で亡くなる頃、40〜50代の子が自分の持ち家に住み、親と別居していたら、もう認められなくなるのだ

 ちなみに贈与税も最高税率は50%から55%にアップする。相続税の負担軽減を狙い、よく生前贈与の存在が言われるが、同じ贈与でも、毎年コツコツ贈る「暦年課税制度」と、一括で多額を贈る「相続時精算課税制度」がある。どちらがどう得なのかは、相続する金額、財産の種類、相続人(親)の健康状態など、各人のケースによって異なる。

 ちなみに相続税の課税割合(課税件数/死亡者数)は、全国平均で現在4%。ある税理士法人の試算によれば、15年に相続増税が実施された場合、東京都では、この数値が24%まで高まるという。ざっと4人に1人の割合だ。もはや相続対策はカネ持ちだけの話ではない。
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/15d1a37eaaa9dcfe15f58119ae4db2c5/page/1/
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▼ 誰でも考えることは同じ。取れるところから取る。
 ところで自分の親は特養に入っているが同居じゃないな。父親は妹家族と居るが死亡保険金は分けろと言うが分けられるのか?
 

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