公務員の給与は2割削減しても民間以上 <<事実>>の錨▼ ujiinさんのブログ記事は優秀なんだけれど、論文調の書き込みになっており、尚且つ長文なので要約してみました。今北産業とは行きませんが。
① ボーナスを含まない標準給与月額(いわゆる月給)の比較
民間(厚生年金) 国家公務員( 国共済) 地方公務員( 地共済)
¥312,258 ¥413,158 ¥447,103 男 ¥356,597 ¥428,405 ¥457,705 女 ¥ 229,030 ¥352,617 ¥429,040 この数字で国家公務員が地方公務員より低いのは自衛隊が入っているためと思われる。ボーナスを含まない月給でもはやこの格差。国は男性で1.2倍、女性で1,5倍、地方はより格差が大きくて男性で1,28倍、女性で1,87倍である。
② つぎにボーナスを含めた年収を12で割った数字の比較
◆2007年度 1人当たり標準報酬額 総報酬ベース・月額
民間(厚生年金) 国家公務員( 国共済) 地方公務員( 地共済)
¥372,460 ¥546,141 ¥594,926 男 ¥429,661 ¥568,649 ¥613,640 女 ¥265,352 ¥456,628 ¥563,064 ◇2007年度 1人当たり年間賞与額推定値では、
民間平均ボーナス ¥722,424
国家公務員 ¥1,595,796
地方公務員 ¥1,773,876
民間の倍以上支給されているのかよ! ③ 民間給与には非正規が入っているため低いという反論は無意味。
民間正規雇用(社員規模10人以上)と比較しても国は年収ベースで1,25倍、地方は1.36倍である。詳しくは実際の記事に数字がある。
07年の国共済被保険者数は1058千人、地共済被保険者数は2992千人。
よって、(天下り等を除外した)国家・地方公務員の総数は、07年で4050千人。 またその給与(年収)総額は、 「国共済」約6兆9338億円
「地共済」約21兆3602億円
=約28兆2940億円、となります。
④ 民間の給与は下がり続けており年収400万以下の人が60%に及ぶ、民間は上下格差があり平均としてその数字になっている。 年収300万以下の人が42%、300万〜400万が18%と低いところに山がある。
⑤ 退職金もでかい
◆2007年度 国家公務員(常勤職員)の退職金
退職者 46412人 平均 10854千円 総額 503755848千円 (5037.56億円) ◆2007年調査における地方公務員(一般職関係)の退職金
退職者 172014人 平均 14791.30千円 総額 2544309932千円 (2兆5443.10億円) なんと一年間の合計で3兆円を越える金額を支出している。 ⑥ 退職金は国家公務員が自衛隊を含んでいるので低くなっているが、地方公務員の退職金は大企業の生存競争を勝ち抜き出世したエリートと同じ金額が保証されてしまっている。
引用
――つまり、公務員は国家でも地方でも、「従業員1000人以上の大企業で20人以上勤め上げて来ることの出来た優秀かつ幸運なエリート管理職」ぐらいの退職金が用意されているのを当然としている、ということのようです。
組織の規模や人材の経歴等から見て妥当だ、といったご意見もあるかとは思うのですが、民間では普通これだけの借金を拵えたら退職金どころの話ではなく、倒産必至。ですので私には公務員の退職金水準はやはり、極めて不当に高額としか考えられません。 ⑦ 公務員の給与と退職金だけで年間31兆3400億円が必要になっている。
年収2割り削減(給与ではない)すると5兆6500億円が浮く。ボーナスを全廃すると7兆円が浮く(これでも民間給与より年収は高い)、消費税増税で言うと約3%分である。公務員の給与を維持するために消費税の増税をする構図だが、民主党も共産党も絶対に言わない。
⑧ 原文
地方だけで見ると07年には、税収の6割もが公務員の年収と退職金に費やされていた、という計算になってしまいました。
阿久根市が嗤えません……( ̄へ ̄; 国と地方を合わせると3分の1の比率となっていますが、自分の納めている税金の3分の1が公務員の年収と退職金に回される、と考えた際、果たしてどれだけの民間人が納得できるでしょうか? しかもこれは、あくまでリーマンショック以前の、07年における試算です。同上書同表によれば、09年の税収は国税47兆8155億円、地方税36兆7601億円まで下がっています。 やはり、少なくとも財政再建が果たされるぐらいまでは、ボーナス(賞与)と退職金の全廃、程度の「痛み」に公務員の方々にも耐えて頂かなくては、国がもちません。 ▼ どうでしょう。大阪知事の橋元さんが「大阪府の公務員総人件費のうち給与が占める部分は50%、後の50%は訳がわからない手当てになっている」と発言していました。また「役所が出す平均給与という物には、年齢の高い役職が入っていない」と言ったのを記憶している。狭い範囲の数字でごまかしているが、日本の国は公務員の人件費で財政破綻しそうな状態になっています。
法律で決められているから変えられないという論調は認められない。
国民が困窮しても法律で公務員は優雅な暮らしをし家を2軒持ち、退職後は趣味の海外旅行三昧、それは法律で決まっているというのか?
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また、福岡県に本社を置く大きな企業には、九州電力(約1万2600人)、JR九州(約8600人)などがありますが、50人未満の中小の企業の割合が多いことに変わりはありません。
地方の小規模の自治体に行くと、50人以上の会社の割合はどんどん少なくなりますので、ますます自治体職員と民間企業の給与の差が開きます。
「ブログ市長 VS 議会」の対立で有名な阿久根市のように、市民の年収の平均が200万円未満なのに、阿久根市役所の職員の平均年収が700万円を超えるようなことになります(阿久根市は職員給与の詳細を発表していますので、関心のある方はどうぞ)。
自治体職員の給与はいつまで「大企業並み」なのか
そして、自治体の職員が景気に関心を払わないもう1つの理由があります。政府の収入は、法人税や所得税など景気の変動に直結する税金が中心となっていますが、市町村の収入は、景気の動向にあまり左右されない性格の税金が中心となっている、ということです。
市町村の主な収入は「固定資産税」と「住民税」、そして国からの「地方交付税」と「補助金」です。
まず、固定資産税はあまり変動しない仕組みになっています。地価が下がっていたり、建物が古くなっていたりするのに、固定資産税がなかなか下がらないことに疑問を持っていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、例えば建物への固定資産税は、マンションが空き部屋だらけになったり、建築年数がかなり経ったとしても、評価額がほとんど変化しない仕組みになっているのです。
また、国からの地方交付税交付金は、政治的配慮もあり、急激に減るようなことのない仕組みになっています。
このように仕組みとして、自治体職員が景気の変動や民間の給料の動きに「鈍感」になるようになっているのです。ですから、景気対策などにしても、どうしても動きが遅くなります。
市町村合併を繰り返した結果、地方自治体の規模は大きくなりました。しかし、職員数が増えたからといって、社員の多い大企業にならって公務員の給料を決めてよいものかどうか。
社員数が少ない会社の給与を、公務員の給与にも反映させる時期が来ているのではないでしょうか。
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▼ 先日鹿児島の片田舎阿久根市で市長選が行われた、あの公務員給与をブログで公開した市長が敗れた、実際彼の行政手法はかなり強引で阿久根市民は大差でNOを突きつけるのかと思いきや非常な僅差(それも期日前投票が有権者の30%)という結果であった。つまり市民はこの市長選に関して意思を示したわけだが、竹原市長が落選したというより、約半数の有権者があの竹原市長に投票したということが重要だと思う。
竹原前市長に投票した人たちは、方法は強引でも議会改革や公務員の給与問題を解決してほしいと意思表示したわけだ。
逆に反対票を投じた人たちは、公務員の給与や議会問題はこのままでよいとは考えていないだろう、市長のやり方に問題を見たのだ。
つまり議会や公務員改革は誰もが要望する問題で、約半数はとりあえず改革してくれ方法は問わないと思っているとするのは言いすぎだろうか。




