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出版社 / 著者からの内容紹介
ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。

内容(「MARC」データベースより)
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊坂 幸太郎
1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年、『オーデュポンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、作家デビュー。2003年、『重力ピエロ』が直木賞候補となる。2004年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、本書収録の『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。若い世代を中心に今もっとも熱い支持をあつめる作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


目次

死神の精度
死神と藤田
吹雪に死神
恋愛で死神
旅路に死神
死神対老女


#######################################



短編集ですが、全てのお話に「千葉」という人間界に仕事しにきてる死神が出てきます。

各話どれもとてもよく出来てて短編なのに「何か足りない」と感じさせないうまい作りです。

そして、全短編を読んだ後にちょっとした発見もあって面白いです。



何かと出てくる死神のルールに矛盾点があるように僕は感じざるを得ない

ような気がしないでもないのですが、

そもそも死神の存在自体がフィクションなわけですからそう目くじらを立てて

あれこれが理不尽だというのは辞めておこうと思いながら読みました。

変にあれこれ考えなかったおかげで素直に物語を楽しみ読み終えた時満足感で一杯でした。



冒頭で話したとおり、どれも甲乙つけがたいのですが、順位付けすると、

〇狄世汎E
∋狄逝佻圭
N愛で死神
た畧磴忙狄
セ狄世寮催
ξ肱を死神

です。



「死神と藤田」は藤田の任侠っぷりがかっこよくて、子分の阿久津の藤田に対する憧れも麗しいです。

そしてフェードアウトするような幕の閉じ方がすごく良かったので1位にしました。


「死神対老女」はちょっとうるっときました。お年寄りの話に弱いので。

本短編集で唯一うるっときた作品です。納得のラストです。


「恋愛で死神」は憧れます。こんな気のあうカップルだったら幸せになれるだろうなぁって。

でも恋愛に死神を割り込ませるというなかなかイメージのつかない設定が面白かったです。


「吹雪に死神」は唯一はっきりとしたミステリ作品です。雪山で館です^^

ジョーカー的な存在である死神という登場人物がいたらどうもミステリも滑稽ですね。


「死神の精度」は表題作だけあってこの死神「千葉」のお話の序章であり取扱説明書的な位置づけです。

素直に書いてる事を受け入れ、この話に書いてる事を記憶に残しておくと後で色々と楽しいです。


「旅路を死神」はちょっと死神が仕事の対象に対して優しすぎたんじゃないかなぁって思いました。

やたら世話を焼くんでちょっと他の「千葉」とイメージが違う気がしたし、

結末も何か僕はパッとしないと思ったので最下位にしましたが、レベルの高い最下位ですよ。

閉じる コメント(14)

´△六笋眛唄兇任后 「死神の精度」は他の物語と繋がりがあるので別格ですね。伊坂さんは新作が出たらすぐに買う数少ない作家さんのひとりです。トラバさせていただきますね♪

2006/8/8(火) 午後 6:07 メロディ

伊坂さんの作品はどれもレベルが高いし、短編一つ一つも見劣りしない好編ぞろいなんですよね〜。

2006/8/8(火) 午後 8:45 よも

これ、好きです。音楽が好きな死神、いいじゃないですか〜。ラストの天気による締めくくりもいい。千葉は「魔王」にもちょこっとだけ出て来ますね。こちらは好きな話ではないけど、そこの部分だけはにやりとしました。

2006/8/8(火) 午後 10:00 べる

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これ、良かったですよね。好きなお話、気まぐれさんと結構近いかもしれない。。

2006/8/9(水) 午後 11:24 ゆきあや

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>メロディーさん絵、僕は伊坂先生の噂はかねがね聞いてたんですが、初めて読んだんですけど素晴らしいですね☆ 設定が面白い!陽気なギャングが読みたいです^^

2006/8/14(月) 午前 1:11 気まぐれ

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>よもさん絵、この短編は短編でありながら短編でない、ベンベン♪(←三味線^^)

2006/8/14(月) 午前 1:12 気まぐれ

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>べるさん絵、「魔王」は僕も読む気満点です^^ 千葉がちょいとでも出てくるとなれば楽しみで仕方ありません^^

2006/8/14(月) 午前 1:13 気まぐれ

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>ゆきあやさん絵、ハードボイルドってのが僕には新鮮で^^ 藤田しぶい^^

2006/8/14(月) 午前 1:14 気まぐれ

これは面白かったです^^単なる短編と思いきや、ちゃんと繋がりがあるところがすごいですよね!こういうの好きだな〜^^

2007/12/12(水) 午前 11:17 れおぽん

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>れおぽんさん絵、こういう短編でつながりあがるのって雑誌で掲載時に読むより単行本にまとまってから読むほうが味がありますよねぇ☆

2007/12/15(土) 午後 11:19 気まぐれ

読了しました^^v本書は、凄く完成度の高い作品でしたね。びっくりしましたよ。
個人的に一番好きな作品は、「恋愛で死神」でした。一番の外れは「旅路を死神」だったんですが、だれかのブログで「重力ピエロ」の「春」が出てくると言ってましたが……トラバさせてくださいね。

2008/1/29(火) 午前 9:00 たけたけ

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>taketakeさん絵、そうなんですかー!春ってあの弟の!?それは何かもう一回読みたくなってきましたよ。。。
文庫も出てるし買おうかなぁ。。。^^

2008/3/2(日) 午後 0:39 気まぐれ

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この間文庫で読みました。
「恋愛で死神」が好きかな〜。
伊坂風の言い回しも少しおとなしめで、僕としてはかなりGOODな1冊でしたっ!

2008/5/23(金) 午後 11:38 お気楽とんぼ

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>とんぼさん絵、まだ出てないと思いますが映画になったDVDのもみたいんですよねぇ〜^^

2008/5/31(土) 午前 10:12 気まぐれ

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