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事業仕分け・・菅氏一人で結論付けるな
スパコン「凍結」せず…菅戦略相、仕分け見直し
菅副総理・国家戦略相は22日、政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)の「事業仕分け」で「事実上の凍結」とされた次世代スーパーコンピューター(スパコン)開発予算について、判定を見直す考えを表明した。
研究者などから批判が相次いでいたことを受け、判断した。政府は今後、スパコン事業の継続に支障がないよう、スパコン開発予算(2010年度予算概算要求で約268億円)を確保する方向で調整を進める見通しだ。
科学技術担当を兼務している菅氏は22日のNHK番組で、スパコン開発予算について「事業仕分けは、政策判断をしているわけではない。当然(判定を)見直すことになる」と述べた。また「行政刷新会議の本体は、首相も私も入っている。最後は政治家が判断する」と語り、予算の削減が必要だと判定されたスパコン以外の科学技術予算についても、政治判断で判定の見直しを検討する考えを示した。
(11月22日 読売新聞)
という報道がありました。
まだ、行政刷新会議も開催されていないのに、すでに結論有りきの発言、何とも興ざめします。
スパコン開発、これは、当然、民間との連携が必要ですね。では、民間からの負担金はいくらになるのか、問いたいところです。
また、海外との協賛という方法も有りかと思うところです。ちなみに、今回の事業仕分けは、運営方法を再度、検討せよという名目で、”凍結”がなされたと聞きます。それを、すぐに撤回したのでは、現場の改善刺激にはなりませんね。
次に、”日本科学未来館”が、毎年、24億円も赤字を垂れ流しているとは驚きです。1月だと、2億円の赤字ということですね。こんなの単なる展示館の赤字にしては、常識はずれの金額です。毎年24億円も赤字を垂れ流しておきながら、来場者数は90万人、毎年、増加の傾向にあると威張るのは、とても、見当違いの話に写ります。来場者90万人ならば、わが町の物産館だって、そのくらいの数はこなしているところです。
”科学は、将来的に大事”と言いながら、この来場者の中から、何人の人が、日本の最先端科学の人材を輩出するでしょう。ロケット工学のロシアのツゥオルコフスキーは、鉛筆のキャップとノートで、ロケットの基本原理を解明し、あのニュートンは、林檎の木だけで、万有引力の法則を発見していますね。そんな大そうな施設を作らずとも、要は、その人の姿勢だと思うところです。
単に、毛利衛氏というビッグネームが出たくらいで、テレビもビビり、すぐに”科学が大事”とは、笑止な話です。人間は、最先端の科学が無くても、一日に3合のご飯と、少々の野菜があれば、生きていけるのです。
最後に、GXロケットについても、ビジネス上必要という名目をもう少し、熱心に説明すべきだったかと思うところです。しかし、この開発も、上記と同じで、地球を大事に使い、永遠に地球と共存する意思があるのならば、不要な開発だと思うところです。
とにかく、ちょっとメディアに突付かれたくらいで、まだ、刷新会議も始まってもいないのに、親分がオタオタとするのは、誠にみっともない有り様に写ります。お役所の科学の分野も、”ぬるま湯”から出る時かと思うところです。
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