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県は、商業施設や公的施設などの障害者用駐車スペースを適正に使ってもらうため、31日から利用証制度を導入する。一定程度の障害がある人や、妊娠中の女性など歩行が困難な人に利用証「ハートフルパス」を発行し、専用スペースを使う時には利用証を車に掲示してもらう。同様の制度は佐賀、長崎県などが導入しており、熊本は全国で5県目。
障害者用駐車スペースは、路面に車いすマークなどを表示しているが、健常者が駐車して障害者が利用できない場合が多い。県が昨年7月、ホームセンターや金融機関など約1500の施設で実施した調査(回収率55%)では、不適正な利用が「よく見られる」「時々見られる」という回答が、平日で計59%、休日で計46%あった。 県は、誰もが住みやすいまちづくりを目指すユニバーサルデザイン(UD)の推進を掲げており、適正利用方法を検討。他県の取り組みなどを参考に、改めて障害者用駐車スペースであることを明示する標識を設置するとともに、パスを発行することにした。 県独自の新しい標識には「この場所を必要としている人がいます」などと書かれ、パスの色は近隣の佐賀、長崎県と足並みを揃え、緑色を採用した。制度スタートを前に民間施設約1500カ所、公共施設約300カ所に新しい標識の設置を要請した。 パスは横14センチ、縦27センチで、駐車時に車内のルームミラーに掛ける。パスを受けられるのは身体障害者のほか、知的障害や精神障害で歩行が困難な人、要介護1以上の高齢者、特定疾患医療の受給者。妊娠している人や一時的なけがで車いすなどを使っている場合などは、1年未満の期限付きパス(オレンジ色)が発行される。 パスの申請には身体障害者手帳や診断書が必要。県福祉のまちづくり室電話096・333・2202や各地域振興局で受け付ける。【笠井光俊】
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