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           アニメ映画・・「河童のクゥと夏休み」

 2007年 日本 138分
 監督 原恵一  原作 木暮正夫  脚本 原恵一
 声の出演 西田尚美 冨沢風斗 田中直樹(ココリコ)ゴリ(ガレッジセール)

 夏休み前のある日、小学生の上原康一は大きな石を拾います。

 家に持ち帰って水で洗うと、中から何と河童の子供が出現!!

 江戸時代の大地震で、何百年もの間、地中に閉じ込められていたのでした。

 康一は、幼い妹と両親の4人家族。最初は、ビックリした家族も、次第に打ち解けて、クゥと名づけて、世間に秘密にして、一緒に暮らすことにします。

 しばらくは、同じ食卓を囲み、相撲を取るなど、楽しく、平穏な暮らしが続いたのですが、クゥも、このまま、この家に住み続けるわけにもいかないと、クゥの仲間探しをすることになります。

 しかし、江戸時代と現代とでは、全てが様変わりしています。空き地は至る所、ビルが立ち並び、人間で溢れています。

 雑誌から、遠野市に河童出現の記事を見つけて、人に見つからないように遠野市に出かけるのですが、そこは、地域振興の名の下に、観光化された土地でした。

 そして、気落ちするクゥの身に、更なる不幸が訪れます。

 それは、河童のクゥの話を聞きつけた週刊誌がクゥの写真を撮り、週刊誌に掲載してしまったのです。伝説の河童の存在が現実のものとなり、世間は大騒ぎ、康一一家にも、沢山の人が押し寄せます。

 果たして、クゥは安住の地を見つけることができるのでしょうか?

 水彩画のような、ほのぼのとした映像タッチが良いですね。

 また、クゥの純粋さに胸が痛くなり、康一の揺れる少年期の心情が懐かしさを引き出します。

 そして、人間とは、何と身勝手なものかと、改めて感じさせる映画でありました。

 来年は、如何に生きようか。そうですね、この映画を観て、外見や、風評やメディアに踊らされず、自分で確認したもの、直感的に感じたものを信じて生きてみたいものだと思いました。
 
 恐らく、この映画が、今年観る最後の映画になると思いますが、最後に良い映画に当たったなと感謝したいところです。


 稚拙な当ブログにご訪問頂いた皆様、今年一年、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 気が向かれましたら、来年もお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

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