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http://book.shinchosha.co.jp/crest/590018-8.html
先日、ふらっと本屋さんに入って手にした1冊。
ミステリーって、
あまり読まないのだけれど、
「現代ドイツ文学」って、
なかなか接する機会が無い。
購入動機はそんな程度だった。
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作者はフンボルト大学の憲法教授。
州憲法裁判所の判事。
この作品で、ドイツの文学賞もとったらしい。
日本の憲法研究者の友人曰く、
「東大の憲法教授で、最高裁判事で、ベストセラー作家。
そんな嫌味な奴、嫌い!
読みたくない!」
そんな友人に私は半ば強引にこの本を読んでもらった。
どうしても読んで欲しくて。
譲れなかった。
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私は、法律を学ぶということは、
「人間が生きる」ってことについて考えることだと思っていた。
大学の友人と話していても、
そんな考えがユートピアだったんだ、
って寂しくなることばかりだったけど。
高校の生物の先生は、
「稲の根」の研究をしていたらしい。
その先生はいつも言っていた。
「学ぶってことは、すべて人間について考えることなんです」
「稲の根」ですよ。。。
さえない先生でした。
高校生の女の子には、ウザイおっさんでしかなかった。
苗字が「○○ぶ」だったもので、
もちろんあだ名はブゥ〜関連でした。
私は大好きだったんだけど。
とても優しい目をしていました。
時々悲しそうでした。
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「朗読者」は、私にとって、
ずっと大切にしたい作品の一つになりました。
出会うべくして出会った作品。
私の大切な人にとっても、
この作品が大切な存在の一つでありますように。
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私も読んでみたくなりました。
2006/6/8(木) 午後 7:47 [ - ]
ドイツ文学はケストナーがやっとです。^^;学ぶ事は全て人間から逃れられません。稲の根の研究なんて、羨ましいですね!法律は正義の味方ではなく国の秩序を保つためのものだと知ってショックを覚えた経験があります。でも、皆が納得するものでなければ秩序は保たれない。血の通うものにするのは現場の人間だと思うのです。だから、応援しています・・・。
2006/6/8(木) 午後 10:50
時々自分を見失いそうになる事があります。研究者にありがちなことかもしれません。でも「学ぶってことは、すべて人間について考えることなんです」というその言葉、心に響きました。自分を見つめ直すためにも、ぜひ手にとって読んでみたいと思います。
2006/6/9(金) 午前 7:30 [ MY@Kober ]