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Luisada2

昨日のコンサート、
とてもとても幸せでした☆



プログラムのスタートは、
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 作品13「悲愴」。

私は、ベートーヴェンが苦手。
ドラマチックなストーリーについていけなくなる。

この曲は、今年の初夏にクリスチャン・ツイマーマンの
リサイタルでも聴いたけど、途中で眠ってしまった。。。

だって、高音と低音とが寄り添ったり、反発したり、
夫婦喧嘩をしているようにしか思えないのだ。

先日、ピアノ・トリオを聴いたときにも、
ベートーヴェンだけ眠ってしまった前科がある。。。

ということで、ルイサダにがっかりするのではないかと、
心の隅で、心配になっていた。

でも、
そんな不安は、最初の一音でふっとんだ。

ルイサダは、演奏中もとても表情豊かで、
体の動きを目で追ううちに、
すっと音の世界にも入っていけた。

その後のショパンのソナタ3番は、
ちょっと意識が遠のいてしまったけれど。。。



しっとりソナタに続いて、休憩を挟んだ後半は、
[invitation to the dance]

ということで、
チャイコフスキー・グラナドス・ウェーバー・バルトーク・プーランク・ショパン
のマズルカやワルツを気持ちよく聴かせてくれた。

プログラムに書いてあるから、
こんなに多くの作曲家の曲をやっていたんだとわかるけど、
素人の私には、
本当に全部演奏していたのかすらよくわからない。

だって、
各小品をほとんど間髪入れずに弾きつなげてしまう。
違う作曲家の作品を、次から次へと、
前の曲の雰囲気を壊さないままに。

チャイコフスキーが終わったところで、
拍手が起こった。
ちょっと休憩するだろうと思ったのだ。

ルイサダはにっこりと微笑んで、
  休んでなんかいられません。
  まだまだ踊り続けましょう!
と言うかのように、低音でリズムを続けた。

ルイサダの笑顔につられるように、
聴衆からもかすかな笑い声がこぼれた。
ふわっとダンスの世界に戻っていった。

軽やかなマズルカから、華やかなワルツへ。
最後に、聴きなじみのあるショパンで終わるところが、
なんともこころにくいほどのサービス精神かな?



アンコール曲がなんと3曲。
2曲目にはショパンのスケルツォ第2番まで弾いてくれた。
(曲名間違っていたらすみません。恥ずかしいですね。)

この曲は、CDで聴く限り、
ミケランジェリの演奏の方が好きだったのだけど、
生で聴いて、印象が一変した。

私の持っているプレイヤーでは、
低音のあの重厚な響きが出ていないのだろう。
結果的に、高音の感動も薄れてしまう。

鳴り止まない拍手に応え、3曲目を弾いてくれた。
何という曲なのか、わからないのが残念。
あとで調べてみよう。

  今日は楽しい時間だったね。
  でも、もうお別れ。
  さみしいけれど、きっと忘れないよ。
  いつかまた会える日まで。
  さようなら。

そんなルイサダの声が聞こえてくるようだった。

それでも鳴り止まない拍手に、
優しい笑顔で答え続けたルイサダは、
優しくピアノの鍵盤蓋を閉じた。

そして茶目っ気たっぷりに両手を耳の下に当てて、
おやすみなさいのポーズ。

会場から笑い声。
そして会場が明るくなった。

******************************

今回のコンサートは、市からの補助金が出ていたようで、
3500円という低料金。
小学生から70代の高齢者まで、本当に幅広い人が足を運んでいた。

500人規模のホールでルイサダの演奏が聴けるのはかなり贅沢。

演奏後にはサイン会までしてくれた。
200人は並んでいたと思う。

CDは全部持っていたので、プログラムを購入。
握手もしてもらっちゃった♪

私は最後の方だったけど、
会場を出たのは10時過ぎ。

ルイサダって本当にタフだなぁ〜。

難しいこといわずに、
なんだかとっても笑顔になれる。
こんなクラシック・コンサートは初めてだった。

閉じる コメント(6)

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小学生の頃、母と一緒に行ったクラシックのコンサートではほとんど寝てしまいました。退屈だから眠くなるのではなくて、何と言うか誘導された感じ(^^)大人になってまだクラッシクのコンサートに行っていないので、勉強してまた行ってみたいなって思います。

2006/11/2(木) 午前 9:52 [ ama**risu*ire ]

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音楽を聴きながら眠るのって気持ち良いです。ハイになっていく音楽と、穏やかになっていく音楽と、ありますよね。10日にルイサダは長崎にも行くみたいですよ。

2006/11/2(木) 午後 0:04 [ 泣き虫姫 ]

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心軽やかになる曲とうっとり静明になる曲とありますね。クラシックの演奏家にとって眠られてなんぼ、の部分もあるようですよ。^^ルイサダのCD欲しくなりました。(^^ゞ

2006/11/2(木) 午後 8:58 たかきたかあき

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演奏家は眠られてもショックを受けないんですね。それは安心しました。ルイサダのベートーヴェンが今月の「いい夫婦の日」に発売です♪

2006/11/2(木) 午後 11:51 [ 泣き虫姫 ]

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私はクラシックを嫌いではないのですが、コンサートに行くとやはり寝てしまうケースが多いんです。それと個人的な意見ですが、演奏家の意識が私達とは随分違う様な気がするんです。ルイサダという方を恥ずかしいのですが私は全然知らなかったのですが、xxthemxxさんのブログを読ませて頂くと彼は私達と意識が近い様な気がします。是非彼のCDを購入して聞いてみたいです。しかし、xxthemxxさんは映像から音楽色々知識がひろいですね。私の知らない人ばかりです(恥)・・・。

2006/11/3(金) 午後 0:59 [ touchup1954 ]

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touchuo1954さま♪私のクラシックに対するイメージも同じです。ルイサダに出会わなければ、クラシックのコンサートには決して足を運ばなかっただろう、って思います。。。知識はまったく広くないんです。へそ曲がりなもので、マイナーな方へ、マイナーな方へ、と進んでしまうだけで(苦笑)。

2006/11/4(土) 午前 11:04 [ 泣き虫姫 ]


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