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NHK−BS2で録画しておいたのを観た。

私が物心付いたときには、
大島渚は、映画監督だということを忘れられ、
ただのコメンテーター(失礼?)
になっていたように思う。

「日本でもこんな映画が撮れるのかと感動した」
などと、どこかで誰かが絶賛していたので、
一度は見たいと思っていた。

*****************

さて、結論から言うと、
私はこの映画が好きではない。

「イージーライダー」は好きだけれど、
「青春残酷物語」は嫌い。

村上龍「限りなく透明に近いブルー」
が苦手なのと同じ感覚であろうと思う。

ちょっと違うかな。。。

村上龍は、
小説でしか表せないものを表現している、
という意味では、
とてもすごい小説だと思う。
読者が多いのも分る。
でも、苦手。
という感じ。

星野智幸の新作は、
どんなに痛くても読みたい、
と思ってしまうのだけれど、
村上龍は、
あえて触れたくない痛み。

(最近は、とても読みやすくなっているので、
 また別だけれど。)

****************

「青春残酷物語」は、
なんだか言葉ばかりが先走っていて、
頭でっかちで、
表現手段として映画を使う理由が分らなかった。

理屈ばっかりで、現実が伴っていない、ってことを、
映画全体で体現しようとしていたのだろうか。

村上龍が、掃き溜めのような世界を、
掃き溜めのような情景で描き出したように。
掃き溜めを見てしまった嫌悪感を、
そのまま体験できるように意図して、
小説世界を完成させたように。

よくわからない。

****************

ヌーヴェルヴァーグといわれても、
ゴダールを数本見たことがあるだけで、
よく分らない。

けど、
アンナ・カリーナもジュリエット・ビノシュも
イザベラ・ユペールも好きだった。
なんだかよく分らない中に、
凛とした美しさを感じた。
それだけで十分だった。

ヌーベルバーグってなんだ?

***************

ふと、
ひたすらグロテスクなものを描いて、
現代アートだと言っている人たちのことを
思い出した。

クリムトやシーレの
タブーへの挑戦には、
新たな美しさを求める情熱を感じる。

ゴッホに漂う痛みには、
それでも美しくありたいという
願いを感じる。

芸術には美しさが必要だと感じる私は、
スッカリ古いということか。。。
20代なのに。。。(涙)

******************

衣装デザインは森英恵!
ホントにステキ◎
どうステキだったかなんて、
説明しようとしたら、
50行はかかるかな?

だからただ一言。

「あんなワンピースが着てみたい♪」

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泣き虫姫
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