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NHK−BS2で録画しておいたのを観た。
私が物心付いたときには、
大島渚は、映画監督だということを忘れられ、
ただのコメンテーター(失礼?)
になっていたように思う。
「日本でもこんな映画が撮れるのかと感動した」
などと、どこかで誰かが絶賛していたので、
一度は見たいと思っていた。
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さて、結論から言うと、
私はこの映画が好きではない。
「イージーライダー」は好きだけれど、
「青春残酷物語」は嫌い。
村上龍「限りなく透明に近いブルー」
が苦手なのと同じ感覚であろうと思う。
ちょっと違うかな。。。
村上龍は、
小説でしか表せないものを表現している、
という意味では、
とてもすごい小説だと思う。
読者が多いのも分る。
でも、苦手。
という感じ。
星野智幸の新作は、
どんなに痛くても読みたい、
と思ってしまうのだけれど、
村上龍は、
あえて触れたくない痛み。
(最近は、とても読みやすくなっているので、
また別だけれど。)
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「青春残酷物語」は、
なんだか言葉ばかりが先走っていて、
頭でっかちで、
表現手段として映画を使う理由が分らなかった。
理屈ばっかりで、現実が伴っていない、ってことを、
映画全体で体現しようとしていたのだろうか。
村上龍が、掃き溜めのような世界を、
掃き溜めのような情景で描き出したように。
掃き溜めを見てしまった嫌悪感を、
そのまま体験できるように意図して、
小説世界を完成させたように。
よくわからない。
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ヌーヴェルヴァーグといわれても、
ゴダールを数本見たことがあるだけで、
よく分らない。
けど、
アンナ・カリーナもジュリエット・ビノシュも
イザベラ・ユペールも好きだった。
なんだかよく分らない中に、
凛とした美しさを感じた。
それだけで十分だった。
ヌーベルバーグってなんだ?
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ふと、
ひたすらグロテスクなものを描いて、
現代アートだと言っている人たちのことを
思い出した。
クリムトやシーレの
タブーへの挑戦には、
新たな美しさを求める情熱を感じる。
ゴッホに漂う痛みには、
それでも美しくありたいという
願いを感じる。
芸術には美しさが必要だと感じる私は、
スッカリ古いということか。。。
20代なのに。。。(涙)
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衣装デザインは森英恵!
ホントにステキ◎
どうステキだったかなんて、
説明しようとしたら、
50行はかかるかな?
だからただ一言。
「あんなワンピースが着てみたい♪」
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