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私のルコントのイメージは、
「難しい愛」を描く人。
奇異なまでの相手への想いは、
自分の内の闇の深さの表れ。
映画を見終えた後は、
甘美な憂鬱に浸るのが常だった。
http://www.wisepolicy.com/mon_meilleur_ami/
「ぼくの大切な友達」は、
いい意味で期待を裏切ってくれた。
物語は、コミカルにテンポ良く進む。
Bunkamuraを訪れた上品なマダムたちが、
思わず笑いをこぼすほど。
フランス映画にありがちな、
伝わるべき人に伝われば良い!
と言うのとは違って、
観る人に優しい映画。
それはきっと、テーマが友情だったから。
友情の核心は、相手を思い遣ること。
どんなときでも、ただ遣り続けること。
そこが、
相手への想いが、何時の間にやら、
自分の存在へと揺り戻ってくる恋愛との違いな気がした。
完全に成立した愛情は、
友情に重なるのかもしれない。。。
この映画、はっきり言って、
独り占めにしたい程好きなのだけれど、
やっぱり、誰かと分かち合いたい。
本当に残念なことに、
上映映画館は少ないけれど、
チャンスがあったら、逃さないでくださいね。
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