|
原題:my Darling Clementain
監督:ジョン・フォード
出演:ワイアット・アープ ヘンリー・フォンダ
チワワ リンダ・ダーネル
ドク・ホリディ ヴィクター・マチュア
クレメンタイン キャシー・ダウンズ (登場順)
わたしの中では、この作品の主演はドク・ホリディ。
ビリーだと告げた瞬間にキャシーが撃たれた。
追撃して一矢を報いたバージルも不用意に深入りして殺害された。
手術を急がないとチワワは危ない。軍医を呼ぶには五時間はかかる。
やむを得ずドクの手で執刀され手術は終わるものの、その後に容体が悪化して、懸命な治療も空しくチワワは息絶えた・・・
アープ「チワワは?」
ドク「死んだよ」 ドク「いつ やる」
アープ「日の出だ」
こうして夜明け前の暗がりの中で、
ワイアット・アープと、ドク・ホリディは
共通の敵に立ち向かう。
立てこもるクラントン一家は四人。
保安官側はドクの加勢を得て6人。牧場を包囲する。 こうして開拓史に残る決闘が始まる・・・
決闘自体は西部開拓史に残る史実〈OKコラルの決闘〉ではあるものの、
映画初期まだ存命してロスに移り住んでいたワィアット・アープ本人による供述が基になって、のちに詩情ゆたかに描かれた脚本。 日本でも赤穂事件を脚色して忠臣蔵になったように、史実〈OKコラルの決闘〉も脚色されてジョン・フォード監督による〈愛しのクレメンタイン〉になったものと解釈できる。
幾つか映画化されて、ドク・ホリディが銃撃戦で悲劇の死を迎えるように脚色されているが、史実では、ドク・ホリディは大腿打撲の負傷こそしたものの、撃たれてはいない。
ワイアット・アープ自身は元保安官で、兄モーガンが保安官になる。この騒動の時アープ組は、保安官の仲裁案を拒否して、アープ組4人vsクラントン組5人による路上の銃撃戦となる。 クラントン組こそ死者3人、逃亡2人で壊滅するものの、アープ組はドク・ホリディを含む負傷三人が全員生存している。 西部劇では無頼漢のボスとして描かれるクラントン父親は、Wikipediaによると、史実ではOKコラルの決闘には不参加となっている。この決闘の二ヶ月前、グワダルーペ・キャニオン(Guadalupe Canyon)において、メキシコ人による待ち伏せ攻撃を受けて射殺されたとの記述あり。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー




西部劇のベスト10に入るウエスタンです。
2019/8/30(金) 午前 8:36 [ スネーク・ハンド ]