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貴乃花と景子さんに捧げたい主題歌 美空ひばり / 柔
1965年レコード大賞受賞曲
作詞:関沢新一 作曲:古賀政男 勝つと思うな 思えば負けよ
負けてもともと この胸の
奥に生きてる柔の夢が 一生一度を 一生一度を
待っている 人は人なり のぞみもあるが
捨てて立つ瀬を越えもする
せめて今宵は人間らしく
恋の涙を 恋の涙を
噛みしめる 口で言うより 手の方が早い
馬鹿を相手の時じゃない
行くも住るも 座るも伏すも
柔ひとすじ 柔ひとすじ
世が明ける 1964年の東京五輪から正式種目と認められた柔道。 講道館創始者嘉納治五郎をモデルとする主人公矢野正五郎を描いたドラマ「柔」の主題歌。作詞は、作家で脚本家の関沢新一の手による。これに古賀政男が曲をつけたもの。武道家と関沢の交流で得たものが作詞に生きてるらしい。 この胸の奥に生きてる柔の夢、一生一度とは、いつの日にか柔道を世界に認めさせて国際競技種目にすることに一生を捧げる情熱を表現したもの。 その途上においては人々の無理解もあろうし、理不尽な横槍もあろうけれど一々相手にしてなるか、この先なにがあろうとも、儂は、ひたすら柔一筋に生きるぞ、といふ矢野正五郎こと嘉納治五郎の覚悟と私には読める。 そうすると、この詞そのものが、なにひとつ非がないどころか模範の行動を貫いたにもかかわらず、それでも相撲協会を追われた一代年寄貴乃花にかぶる。 貴乃花自身は(やれることはやった)と思うだろうし、弟子を人質にとられてるも同然ゆえに相撲協会とは法廷闘争もしない、新団体も立ち上げないつもりなのだろうし、それは尊重するしかないけれども、それでも柔道における嘉納治五郎の如く、常陸山、双葉山、初代若の花、大鵬、初代貴ノ花、北の湖から受け継いだ真剣勝負ガチンコ相撲の夢を諦めずに追い続けてほしいと願うものです。 一代年寄は孤独な闘いを貫いた。 ここで折れるわけにゃいかぬと男の意地を貫いた。 その意地が間違いとはいわない。けれどもその意地の陰で景子さんがこんな憔悴しきった顔になってしまったよ・・・ 文春記事を拝見した。ここまで頑張ってきて、こうして弟子も育ってきて、なんで残れない、なにがそこまで頑なになるの、と女将は思いをぶつけたはず。その回答が離婚なら、そこまで馬鹿じゃあるまいと言いたくなる。 この一年だけでも相撲協会が余りに非道すぎるゆえ、世間は、逃げない貴乃花、まっすぐな貴乃花を支持してきた。 だけど、ここまで内助の功に徹してくれてた女将を、それでも離縁となれば、こんどこそ世間は貴乃花を許さなくなる。 ただ救いはある。ひとは誰しも過ちを犯すもの。どんな理由であれ、この離婚は支持されない。もういちど冷静に戻る。 相撲協会の馬鹿連中には頭さげんでもよか。だけど景子さんにだけは頭をさげんといけない。それができたら母とも兄とも繋がるよ。 わが子も同然の弟子たちとの別れの時。 景子さんは「私の宝物」と表現した。 まだ闘いは終わったわけではないんよ。 いつの日にか景子さんの思いも報われる。
人生は思い通りにいかないものである。 ひとには、それぞれ願い事がある。叶えられる望みもあれば、どうにも叶えられない望みもある。ましてや相手があることならば。 然し多くの苦悩は己中の執着にあるのであり、それを捨てるならば新たな道を開ける。人生はその繰り返しぢゃないか。 |

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