ザ・タイガース 昭和の郷愁タイムトンネル

昭和ブラウン管グラフィティ満載。 保守本流による言いたい放題。道理主義の正論毒舌ご注意。

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 保守王国群馬の奇蹟

 衆院が解散した。政治と行政を私物化した末の大義なき総選挙だ。
 わたしの人生のなかでは重い身体障害のハンデを、しかし強引に克服する過程が過去の衆院選や市民運動にあった。奇蹟と形容される幾つかの体験は、いまだ消えぬ脚腰や背の痛みと引き換えではあるけれど、いま回想しても涙零れる。

 公立中学の教頭、校長を歴任している友人がいる。
 十九・二十歳
から読書仲間でもある。そのせいか私には折に触れて文壇デビューを奨めてくれていた。とても懐かしく思い出される友ではある。

 私は生まれた時は五体満足の健康優良児でした。他の同年代の子供よりも言葉の発達が驚異的に速かったとされている。歩き始めも予想を超えて速いために周囲の大人をハラハラさせたらしい。三歳半の生死を分ける大病以降、言葉を失い、殆ど会話できずに苦しんだ幼少期を苦悩しながら耐えて生きた。
 そうしたなかで若き日に冒頭に挙げた先輩とも出会え、私は励まされるまま、ここから静かに動き始めたのかも知れない。
少しづつながら会話能力は改善していった。それは遅咲きの再発達とでもいえばいいのだろうか・・・

 突然の転機。人生における革命。いまから十年ほど前に起きた。
 市町村合併の運動のなか誰に頼まれるともなく、獅子奮迅。いつ寝るのと不思議がられるほど昼夜を問わず神出鬼没のゲリラ活動を展開。のちに「田中角栄のどぶ板戦術を無意識に体現していた」と知らされる。
 このとき二年数か月ほどのあいだに計三回も骨折しながら松葉づえでビラを撒いて歩き、街角にも立ち続ける。はじめの数か月は孤独な戦いだった。
 もともと二十代から地方議会の裏方として依頼されるまま、政務調査を手伝い、そのノウハウは自然に蓄積されていたから、資料を集め、執筆から添削、輪転機の印刷・製本、すべて一人でやってきた。
 たった一人の行動は怪しまれる。軽々と叩かれる。まるで戦中の非国民みたいな扱われ、背中に罵声を浴びる。それでも愚直に続けるしかない。
 どんなに叩かれてもやめない。目的に邁進するうち誰も叩かなくなるどころか一転して確実に味方が増えてゆくといふ生きた体験を繰り返すことになる。

 
運動の序盤はメンバー揃わず、たった一人ながら首長や議会多数派を攪乱し圧倒していた。のちに「鬼気迫る」と形容されるほど死に物狂いで訴え続けるうちに参加者が次々に表れ始め、どうにか運動らしい体裁は整っていった。
 幾つも幾つも壁を壊していったことになる。こうして市の有志が集結して住民発議の団体を正式発足したとき、じつに七か月が経過していた。
 いうまでもなく役員全員が途中参加だった。
 わたしは役員不参加を頑固に貫きながらも実質は、相談役・事務局・会計・主筆・印刷編集・渉外・設営全般まで、オール干渉の地位にあった。

 途中参加の住民発議の代表が威張り始めると、身障の私は見下され自由な言論活動を封じられた。そのあいだに対立陣営に追いつかれて形勢は逆転された。
 右翼団体の数十人に包囲されて掴みあい殴り合いしながら一歩も退かず、私の面目躍如となった。このとき代表を含めた有志は危害を怖れて逃げ出した。
 ただ一人私だけは意地でも踏み止まり怒鳴られても脅されても般若の形相で怒鳴り返した。一夜明けると誰も私に指図できるものいなくなっていた。
 ここからは
経験と勘が代表の指図を拒否した。義経戦法の現代応用で戦い抜いた。他市の議員まで次々に巻き込めば再び攪乱戦術が冴えていった。

 こうして住民勝利の瞬間を迎えた。その夜を境に代表は表舞台から寂しく消えていった。それまでの私に対する仕打ちを有志の皆が見ていたことを知る。
 立ち塞がる敵は消えていた。次の新代表は私が指名し全員賛同して決まるほどになっていた。御輿に担がれて勘違いして威張る偉いさんよりも、私みたいになんの見返りも求めず、縁の下の力持ちのまま結果を出してきたことに意味がある。

 さらに衆院選では総裁候補にまでなった笹川堯は当時は政敵だったが、あわや落選寸前まで追い込み、次の戦いでは比例復活もできない落選で引退させるなど、保守王国群馬に二度も奇蹟を呼ぶ大殊勲と称えられた。他の追随を許さぬ圧倒的な献身、入院一回を含む骨折三回と後遺症といふ自己犠牲と引き換えに。 

赤城の山も今宵限り


名月赤城山


男心に男が惚れて 意気が溶けあう赤城山


澄んだ夜空のまんまる月に 浮世横笛誰が吹く



意地の筋金度胸のよさも いつか落ち目の三度笠

いわれまいぞえ やくざの果てと悟る草鞋に 散る落葉


渡る雁がね 乱れて啼いて 明日は何処の塒やら

心しみじみ吹く横笛に またも騒ぐか夜半の風


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 赤城の山も今夜限り、
可愛い子分のてめえ達とも 別れ別れになる門出だなぁ・・・ 



 その昔わが家の先祖は侍の家柄だったそうな。へえ。
 天下泰平の世でお役御免? 代々町火消の頭の家柄として気風の良さと口の悪さが背中合わせの上州べらんめえ一家ゆえ国定忠治の口調そのまま違和感なし。

 うちの親戚の逸話。ある時、落とし物して交番に届けたと
その口調の悪さ、態度の悪さに泥棒でもないのに警察官が怒っちゃったとか。
化粧も雑だし、わかる気がする( *´艸`)



2月26日 晴れ 東京マラソン日和 外気12℃ 室温20℃
昨日は胸・脇腹・背中の張りと痛み堪える一夜。
堪らず夕食を絶ち湯水を摂る。入浴の途中に痛み緩和。
ビオフェルミン、ヤクルト、生野菜、バナナを試み穏やかな朝を迎えた。

祖父にまつわる逸話

 祖父にまつわる逸話

 わたしが生まれたのは、まだ川上巨人の不滅のV9時代が始まる前夜であり、全盛期の長島に一本足打法開眼した王が並ぶ巨人と、村山・バッキ―の二枚看板を揃えた阪神が交互に優勝していた頃のこと。東京タワーが建ち、夢の新幹線やモノレールも開通し、世紀の祭典「東京五輪」で盛り上がっていた。

 祖父は昭和33年の春に亡くなっているから、わたしは祖父とは生きて関わることができなかったけれど、それでも生前の祖父を知る人たちに囲まれて育ってきたから、いろんな逸話を聞かされている。祖父は人情家であり、気短かで無類の強情っ張りとしても知られ、借金の無心に来る若い衆に、稼いだ銭を惜しまず分け与え、スッカラカンになっても「宵越しの銭は持たねえ」と痩せ我慢してたらしい。それで祖母と揉めていたらしい。

 わわわ・・・また始まったで^^; 売り言葉に買い言葉。
数軒先の近所にも聞こえるような夫婦喧嘩もまた名物らしかった。

 右翼団体の男どもに包囲されて威嚇されてさえ一歩も退かず、あべこべに痛烈な罵声を浴びせ返して挑発する強気加減は、どうみても、これ、祖父母の遺伝だと思うんだわ^^:


 そんな祖父は末期の胃がんで亡くなったわけですけど、臨終間際、それまでのモルヒネを打たずにおれないような激痛からも解放され、その表情は穏やかになったそうな。
 ただ、さっきまで見えていたのに突然視力が失われ、明暗を感じとれなくなり、それで「暗い、灯りを点けろ・・・」という言葉を残して静かに息を引き取ったといわれている。

 専門医によると、胃がん末期の転移先は脳だそうな。ということは最期に脳の機能が奪われ、痛覚・嗅覚・視覚などの感覚が失われていったということなのかな・・・

 残された家族には悲しみよりも「ああ、これで終わった・・・」という安堵の気持ちが先にあったそうで、それくらい病棟では凄惨をきわめたようです。あれから半世紀も経ってみると、医療も格段に進歩して、がんも克服されつつあるようです。

イメージ 1

 もうちょいだけ生きててほしかったな^^;
遺影の祖父は痩せ形だけど骨太なんだよね。

 ゆりちゃん、あんたがいちばんお祖父さんに気性が似てるよ・・・と、よくいわれる。お世辞もあるかもだけど、いちばん会いたい人は、だから祖父なんですよね。霊能者だとか霊媒師とかでもいい、恐山のイタコでもいいからさ、いちどでいいから祖父に会わせてくださいな。
報道によると群馬県桐生市の小学6年生の女の子が自殺した。

手編みが趣味の心優しい子だったそうです。
その手編みのマフラーで自宅で首を吊ったのだ。どんなに心を痛めていただろうか、お父さんお母さんもどんな思いをされているか、そのことで痛憤の思いが伝わる。この事件は小学校で起きた苛めを背景とする、とても痛ましい事件でした。

苛めていた子供たちは、まさか自殺までするとは思わなかったことだろう。軽い気持ちでネチネチ苛めていた子がいて、それを面白がって加わってた子もいたことだろうね。どちらも人を労わるとか思いやる心を欠いていたことは間違いない。
それにしても、そんなことで死なずに済んだハズでもある。
どんなにか辛い哀しい孤独な思いに苛まれて自殺を選んだのだろう・・・

桐生市は出身地だ。桐生・前橋・高崎というくらい馴染みの街。
そこには友人も親戚もいるから、いまでも時折は訪ねている。今回の事件は、旧勢多郡新里村。市町村合併で桐生市に編入した地域。
 この記事では、A子ちゃんのご冥福を祈りつつ、「
自殺」ではなく、人が生きるとか死ぬということについて
、すこし触れてみたい。

このお話の前説は「yuriの臨死と、祖母との別れ」です。

http://blogs.yahoo.co.jp/xyydx459/20488742.html



五体満足で生まれて一見して天真爛漫に育ってきたyuriは、3才半で大病を患い、奇蹟の生還を境に幾つかの身体障害を背負った。そのひとつが言語障害だった。

黙っていれば誰も気付かない。会話ができないので“おかしい”とわかる。
翌年の春から保育園に通い始めると苛めに遭う。徐々に快方にむかうどころか症状は悪化する一方だった。ある意味、凄絶な日々が始まったのだった・・・


※ この障害は今でも残っている。必死に生きるなかで或る程度までは克服できた。
   コミュニケーションの術も年齢とともに体得してきた。
  それは象の歩みとも亀の歩みともいえる気の遠くなる歳月をかけています。


悔しいけれど、これが現実だった。どうにもできないけれど、こう考えた。

人がどうこうじゃない、要は自分だ、自分が強くなければ。そして――
●誰よりも人の痛みがわかる人間にならなくちゃいけない。
いじめに遭ったなら、その辛さや屈辱を忘れちゃいけない。それは人間の尊厳を知るということなの。他者を労わるということなの。万人平等。最大の敬意を払うの。
●独りで
生まれてきた気になっちゃいけない。それは錯覚だ。独りで育ったような気になっちゃいけない。
●此の世に生まれたるは故あってのこと。最期まで人生まっとうしないといけない。

もちろん幾つもの壁にぶっかったし、数限りない挫折を繰り返した。
必死にもがいて乗り越えた。その必死の過程で、いつしか苛めは消えていった。
こうした信念はこの歳になっても、かわらない。

これまでの人生のなかでは死を考えたこともある。
淋しい心に陥ると自己否定につながる。いけない考えだ。辛い時は、草葉の陰で見守ってくれてる人たちのことを思ふといいかも知れない。
「わたしは十分生きた。孫のyuriはまだこれからだ。死なせてなるものか、yuriにとりついた死神は、あたしがあの世に連れて行く!」
・・・と、いい遺して死んでいった祖母のことを忘れちゃいけない、と。

だから死なずに済んだともいえる。

そうしたことがわからないでいるとき、人は容易に死神の餌食となる。
偉そうに励ますのじゃない。砂を噛むような思いをして幾つも壁を越えてきたからこそ、できる励ましもあるのではないでしょうか。


重い十字架を背負わされて歩んだ茨の道だった。とても言葉では言い表せないよ。
大粒の涙を零して泣いて帰った日もある。それでも生き抜いてきたの。
障害を差別して、yuriを苛めた子供たちは、いまは、いいお父さんお母さんになってるんだよ。それだけ成長したんだね。子供さんが健やかに育ってるみたいよ。
それでいいよ。yuriは過去を恨まないし、呪わないよ^^v

恨んだり呪ったりしないで、そのぶん他者を労わる自分になるの。
それが答えだよ。
だからといってyuriは自殺した子を責めたりはしない。残念だけど自殺を選択するまでの過程のどこかで、誰かが救ってあげてほしかった・・・ということ。
「生きる」ということ、「死ぬ」ということ、それを教えてあげて欲しかった
(T_T)


涙をポロポロ零し、鼻水を垂らし、顔をグシャグシャにし、泣きじゃくりながらも生き抜いたyuriと、亡くなられたA子ちゃん、そんなに違いはないように思うのです。
ひとは何かにすがって生きるものだし、それぞれに生きる拠り所があるものですよね。それを見失うとき死神が囁くのではないでしょうか。そのことを誰か教えてあげていたら・・・

どうぞ安らかに。A子ちゃんのご冥福を祈ります。合掌。



賛美歌312番 いつくしみ深き‥By Miku Hatsune (Vocaloid)


おばあちゃん、ありがとう。生まれてから病に伏すまで、ず〜っと子守してくれたね。
そして最期に家族や見舞いの親戚に言い残した言葉は、yuriへのおばあちゃんのメッセージと受け止めてるからね。そのこと生涯わすれないよ。


イメージ 1


 最愛の祖母を亡くして早40年は経っている。
でも祖母に限らず、先に亡くなられた人々のことは忘れないでいる。
いつも優しくしてくれて有難う。時には叱ってくれて有難う。辛いとき寂しいとき
“にんげん”であることを意識することで救われる私です。
 yuri自身の臨死と、祖母との別れ

お正月が過ぎた或る日のこと。いつものように国鉄のターミナル駅まで日課の散歩に連れ出される。駅舎のホーム側にツバメの巣がある。赤ちゃんツバメが啼いている。親ツバメが飛び交っている。その様子を眺めながら、なぜか「鳩ぽっぽ」を歌う。
幼馴染みのしんちゃん、きょっちゃん、ちーたんと電車ゴッコして遊ぶ。

そのあとも近所のお友だちと原っぱでキャッキャと騒いで遊んでいたyuriだった。

それが午後から急に元気がなくなり発熱した。
日曜日のため当番医に担ぎ込まれた。症状から「流行の扁桃腺だよ、心配ないよ、じきよくなるよ」という診断だった。注射と内服薬の処方で帰された。



内服薬を飲ませようとすると吐き出してしまった。湯水だけ飲ませても吐き出す・・・
激しい嘔吐を繰り返し、胃の内容物をすべて吐き尽くして血まで吐いた。
そのまま夕方、容体が急変した。呼べども叫べども意識がないので慌てて休診中の近隣の内科医に担ぎこまれた。ここで本当の病名が告げられた。


「yuriちゃんは扁桃腺なんかじゃないよ、これは自家中毒だよ!」



最善を尽くすものの意識は戻らない。
院長は「もう九分九厘、助からないだろう・・・、残念だがどうにもならん。いまのうちに会わせたい人がいるなら呼ぶように・・・」と、宣告した。


知らせを受けて隣市で開業している主治医がかけつけてくれた。
小児科の名医だった。さらに東大病院で最新の医学知識を学んで地元に戻ってきていた女医も招かれた。こうして三人の開業医が集まって対策を協議した。

ダメで元々でやってみる、あとはご本人の生命力だけだ、あらゆる手立てを尽くす、と心臓マッサージ、人工呼吸、大小36本とも40本とも形容された注射と点滴・・・
心拍停止、心臓マッサージの繰り返し・・・、ライトを照らしても瞳孔は開いたままだ。
これじゃ、どうにもならない・・・
わずか3才半で寿命が尽きようとしていたyuriだった。
童謡「しゃぼん玉」の歌詞にあるように、短く儚い人生で終わるのか・・・




このとき祖母は、長年の喘息と心臓を患い、病の床に臥していた。


yuriは絶対に死なせはしないよ。yuriにとりついてる死神は、あたしが必ず連れて行く・・・」と、家族や親戚に伝えている。その言葉の通りに祖母が亡くなった。
そして病棟では奇蹟が起きていた。
それまで3日3晩、意識のなかった
yuriが4日目に意識を戻したのである。

このふたつの話は、わが家と親戚縁者のあいだでは、いまだ語り草になっている。
其の後もyuriは幾度も身の危険に晒されてきた。
死んでも不思議のない幾度かの体験。必ず不思議な力が働く。その正体が一体なにかは表現できないけれど、なにかに護られてる気がする・・・




    
    
星の界(Hoshinoyo)


死後の世界というものがあるのかどうか、それはわからない。

確実に言えることは、その寿命の長短はあれ、
誰しも確実に死を迎えること。
けれども、臨終の間際に生前特に親しくしていた人
には、今生の別れに訪れるという話はよく耳にする。yuriも平成十九年にその感動の体験をしている。
それからというもの、盆・彼岸や命日には欠かさず墓参して白い菊花を供えている。

それはまた別の機会に。

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