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最近こんな記事を見かけた
元の記事はこれなのですが書いていることが間違っています

T-50が搭載するNIIP製イルビスレーダーおよびNPOサトゥルン製117Sエンジンは同機の主要サブシステムであり、Su-35にも搭載されている。またT-50とSu-35でアビオニクスの相当部分が共通だ

PAK FAのエンジンはSu-35と一緒ではありません。PAK FAはAL-41F1/117、Su-35はAL-41F1S/117Sです。これは2010年に初飛行した当初こそ言われていましたがしっかりエンジンを製造したサトゥルンから反論が出ています。


同日には...
【戦闘機T -50のエンジンは、ロシアにも世界にも同じ物が無い】
「サトゥルン」総務部長で統合エンジン製造会社(ODK)のPAK FAプログラム主任であるイリヤ・フョードロフ氏が
「これは最新のエンジンであり、複数のメディアや"専門家"が言っているようなSu-35と同型のパワープラントの改良型では有い。それは、スホーイカンパニーの為に、全ての条件を満たしております

と述べており、117Sでないことが分かります。

また、PAK FAのレーダーはPESAであるイルビスでなくAESAレーダーであるべルカです。

これが積んでいるベルカレーダー



そしてこれが今回積んでいることにされたイルビス

全然違いますね...PAK FA向けのベルカがレーダー面が斜めになってステルス性に配慮しているのに対してイルビスは一切配慮されていないうえ、可動式です..

アビオニクスにしてもPAKFAが人工知能システムを積んでいるのに対してSu-35は積んで居ません。これでアビオがほとんど共通といえるのでしょうか(笑)

これを載せたジェーンは最近もX-2とF-3の値を混同したとんでもスペックを乗せていたりとなにかとリサーチ不足が目立ちます..やめてほしいものです




ロシア軍の今までのデータリンク

ソ連・ロシア軍にもデータリンク自体はあり運用はされてきました。1980年代には重い航空機(爆撃機)向けのTKS-1、軽量(戦闘機など)向けのTKS-2通信装置が開発されていました。

TKS-2について搭載していたSu-27の例を挙げて言うと、その通信装置からデータリンクを介して、編隊内で情報共有ができました。また、指揮を行うSu-30を編隊に加えることにより全体で疑似的なAEWとして機能できました。

後にTKS-2は送信装置の交換による送信出力増加し、チャンネル数の増加、電波干渉抑制モードを追加、チャンネル数を増加、デジタル化、ソフトウェアの統合、機器の高集積化などの改良を行ったTKS-2Mとなりました。TKS-2Mでは信頼性が向上したほか、増加したチャネル容量の結果として、電子戦の状況でメッセージの配信時間を減少、機器のデジタル化&集積化で装置の重量は2.5倍減少しました。これは既存のTKS-2装備機のアップデートなどに用いられています。



イメージ 1


MiG-31の例ではRK-RLDNとよばれる防空指揮所とのデータリンク装置とAPD-518という編隊内データリンク装置を搭載し、後者はゲートウェイ的な機能を持ちMiG-31だけでなく、Su-27やMiG-25とも情報共有を可能としていました。



新世代データリンク

それでS-108(本国向けはS-107-1)という通信装置が開発されました。これはSu-27の最終発展型であるSu-35が採用しています。

ロステックはS-108について以下を実現したとしています。

電波干渉抑制モードを実装し、送信電力の向上により伝達範囲を拡大
・データチャンネル数の増加で送信時間を短縮
・ジャミング下でのメッセージの信頼性確保

データリンクの端末としては(ロステックが)JTIDSやMIDS端末に匹敵するとしているAT-Eを採用します。

S-108はUHFとHF帯域を使用し、通信速度は最低25Kbpsで通信距離は350-500kmとしています。通信速度では、依然リンク16の最低31.6Kbpsに届きませんがそれなりのレベルに届いています。


またこの端末は他のプロットフォームにも統合できここではKa-62向けのS-404という派生型があるとしています。2011年にはこの派生型の一つS-103がSu-34に統合されました


システムは、標準的な1つのハードウェア上に、複数の機能を統合するIMA(Integrated Modular Avionics/統合モジュラーアビオニクス)技術が採用されており、重量、スペース、消費電力、コストが削減されているとされます(IMAについてはここ参照)動作するソフトウェアモジュールには、組み込み型OSであるBaget 2.0(OS2000)の簡素型が用いられます。

通信速度は大幅に向上して34.3Mbps(比較としてTTNTが10Mbps)となり、リアルタイムに音声、ビデオ、データの共有が可能となりました。また、モジュラー式であることから多くのプラットフォームに搭載できロステックが挙げているだけでも以下のものが対応するとしています

・ヘリコプター Ka-50/52、Ka-62、Mi-28nm
・軍用輸送機 Il-76、IL-112、An-124、PAK TA
・戦闘機 PAK FA、MiG-31BM、Su-34
・長距離航空機 Tu-22M3M、Tu-160M、PAK DA
・無人偵察機

また、下の図には巡航ミサイルやAWACS、BMPなども挙がっていることからそれにも対応するのでしょう。新型戦車アルマータもネットワーク対応をうたっていますので対応するはずです。

これらの通信装置の開発・配備によりロシア軍のネットワーク化は大幅に推進されることでしょう

イメージ 2



これらのほかには、NKVS-27というものがあります。これは空対地用データリンクで管制センターなどを通じて対応機に伝達することで効率的な防空、要撃とストライクミッションを可能とするシステムでHF、VHF、UHF帯域を使用し1,000-1,500kmの範囲で音声通信などが可能。通信速度はHF帯で75、150、300、2,400bps、VHF/UHF帯で1,200、2,400、4,800、25,000bps

これはSu-27SKM, Su-30MK2, Su-35が対応しており、2008年頃より輸出が開始され、ベネズエラ、ベトナム、中国が導入しています。



AMRAAMの後継ミサイル

今回はアメリカ軍の主力ミサイルで世界でも使用されているミサイルAMRAAMの後継のお話。
現在、AMRAAMは最新型のAIM-120Dの開発が進められている段階ですが、その後継ミサイルについて検討が行われています。

それがJoint Dual-Role Air Dominance Missile (JDRADM、統合2用途制空ミサイル)です。NGM(Next-Genaration Missile、次世代ミサイル)ともよばれます。

これは、中射程AAMとしての機能はそのままにマルチモードシーカーとすることでHARMの後継としても使おうという野心的なプランです。

しかし、2012年には計画のキャンセルが決定、2013年の概算要求において開発資金の要求が削除され計画は頓挫しています。
しかし、一部筋によれば研究はつづけられているとされています。

レイセオン/ボーイング

レイセオン/ボーイングは2010年にDARPAと次期ミサイルの開発契約を結んでいました。

要求されたのは次のようなものでした

・マルチモードシーカーにより航空機、巡航ミサイル、SAMなどに対応
・F-22やF-35に内装できること
いうものです。

とくに3つの目標に対処することからTRIPLE TARGET TERMINATOR (T3)などと呼ばれているようです。
ラムジェット推進を採用したのは射程を延ばすためでしょう、特にHARMの後継をかねる本ミサイルにとって射程は重要です。近年ではS-300やS-400といった強力なSAMが登場しHARMじゃ射程が短すぎて相手をするのが難しくなってきています。そのためラムジェットを使うのは必然の流れといえるでしょう。
F-22やF-35に内装できるという点も重要なポイントです。現在あるHARMはウェポンベイに内装できず、外部パイロンに装備されることとなりせっかくのステルス性が失われてしまいます。本ミサイルによりARM内装が可能になればそのステルス性を生かし敵のレーダー網を察知されることなく破壊できます。

ロッキード

一方ロッキードは、国防省と手を組み独自のコンセプトで後継となるミサイルを開発しています。それがCudaです。


このCudaミサイルについては、アシナガバチ氏が記事を書いてます。
Lockheed Martin社がステルス機搭載用に謎のCudaミサイルを開発中」(アシナガバチの巣作り日記)


それによると
・全長は70インチ(1.78m)
・致死性が高く、コストが安い
・マルチモードシーカー
・超高G機動
・360°カバー
・多様な経空脅威(敵機や無人機)に対処可能
・F-22Aでは搭載量を2倍の12発に、F-35Aでは3倍の12発に
と見た感じではSDBの空対空/対レーダーミサイル版といえるでしょう。
しかし、このCuda、HARMやAMRAAMの後継とするには無理があります。
というのも
サイルのサイズから推測される推進薬量が、AMRAAMには及ばないからです。

これがAMRAAMとの比較図です。見てのとおり、全長は半分です。これでは必然的に搭載できる推進剤の容量が少なくなります。また、前方にサイドスラスターがあるためその容積分より少ないと思われます。
仮に燃料消費が少ない推進システムを開発したとてもさすがにこれは無理があると考えられます。仮に作っていたとしても射程は60km程度にとどまり、BVR戦闘ではは不利となります。これではステルス性を生かして一方的にたたくという戦術が生かせません。
ロッキードはこれをどう考えているのかはなぞですが、中途半端感は否めません。

おわりに

これらは前に記述したとおり、オバマ大統領の軍事費削減などのあおりを受け、頓挫しています。
なお、この計画は ""複数の兵器を統合して安い兵器を作ろう""という計画であります。
この例はF-35をはじめ開発が難航するのがオチ、事実TOW・マベリック・ヘルファイヤを統合したJAGMの開発は遅れていますし、これもどうなるかはわかりません。

F-15幻のFAST PACK・派生型

F-15は当初いろんなFASTパックを作ってマルチに活躍させようとする計画やF-15そのものの大規模発展型の計画がありました。
 
ほとんどは実現しませんでしたが、幻に終わった計画案の一覧を紹介します。

イメージ 1
偵察、ストライクアシスト、ECM、水メタノール噴射機構による推力補助、カードポッド機能
ガンポッド、バディポッド

スタンドオフストライク
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シーストライク
ハープーンを4本装備。
イメージ 3


RF-15 偵察型 
イメージ 4


精密誘導攻撃型
ペイブウェイを5本装備
イメージ 5


防衛鎮圧型
スパロー7本、サイドワインダー2本装備
イメージ 6


防空対艦仕様
なぞの対艦ミサイルを装備
イメージ 7

防空要撃仕様 
フェニックスを6本、サイドワインダーを2本装備
イメージ 8


幻のF-15艦載型のF-15N。
折りたたみ式の翼、AIM-54運用能力、着陸装置強化が盛り込まれていました。
イメージ 9
F-22の代替として提案されてたF-15のがさらなる強化型F-15XX
エンジンをF119またはF100の強化型としF-22の電子戦システムを搭載、翼を大型化して翼端にサイドワインダー用のランチャーを装備。若干のステルス対策などもされる予定でした。

イメージ 10


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