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「実験4号 後藤を待ちながら」 伊坂幸太郎 2008年 93頁 |
伊坂幸太郎
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「SOSの猿」 伊坂幸太郎 2009年 292頁
イタリア留学中に、悪魔祓いの手伝いをしていた二郎。
辺見のお姉さんに頼まれて、ひきこもりの眞人君に会いに行く。
二郎ほどでは全然ないのだけど、私も献血車の横に「血液が不足しています!」と書いてあるのを見ると、
無視できずに入っていってしまうタイプである。
学生時代、会社時代は新宿の献血ルームに何度も吸い寄せられた。
主婦になってから、最寄の図書館のあった、神社の入り口に献血車が止まっていることが多くて、よく献血した。
引っ越して、家からもほとんど出かけないため、ここ数年は全く献血のSOSを聞いていない。
でも、今でもどこかで誰かが痛い痛いと泣いているのだろう。足りないんだろう。
よし、また献血に行こう。
まちあきと慎吾君のドラマは両方見たけれど、私、西遊記読んでないわ。
細かい所知らないわ。
でも、この小説は面白かった。
本当に悪い奴が罰を受けるのは、正しい。
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「あるキング」 伊坂幸太郎 2009年 221頁
仙醍キングスの熱狂的ファン夫婦の下に、キングスの英雄が死んだ日に生まれた王求(おうく)。
キングスの王になるべく育てられ、不思議な悲惨なドラマティックな人生を生きる。
野球ファンタジーとも言えるかな?
なんか、野球をそれほど好きでなくても、むらむらと熱い気持ちにさせられる。
ここまでの執念、ここまでの徹底ぶり。
なぜだかウオーっと叫びたくなる本だ。
南雲慎平太の真意がなかなかわからなかったけれど、
結局、野球の神様?仙醍キングスの神様に近い存在になっているってことかな?
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「モダンタイムス」 伊坂幸太郎 2008年 540頁
50年先の未来の話。
電車にも喫茶店のグラスにもデジタルサイネージでCMが溢れ、情報に包まれている世界。
「未知の物に出会ったらまず検索する」のに、その「検索」によって、監視されている・・・。
コワーイ。
でもありそうだから、もっと怖い。
溢れる情報から、正しいものを見つけるなんて、今でも出来ない。
テレビとかネットとか、常に疑っていたら、何も信じられない。
普天間問題で、やっぱり基地は身近に来てほしくないと思ってしまうけど、
米軍に撤退願ったら、自衛を強化せねばならず、この本にあるように徴兵制とかって話しになっちゃうのかな?
奥さんがものすごく怖いんだけど、危機の時、強くて美しい女の人はかっこよかった。
そして最後夫婦仲がよくなって良かった良かった。
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「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎 2007年 258頁
動物園のエンジン 動物園に行こう。
サクリファイス 小暮村のこもり様
フィッシュストーリー 「僕の孤独が魚だとしたら、そのあまりの巨大さと獰猛さに、
鯨でさえ逃げ出すに違いない」
ポテチ 空き巣の今村と野球の尾崎
なんか、読めば読むほど、しみじみしてしまう。
今、感想を書くために、もう一度開いて、また読み始めてしまいそうで、慌てて閉じた。
ぐるっとまわる話が多い。
ぐるっとまわっていろんなものが繋がって、わーって。
それにしても、いつになったら、伊坂さんの本を(文庫でいいから)全部買って、
関連ある登場人物の部分を読み直したり、相関図を書いたり出来るんだろう。
求む!空間的余裕と経済的余裕。
時間的余裕だけ、来月から出来る予定なんだけど・・・
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