わすれるまえに

春になりました。ドタバタしますね。

宮部みゆき

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レベル7

  「レベル7」 宮部みゆき 1990年(新装丁2008年) 586頁
 
おお!20年も前の作品なのか!
全然気がつかずに読んだ。違和感がない、3.4年前の作品かと思ってた。
では、もしかすると、物語に出てくる「パキシントンの投与と電パチ」で記憶を操作することも
今だったら簡単なのかもしれないな。
 
すごく巧みに、記憶を失った二人の男女のシーンと、
真行寺悦子がみさおちゃんを探すシーンが交互に展開される。
どこでどう繋がるのか、同一人物なのか?ハラハラしながら止まらなくなる。
 
最後まで読んでから、冒頭に戻ると、そうか!この人か!と納得する。
もう一回このまま読んでしまいたいくらい引き込まれた。

人質カノン

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  「人質カノン」 宮部みゆき 1996年 274頁

7つの中短編。

  人質カノン  マイナーコンビニに入ってきた強盗
  十年計画   振った相手をひき殺すために運転免許を
  過去のない手帳  一人の女のアドレスしか書かれていない手帳を拾う
  八月の雪   足を失い引きこもった中学生・充。祖父の遺書を見つけ
  過ぎたこと  5年前出会った少年を見かける
  生者の特権  自殺しようとしていた明子、男の子に出会い、
         学校に忍び込むはめに
  漏れる心   売りに出している部屋に、上からの漏水。


「生者の特権」が良かった。
映像化してもいい感じ。「世にも奇妙」のいい話バージョンなんかで。

   

楽園

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  『楽園』上 413頁  宮部みゆき 2007年
      下 361頁


色々考えてしまいました。
女の子を持つ母として、これから思春期とかが怖くなってしまいました。


  9年前、連続誘拐殺人事件に関わったライター、前畑滋子。
  あの事件後、大きなダメージを受け、書くことが出来なくなった。
  3年前、やっと少し立ち直ってフリーペーパーの仕事を始めた。
  そんな滋子に、不思議な依頼が舞い込んだ。
  「事故で亡くなった息子に超能力があったかもしれない。話を聞いて欲しい」と
  いうものだった。


『模倣犯』の、悪魔のような犯人と戦うのと違って、
今回は「自分の子が(あるいは身内の誰かが)とんでもない人間になってしまったとき、
親や周りの人間はどうすればいいのか」という難しい話になりました。

まずは、子どもがとんでもない人間にならないように、愛情をたくさん注いで育てるのが一番だ。
でももしも、愛があっても上手く伝わらなかったり、すれ違いが積み重なって、どんな言葉も伝わらなくなってしまったら、そしてその子が犯罪を犯してしまったら…
怖い。

例えば今も裁判が続く、光市母子殺害事件の元少年。
なぜだかすごい数の弁護団に守られているが、あの元少年の親は一体なにをしているのだろう?
なんであんなひどい犯罪者を育ててしまったんだろう?


世の中の犯罪を減らすためには、世の中の家族がみんな仲良く幸せになればいいんだろうな。
上や横を向いて妬んだり文句言ったりしないで、
今、すぐ近くにいる家族を笑顔にすることが一番大事だな。



  
  

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長い長い殺人

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  「長い長い殺人」 宮部みゆき 光文社文庫 1999年

一連の殺人事件を、10個の財布が語るという形式。
見ているのが財布なので、財布だから見えない部分と、財布だから感じる部分があって面白い。
胸のポケットに入れられている財布は、心臓の音をいつも感じていたり…
私は財布を壊れるまで使う人間だけど、財布の方からはどう思われているのかな?
いつもお金が少ししかない奴だと思われていることは間違いないけど。


読み出してすぐに、文体がブログ友だちのCuttyさんに似ているなと思いました。
熱くなりすぎず、引きすぎず、優しく手をとって誘ってくれる文体。


宮部さんの初期の作品は、なんだかじわじわと味わい深いものが多いな。

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理由

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  「理由」 宮部みゆき 新潮文庫 2004年

言わずと知れた1998年直木賞受賞作ですね。
文庫も朝日新聞社から一回出されていて、「現代ミステリを新潮文庫で揃えたい」と
いうことでまた出されたようです。

ながーい時間かけて読んでしまいました。
4月に3ヶ月の息子が入院し、付き添いながら読んでいたのもこの本でした。


  高級マンションでの一家殺人事件。
  しかしそれは家族ではなく、4人の他人の死体だった…

事件から何年も経って、いろんなほとぼりが冷めた頃、関係者にインタビューをするという形式で
話が進みます。
だから、最後まで読んでから、最初に戻ると、また全く違った印象になるんですね。

ネタバレになってしまいますが、八代祐司、彼の心の中が全くわからないです。
『名もなき毒』の原田いずみと同じような人種なのかな?
自分のことしか考えない。
自分に不利益な人は消そうとする。
彼らの辞書には「愛情」と「思いやり」の文字がない。

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