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今回の選挙では、必ず自公政権を倒す目的で自公議員を一人でも多く落選させないと、日本の未来はありません。一般大衆は日々生活苦で苦しんでいます。マスメディアの嘘に騙されないように注意して行動しましょう。
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本澤二郎の「日本の風景」(1452)
国家安全保障会議・特定秘密保護法案・集団的自衛権の行使は、正に安倍の国家主義政権が強硬に推進している改憲軍拡路線そのものである。日本国憲法の第9条の戦争放棄を形骸化・破綻させるものだ。これに司法立法行政が完全に機能マヒどころか、まともに反応していない。戦後67年目にして、歴史の歯車を逆転させている。心底からの反省と謝罪のない日本が、再び同じ過ちを繰り返そうとしている、というのに、である。
<日刊ゲンダイの女性記者>
日本は、中曽根バブル崩壊によって1500兆円を消失して以来、経済大国の地位を失った。それは日本財閥の敗北を意味したのだが、これの分析に対して政府も学者も蓋をしたままだ。
起死回生策が国家主義政権の実現であった。武器弾薬国家による生き残り作戦だ。安倍内閣の3本の毒矢がそれである。昨日の11月7日、国家安全保障会議の設置法案が衆院本会議で難なく可決された。同時に2本目の毒矢である特定秘密保護法案が、衆院本会議に上程された。
日本は戦後、戦争を放棄する憲法を掲げて国際社会に認知されたのだが、それをドブに捨て去ろうとしている。「どうしてこんな日本になってしまったのか」と泣きだしそうになって、日刊ゲンダイの女性記者が取材の電話をしてきた。
NHKの安倍担当女性記者は、必死で安倍路線の宣伝に躍起のようだが、日刊ゲンダイの彼女は、真面目に歴史と憲法を学んでいることがわかる。感度が鋭い。取材姿勢にいつも感心させられる。宇都宮徳馬に立ち向かう、かつての筆者のようなのだ。改めて女性の平和主義に揺るぎはないことを悟らされる。
<議院内閣制を壟断する国家安全保障会議>
日本の政治は、ワシントンの大統領制ではない。議院内閣制である。国権の最高機関は国会・議会なのだ。安倍が強行する日本版NSCは、議会を軽視して権力を官邸で独占する体制にするものである。
安倍のような人物と新聞テレビが連携すると、途方もない政治が、ファシズムが平和裏に台頭する。安倍内閣をファシズム、安倍をファシストと決めつける向きもある。
日本国憲法の根幹に楔を入れている毒矢である。これに3権は全く反応していない。驚くべき事態である。石原慎太郎は、内心ほくそ笑んでいるだろう。領土問題を浮上させて、隣国との対立を作り出して、まんまと無知な国民を操作して戦前の国家主義を台頭させている。「所詮、日本人は愚民でしかない」と笑っているのだろう。安倍独裁が本格始動した11月7日ということになる。
韓国の大統領は、ロンドンでの欧米メディアの取材に「とても今の安倍内閣の下での首脳会談には応じられない」とコメントした。韓国の中央日報が伝えた。韓国は、ようやく安倍路線の影の立役者が日本財閥であることに気がついたようである。従軍慰安婦問題と相次ぐ日本戦犯財閥企業への賠償判決によって、目を覚まさせられたようだ。
中国も、ワシントンも、そのうち気付く時があるだろう。
<平成の治安維持法である特定秘密保護法案>
戦後の数十年間、日本人のほとんどは戦前の治安維持法と聞くと、体が震え上がったものである。特高警察が暗躍、政府に批判的な市民は容易に拘束された。虐殺された自由主義者・共産主義者も多い。
暗黒の密室政治の下で軍国主義が、毒花を咲かせた戦前である。
安倍内閣は、これとほぼ似た法案を昨日、国会に上程した。国家安全保障会議で、日本の権力の全てを掌握するだけでは満足しないのだ。市民・公務員を、自在にコントロールする毒矢も用意する。戦争国家への道である。
先頃の自衛隊観閲式で安倍は「存在するだけでは抑制にならない」と戦闘する自衛隊へとゲキを飛ばしたばかりである。
「気が付いたらワイマール憲法はナチス憲法に変わっていた。日本もそうすればいい」という麻生副総理発言を裏付けている。それでも日本の新聞テレビも国会議員も霞が関も裁判官など法曹界・知識人の多くは、無関心を装っている。狂気が覆う日本に気付く国際社会であってほしい。
昔、中国の新聞記者がこんな話をしてくれたものだ。「この次に日本が中国と戦争すれば、決して負けないと、朝日の記者が言っていた」と。聞き流していたのだが、こんな手合いがマスコミにも紛れ込んでいるのだろうか。




