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ネット上では、「水虫を治す」といううたい文句で、木酢液の宣伝が数多く見られます。
これらの木酢液は、本当に水虫を治せるのでしょうか?
私の知人は、「試してみたが効かなかった」、と言っていました。
木酢液の宣伝内容を拝見すると、木酢液で処理することにより、数日後から皮膚がボロボロとはがれてくる、と記載されています。
この現象は、木酢液の処理によって皮膚の表面が壊死していることを示しています。
水虫は、皮膚の深いところに生息していますので、皮膚の表面を壊死させるだけでは水虫を完治させることはできない、ということが明らかです。
つまり、木酢液を用いても、水虫を完治させることはできないでしょう。
ところが一方で、私の先輩(大学教授)は長年水虫を患っているのですが、「薄い酢酸を含むぬるま湯の中に半時間足を浸しておくだけで、1年くらいは症状が治まるんだ」、という話を聞かせてくれました。
この場合も、水虫が完治することはないのですが、1年という長期にわたって症状が治まる、というのは興味ある話です。
そんなことで、私は現在、「酢酸は水虫を完治できるか?」というテーマで、検討中です。
結果が出るまでには少し時間がかかりますが、いずれご紹介したいと思います。
なお、皮膚科医による専門書では、「足をお酢に漬けるという民間療法では、水虫は根治しない」、と明言しています(水虫Q&A、医薬ジャーナル社、116ページ、など多数)。
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