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6月10日付の記事で、brightenhouse2004さんから次のようなコメントをいただきました。
「初めまして。ランダムからきました。私は以前、老人ホーム勤務していた頃に水虫をもらいました。彼氏も水虫をもっています。おと年、中国に旅行に行き、有名だという水虫の液体の薬を買いました。塗ってみると、皮がはげていき、二人とも一週間くらいで完治しました。」
液体の水虫薬を買って一週間で水虫が治った、ということに興味を感じて、brightenhouse2004さんに問い合わせたところ、上の写真の水虫薬(敬修堂製)であることがわかりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/brightenhouse2004/7646758.html
ネットで検索し、複方土槿皮酊(広州敬修堂製)という明代の著書「本草綱目」にも収載されている有名な水虫薬であると確認しました。
複方土槿皮酊(ムクゲチンキ)の成分は、15ml中、土槿皮チンキ6ml、安息香酸1.8g、サリチル酸0.9gです。
チンキとは、生薬をエタノールで抽出した製剤のことです。
http://homepage2.nifty.com/eijindo/html/dokinpichinki.html
ムクゲの樹皮を乾燥させたものは木槿皮(もくきんぴ)という生薬で、抗菌作用があり水虫薬に配合されます。
安息香酸は水虫に対する抗カビ作用があり、サリチル酸は皮膚をボロボロにしてはがす作用があります。
この薬効成分は、華陀膏(かだこう)という軟膏の成分組成に似ています。
華陀膏の成分は、サリチル酸-5%、安息香酸-10%、カンフル-2%、香料 蝋梅油-1%で、軟膏基材は白色ワセリン-80%と白蝋-2%です。
華陀膏は日本でも人気のある水虫薬で、ある投票では84人中3人が第1位に挙げているほどです。
水虫に一番効果的だったものは何?:http://blogs.yahoo.co.jp/y20113jp/31871777.html?p=1&pm=l
上述のように、思わぬところから中国古来の水虫薬2種の剤型を知ることができました。
当道場の処理液を製剤化することは緊急の重要課題なのですが、チンキ剤と軟膏の2種類が古くからの水虫薬として使われている事実は大変参考になりました。
前回ご紹介したマクロゴール軟膏基材も含めて、当道場処理液の製剤化を検討しているところです。
水虫薬の剤型:http://blogs.yahoo.co.jp/y20113jp/35309687.html
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色々と参考になりますね♪近い内に試してみます。
2006/6/14(水) 午後 11:02 [ cm_*4* ]
中国産の水虫薬については、私は使ったことがありません。ただ、これまでの印象からいえば、中国人の考え方は効力優先、水虫を治すことに力点があるように感じます。複方土槿皮酊も華陀膏も安息香酸とサリチル酸の含有量が高いですね。逆に言えば、多少の副作用には頓着しないようです。もし、ゆきさんがこれらの水虫薬を試されるのなら、中国産の製品を購入するのが良いでしょう。中身を替えた日本産の商品もあるようです。
2006/6/15(木) 午後 4:43 [ 道場主 ]