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最近の出来事なのですが、子供のところへ行き、数日間滞在しました。
風呂へ入った際に、そこにあったせっけんをそのまま使ったのですが、少し皮膚への刺激があるな、と感じました。
そして、就寝中に、股間部がかゆくて眼がさめました。
3日後、股間部が広範囲に赤くはれていました。
「わぁ、ひどい水虫だ、劇症水虫だ」、とびっくりしました。
上の写真は、一つの参考例です。
こんなにひどくはなかったのですが、私のケースでも陰股部全体に赤くはれて炎症がおきていました。
こんなひどい水虫ができるのか、と初めは思わず錯乱しましたが、陰股部での症状ですからカンジダ菌との混合感染だな、と気がつき、カンジダ菌にも有効なアゾール系抗真菌剤を使って何とか対処できました。
結論としては、私の症状は水虫ではなくてカンジダ症であったわけです。
上の写真もカンジダ症の症例です。
カンジダ感染症では、写真のように激烈な症状になるそうです。
そして、カンジダ症では抗真菌剤がよく奏効し、すぐに症状が軽快する、とされています。
水虫の場合には、このような急激な発症・患部拡大は起きません。
水虫菌の生育は、もっとはるかに遅いようです。
陰股部では、カンジダ菌が常在細菌として住み着いています。
ですから、陰股部の水虫では、水虫菌とカンジダ菌との混合感染症を形成している、と考えてよいと思います。
インキンタムシの場合、水虫菌とカンジダ菌との両者に効き目を持つ薬剤を使うのが好ましいでしょう。
また、陰股部以外の水虫でも、カンジダ菌との混合感染が起きていると考えられます。
水虫患部では、カンジダ菌が生き残っていると、水虫菌もその陰に隠れて生き延びるのでしょうね。
このような混合感染が、水虫が治りにくい要因の一つであると思われます。
カンジダ症に直面しているときは私も必死な思いで対応しましたが、終わってみればよい経験をした、と思えます。
水虫菌とカンジダ菌とは、共存している、ということを再認識しました。
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