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水虫と初めて出会ったとき、普段はきれいで何もないはずの足裏や指の間の皮膚に、水泡ができたり、あるいははがれたりしているのを見つけます。
これらの皮膚症状には、かゆみを伴うことも多いです。
このとき、それ以上は気にせずに、放置する人も多いでしょう。
それらの皮膚症状を見て、「あ! 水虫だ」と思って、水虫薬を買ってきて、数回患部に薬を塗ったとします。
すると、かゆみも治まり、そのまま皮膚症状のことは忘れてしまう、ということになりそうですね。
水虫とは、このように大した症状もないのが特徴です。
このために、水虫薬を塗ることをすぐに止めてしまうことになりがちです。
すると、また皮膚症状が出てきて、しばらく薬を塗って、また放置する、という悪循環を繰返します。
そして、年を経るごとに水虫症状は悪化していき、皮膚組織や爪組織の障害が積み重なって重度の水虫へと進行します。
水虫薬を使う場合に、知っておかないといけない基礎知識があります。
1、皮膚科や薬局の水虫薬は、水虫を治す効果が十分ではありません。
患部に水虫薬を塗っても治りにくいのです。
このことを知っておくことが、先ず、必要です。
ですから、例えば1週間程度水虫薬を塗った、という程度では水虫は決して治りません。
2、水虫の原因となるのは、カビ(白癬菌)です。
皮膚や爪に寄生しているカビを根絶することは、とても難しいのです。
カビは、子供(タネ、胞子)を産生しますが、皮膚の下にいるタネを殺す薬剤はありません。
つまり、水虫薬を塗っても、タネは死なない!のです。
このように、水虫薬をちょっと塗ったくらいでは、水虫は治りません。
患者は、効果が良くない水虫薬を使わざるを得ませんので、あとは患者自身の努力でできるだけ長期間水虫薬を使い続けることしかできませんね。
「患者が途中で水虫薬を塗るのをやめてしまうので、水虫が治らないのだ」、という趣旨の意見を見かけますが、これはとんでもない言いがかりで、水虫薬が効かないから水虫が治らないのです。
私の手元には、水虫を完全に治す薬剤がありますので、これを医薬品として開発したいと考えています。
水虫を治せる薬剤が必要ですね。
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水虫に関する情報を広く集めたブログ・「水虫専科」をご紹介します。
水虫専科は、ブログ記事のなかから水虫を扱ったものだけを集めており、一般の人々が水虫とどのように向き合っているのか、その実情を読者にお伝えするものです。
「水虫」に関する情報源として、こんなに巨大なものは他にはありません。
普通の人が書いた記事を集めていますので、玉石混淆ですが、多くの読者のお役に立っています。
水虫専科を読んで水虫を理解し、最善の方法で水虫を治しましょう!
水虫専科では、水虫に関連する記事だけを扱っています。
そして、その記事数も1200件に近くなってきました。 水虫に関する情報でしたら、たいていのものは収録されていると言っても過言ではありません。 しかし、記事数が多いだけに読みたい記事・情報を探すのも一苦労になります。 このブログで水虫に関連する特定の記事・情報を探したい場合には、 1、記事カテゴリー 2、記事検索 をご利用ください。 1、記事カテゴリーの利用方法 水虫専科では、記事を記事カテゴリー別に分類しています。 この記事分類を利用すると、読みたい記事をおおまかに見分けられます。 当ブログの記事カテゴリーは、次の通りです(カッコ内数字は記事数)。 水虫薬 (79) 水虫の本、知識 (16) 水虫面白話 (9) 水虫の豆知識 (253) 水虫の治し方 (34) 水虫Q&A (18) 皮膚科医の水虫論 (39) 水虫治療の体験記 (水虫に関する記事が一つの場合、249) 爪水虫 (42) 体部・手の水虫 (37) 家族の水虫 (61) 水虫治療のブログ (水虫に関する記事が複数ある場合、62) 水虫に似た皮膚炎 (94) 水虫・・・じゃなかった (24) 妊娠、病気、介護 (34) 動物の水虫 (25) 水虫記事集 (14) 2、記事検索の利用方法 水虫専科トップページの左カラム・記事カテゴリーの下に、「記事検索」欄を配置しています。 ここで、検索窓に適当な言葉を入力し、「記事」を選択してから検索すると、水虫専科内に存在する情報が一覧表示されます。この機能は便利ですので、ご利用ください。 例 「猫」と入力して検索 →41件がヒット 「趾間型水虫」で検索 →8件がヒット 「妊娠」 →21件がヒット 「酢」 →51件がヒット この記事検索では、検索する言葉での検索しか行われません。例えば、「アメリカ」で検索すると16件がヒットしますが、一方、「米国」で検索すると4件しか表示されません。 また、ヒット件数が多い場合には、表示しきれないためか、記事が表示されずに空白欄となります。その場合には、検索したい情報の範囲を狭めて言葉を選択し、再度検索してください。 例 「水虫」 → 表示されない 「趾間型」 → 表示されない ↓ 「趾間型水虫」に絞って検索→8件がヒット (注、記事中の数字は、2017年12月現在のものです) 後記 このブログでは水虫に関するブログ記事を扱っていますが、最近は目新しいものが見られなくなってきました。私(道場主)の目から見ても、水虫に関する情報はほとんど網羅されていると思われます。 上記の記事検索をご利用いただきますと、たいていの水虫情報でしたら得ることができますので、ご利用ください。 あるいは、メールでお問い合わせいただければ、私のわかる範囲内でご回答します。 |
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市販の水虫薬(皮膚科、薬局)には、液剤、クリーム、軟膏、エアゾールなどのさまざまな剤型があります。
これらの剤型は水虫による様々な皮膚症状の特徴に合わせて作られていますが、それらの特徴を素人である一般の水虫患者が理解することは簡単ではありません。
ですから、一般の水虫患者としては、皮膚科医の診察あるいは薬局薬剤師と相談して、あなたの皮膚症状に適した水虫薬の剤型を選んでもらうのが最善です。
ここでは、一般的な水虫基礎知識として、水虫薬の各種剤型による特徴をご紹介します。
水虫薬の剤型に応じた使い分け方としては、カサカサした乾燥タイプ(小水疱型水虫)には液剤やエアゾールを、ジクジクした湿潤タイプ(趾間型水虫)にはクリームや軟膏を、ひび割れしたりただれたりしているタイプ(角化型水虫)には軟膏を使用するのが良いとされています。 それでは、各種剤型の詳細な解説を以下に述べます。
液剤は、水虫患部が乾燥したタイプの水虫に用いられます。 水虫を殺す成分である抗真菌剤は水に溶けにくく、このため溶剤としてアルコールなどの有機溶剤が使われています。 患部にひび割れやただれ、傷などがある場合には、アルコールが沁みて痛みを感じることがありますので、液剤は使わない方が良いでしょう。 特に、趾間水虫では趾間の皮膚が弱くて炎症を起こしているケースが多いので、クリーム製剤、軟膏を使うのが好ましいでしょう。 液剤の特徴としては、水虫に対する効力が他の剤型のものよりも強いことが挙げられます。 クリームや軟膏では皮膚を保護する基材成分が入っており、その結果として水虫菌に対する効果が弱められます。 エアゾールは液剤と同じ使い方をしますが、ワンタッチで使える便利さがあります。 クリームや軟膏は、水虫患部が湿潤したタイプに用いられます。 クリームと軟膏の違いは、水虫薬の基剤にあります。 クリームの基剤は、油脂と水とを界面活性剤で混ぜ合わせたものを使っているために、伸びがよくべとつきがありません。 クリームは使用感が良いので、良く使われています。 特に、皮膚が弱い趾間の水虫では、クリーム基材の皮膚保護作用が好ましい効果をもたらしますので、クリーム剤が第一選択薬剤になっています。 軟膏は、油脂製の基剤(ワセリンなど)の中に抗真菌剤を溶解させています。 このため、べとべとした使用感がありますが、ひび割れした水虫患部に適しています。 上記の使い分け方は、一つの目安としてご理解いただければよいでしょう。 実際の水虫薬の使い方としては、しばらく使用してみて、ご自分の好みに合った、一番使いやすいものを皮膚科医や薬剤師に伝えてください。 |
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「水虫」という言葉は俗語です。
「水虫」は、人や獣(けもの)の皮膚組織にカビが寄生している皮膚感染症を広く意味します。
カビは、正式には真菌という巨大な生物群に属するものですが、ヒトに対する病原性を持つものはごく限られています。
皮膚真菌症の種類と患者数については、日本における大規模な疫学調査の結果が報告されています(2002年)。
それによると、皮膚糸状菌症(白癬症)が89%、皮膚カンジダ症が8%、癜風(でんぷう)・マラセチア症が2%となっており、これらがいわゆる水虫と呼ばれているものになります。
興味のある方は、原著もご覧ください。
上に書きました、皮膚糸状菌症(白癬症)、皮膚カンジダ症、マラセチア症が真菌による皮膚感染症である、と法的に認められていることになります。
それぞれの皮膚感染症の原因菌は、下記のものになります。
皮膚糸状菌症:トリコフィトン属菌、ミクロスポルム属菌、エピデルモフィトン属菌
皮膚カンジダ症:カンジダ属菌
マラセチア症:マラセチア属菌
日本における皮膚糸状菌症の起因菌としては、トリコフィトン・ルブルムとトリコフィトン・メンタグロフィテスが全体の90%以上を占めるといわれています。
また、最近では格闘技の競技者の間で流行しているといわれている、トリコフィトン・トンズランスによる頭部水虫も話題になっていますね。
動物由来の皮膚糸状菌としては、犬小胞子菌(ミクロスポルム・カニス)が良く知られています。
例えば、野良猫を拾ってきて飼っていると、顔や腕に赤くて丸い小さな斑点ができることがありますが、これが動物由来の水虫です。
上記の3種類の真菌は皮膚真菌症の病原菌として指定されていますので、これらの菌は普通の実験室では取り扱いが禁じられています。
水虫の人はどこにでもいますので、これらの3種の病原菌はそこら中に散らばって落ちているのですが、そしてこれらの菌の感染力や病原性も弱いのですが、許可を得て登録した施設でないと扱えない、という変なことになっています。
そしておそらくはこの制限があるために、皮膚科医ですらこれらの菌を扱うことは容易ではなく、これらの病原菌に関する研究がとても遅れてしまっています。
最近になってカビの遺伝子解析による同定技術が進展し、上記3種類以外のカビによる皮膚真菌症が大学の研究室レベルで話題になるようになってきました。
例えば、爪真菌症(爪水虫)の原因菌として、アスペルギルス菌やフサリウム菌が報告されています。
また、私が検討している範囲内では、雑多な真菌が皮膚真菌症の原因菌となっていることが明らかになりつつあります。
現在皮膚科領域で使われている水虫薬は、上記3種類の病原菌を用いて試験・開発されたものですので、それ以外の雑多なカビが原因菌である場合には当然のことながら効きません。
水虫薬が効きにくい理由の一つが、この学問的な遅れにあるのです。
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「水虫」という言葉は、とてもよく知られています。
しかし、それ以上の詳しい話になると、ほとんどの方が何も知らないと思われます。
水虫とは、皮膚の一番外側のごく薄い層(角質層、または角層)にカビ(白癬菌)が寄生している皮膚病です。
水虫は、普通は足の裏や足指の間(趾間)、足の爪にできることが多いのですが、それ以外にも手や身体、股間、頭部など、身体中どこにでもできます。
つまり、カビが付着して感染した部分が水虫になります。
そして、感染している部位に応じて、多様な固有名詞がついています。
水虫の感染部位に対応した名称を下図に示します。
まず、足の水虫からご紹介しましょう。
足の皮膚に最初にできるのは、小水泡型水虫です。
これは、小さな水泡を伴う皮膚症状ができるもので、足裏や足指間(趾間)にできて、強いかゆみを伴うことが多いです。
この小水泡型水虫が慢性化してくると、皮膚層全体に水虫菌が住み着いて皮膚が硬くなっている角質増殖型水虫へと変貌します。
小水泡型水虫は水虫薬を塗ることで治せる可能性がありますが、角質増殖型水虫は内服薬の適応になります(つまり、とても治りにくいです)。
小水泡型水虫、角質増殖型水虫および趾間水虫の症例(写真付き)を添付します。
足の水虫でもう一つ多いのが、爪水虫です。
爪は皮膚組織の一種で、爪にもケラチンという蛋白質が含まれており、白癬菌のエサになります。
爪水虫も基本的に内服薬の適応になります。
手の水虫は、基本的に足の水虫の場合と同様です。
手に特異的な特徴はないようです。
インキンタムシは,股間(陰股部)にできるものです。
股間は湿気が多く、水虫や皮膚カンジダ症ができる部位になります。
タムシ・ゼニタムシは、体部(体幹部、上下肢)にできる水虫です。
体幹部にできる難治性の水虫は、頑癬という固有名詞があるほどに治りにくいようです。
しらくもは、頭部にできる水虫です。
頭部には毛髪が多く、毛髪中にもケラチンが含まれていますので、毛髪や毛根部なども水虫に感染します。
それでも、基本的には皮膚の水虫と同じであると考えて良いでしょう。
以上のように、身体中あらゆる部位で水虫はできてしまいます。
一旦水虫に感染すると、それは自然治癒しないようですので、水虫薬を使って治療するしかありません。
上記のどの部位の水虫にしても、治りにくいことに変りはありません。
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