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前回の記事でもご紹介しましたように、当道場処理液は皮膚への刺激が少ないものへと進化しており、簡単に水虫に止めを刺せるようになりました。
すなわち水虫が発赤などの皮膚症状を表面化させてくれば、1日3回の処理を行えば半月程度のうちに患部が瘢痕化・色素沈着化して水虫を消滅させられるのです。
ここで厄介なのは、水虫が隠れ水虫として皮膚下に潜んでいるあいだは、いくら処理を行っても水虫には何の影響も与えることができない、という大きな壁です。
どこに潜んでいるかわからない水虫が、皮膚症状を表面化させてくるのを待って、処理するしかないわけですね。
このように隠れ水虫に対しては手の打ちようがないわけですが、私の側としてもできるだけの努力をすることは可能です。
そこで、最後の努力となることを期待しながら、1日3回全身に処理液を噴射する作業を行うこととしました。
この全身処理により、目に見えない部位の水虫や微小な水虫群を処理・消滅できるでしょう。
また、この処理により隠れていた水虫が表面化するきっかけとなることもあるかも知れません。
この全身処理を行うようになってから、半月が経過しました。
この間にも多くの水虫が表面化しては消えていったのですが、それでもまだ新しい水虫がポツリポツリと表面化してきます。
次の写真は、右足ひざ頭上に表面化した2個の毛瘡です。
今では、このような水虫は数が少なくなり、貴重な存在?になりつつあります。
この部位では、3日ほど遅れて別の毛瘡が両者の中間に出てきました(次の写真)。
このようなケースでは、いつもは先発の2個の毛瘡が治って瘢痕化したあとに3個目の水虫が表面化してくるのですが、今回はその時間差が少なく、珍しいといえます。
この全身処理は1カ月程度は続けたいと思っていますが、あと半月程度のうちに新しい水虫が全く出なくなるかどうかは微妙なところでしょう。
まぁ、あわてることはないわけで、表面化してきた水虫を片っ端から消滅させれば良いだけの話です。
ゴールまで、あと少しとなりました。 |
水虫の原理・病態
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当道場が独自に発見した、水虫に関する原理的な事柄や病態について記述します。
読者諸氏のコメント・ご意見を歓迎します。
水虫に関する情報を蓄積して、水虫を駆逐しましょう!
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今年は、お盆を過ぎてから急激に気温が上昇し、これまで経験したことがないような猛暑が続いています。
この高温多湿な状況下では、水虫菌の活動も一層活発になっていることでしょう。
私にとっては、水虫が活発に活動して、これまでは皮膚の下でひっそりと潜んでいた水虫が表面化してくれることは、願ってもない有難い状況です。
と言うのは、いったん表面化した水虫は、当道場処理液で処理して簡単に消滅させられるからです。
そして、長い期間水虫菌が住んでいた部位では、水虫菌の消滅とともに皮膚組織の新陳代謝が進行し、皮膚表面に色素沈着物が残ります。
このような変化の一例をご紹介します。
次の写真は、左足太ももに表面化してきた再発・体部水虫で、かゆみを伴っています。
この水虫は結構大きくて、直径は2cm近くありそうですね。
この水虫部位は、これまで何度も処理を繰り返してきたのですが、完治には至っていなかったのです。
この患部に、1日3回処理液を塗る作業を行いました。
すると、患部の周辺にさらに広範囲な水虫群が出てきました(次の写真)。
この周辺の水虫は、原発の水虫患部から直接広がったものではなくて、皮膚下に隠れていたものが表面化したのです。
つまり、以前にこの状態になっていた水虫が、このまま皮膚下に隠れていたわけです。
なお、以前には原発の水虫患部が1個あって、そこから周辺の皮膚に水虫が広がって、この写真の広大な水虫病巣を形成したものと考えられます。
この広大な水虫は、そのまま処理を続けることによって2週間ほどで消失しました(次の写真)。
写真では水虫病巣は消えていますが、写真中央部に薄い色素沈着物が残っています。
この色素沈着物は、原発の大きな水虫があったあとにできています。
この色素沈着物こそが、水虫菌が完全に消滅したことを証明する証拠物になります。
つまり、原発の水虫病巣は長い年月の間存在したのですが、この間の水虫菌の活動によって皮膚組織が障害されており、水虫菌が消滅することによって皮膚の新陳代謝が進行し、傷害された皮膚組織が色素沈着物を形成したわけです。
なお、周辺皮膚に拡散していた水虫群では色素沈着を確認できていませんので、皮膚症状が消えたあともしばらくは処理を続けることになります。 この例のように、水虫がいったん表面化すると、それらは簡単に消滅させることができます。
猛暑の日が続くのは困りますが、水虫を治すためには暑い方が良いわけです。
難しいものですね(笑)。 |
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私の左足裏には、慢性化した角質増殖型水虫がまだ残っています。
1ヵ月前の足裏の状態を次の写真に示します。
この水虫に、1日3回当道場処理液を塗る作業を続けています。
処理の進行とともに白変皮膚が浮いた状態になってくるのですが、足裏の皮膚はとても強靭で水虫菌に食われた程度ではビクともせずにそのまま残ってしまいます。
このため、入浴時に手指の腹部分で強くこすって取れる部分は除去しました。
今はようやく足裏の白変皮膚が目立たない程度に減ってきました。
上の写真の向かって左上の部分に足裏から足の側面部へと移行する斜面部分がありますが、
この斜面部にも以前から水虫病巣がありました。
この斜面部分の水虫は、これまでの処理で完治していたはずで、もう何年間も何の異常も見られませんでした。
ところが、今回の処理によって皮膚が白く変化してきました(次の写真)。
これらの白変皮膚は、以前に病巣があった部位にほぼ再現されてしまったのです。
ということは、私の足裏の水虫は病巣の規模こそ縮小したもののまったく治っていなかった、ということになります。
症例によっては足裏の水虫が簡単に完治したケースも多いのですが、私の場合には皮膚が刺激に弱いという要因があったのでしょうか、水虫完治には至らなかったわけです。
それでも、今回の処理によって病巣が白変・壊死してはがれてきており、このまま処理を続ければ水虫完治になるのであろうと思われます。
以前には、これらの部位を処理しても皮膚には何の異常も起きなかったのです。
この慢性化した角質増殖型水虫も、ようやく治りそうです。
この左足裏の水虫は、はじめは小水疱型水虫であったのですが、それがだんだんと難治性へと変化して大水疱型水虫を経由し、遂には角質増殖型水虫になったのです。
10年前には土踏まず部分に小水疱型水虫の大群落ができていましたが、その写真を次にご紹介します。
当時は水虫の治し方もわからず、処理をすればするほど水虫が拡散してひどくなるという状態でしたが、今から思えば隔世の感があります。
最後の壁を一つ、乗り越えつつあります。
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皮膚への刺激を少なくした新しい当道場処理液を用いて、これまで治らなかった水虫を処理し、消滅させています。
ひざ頭ではもともと皮膚が分厚くできており、ここに水虫菌が入ってしまうと薬剤の効果が出にくい頑強な水虫病巣ができてしまいます。
このような難治性の病巣では、処理を繰り返してもいつまでも水虫が治らないことになります。
次の写真は、ひざ頭全体に水虫が広がってしまった状態を示します。
患部は熱を帯びて赤くなっており、激しい炎症状態になっています。
このひざ頭を当道場処理液で処理し、約1ヶ月後にはこの難治性水虫が消失しました。
そのあともそのまま処理を続けていたのですが、そうするとザラザラした突起状の皮膚症状が多数出てきました(次の写真)。
この皮膚症状は水虫によるものではなく、皮膚カンジダ症に特有の症状です。
そこで、カンジダ症に対する特効薬であるアゾール系抗真菌剤を含むダマリンL液を使って、この皮膚症状を消滅させました。
この場合にも、カンジダ菌が消滅すると患部の壊死した皮膚がはがれてきました。
このあとも当道場処理液とダマリンL液を使って処理を繰り返し、水虫菌とカンジダ菌の根絶を行いました。
約3週間後のひざ頭の状態を次の写真で示します。
ひざ頭そのものはきれいな皮膚を回復しており、ひざ頭左下方の体毛密集部位に茶色い色素沈着物が表面化しています。
長い年月が経過した水虫患部では皮膚組織が損傷を受けており、その組織損傷の結果として色素沈着物が形成されるのですが、私の体の中でもこの色素沈着は際立って巨大なものであり、この部分に巨大な水虫ーカンジダ症混合感染部位ができていたことを示しています。
「最後の壁」と称するのにふさわしい難治性水虫患部の一つを、ようやく仕留めることができました。
なお、上記のような色素沈着物は、水虫菌あるいはカンジダ菌を全滅させた後に表面化してきます。
菌が生きている間は、色素沈着は表面化しません。
これは、菌が人体の新陳代謝機能を抑制しているためです。
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足裏にできる角質増殖型水虫は、とても治りにくい病状にまで変化している場合があります。
なぜ普通の水虫とは違う状態になってしまうのか、その理由は推定するしかないのですが、まず表皮そのものが柔らかで健康な状態ではなくなって、硬く変質していることが観察されます。
そして、その硬化した皮膚の中に水虫菌の病巣が散在する不規則な状態になっているのでしょう。
このため、変質した皮膚そのものを除去してしまわないと、水虫完治にはならないのではないか、と思われます。
言うまでもないことですが、水虫とは単に水虫菌が感染しているだけではなくて、皮膚組織(爪組織)そのものが変質・変性してしまうことによる、広範囲な組織障害が起きているわけです。
ですから、水虫菌に対する強い抗菌物質をいくら追求しても、それだけで水虫に勝てるわけでは決してありません。
現在の水虫薬は、水虫菌に対する抗菌活性しか追求していませんので、結果として水虫を治せない薬しかできないのでしょう。
次の写真は、足裏の慢性化した角質増殖型水虫です。
水虫病巣は決して大きくはなく、当道場処理液でしばらく処理を続けるときれいな皮膚を回復するのですが、時間がたつと再度皮膚症状が表面化してきます。
現時点の当道場処理液は皮膚への刺激性を軽減したものになっていますので、これで処理してみて治ることを期待するしかありません。
処理は1日3回、足裏に広く処理液を塗ることにしました。
処理を続けることにより、白変皮膚の中の水虫菌が死滅しますが、それに伴って菌がいなくなった皮膚部分がはがれてきます。
足裏の皮膚は頑強にできていますので、入浴時に指の腹部分で患部を強くこすることにより、壊死皮膚を除去することにしました。
約2週間が経過した患部の状況を次の写真で示します。
患部の皮膚症状を形成していた白変皮膚は徐々に減少してきましたが、それでも薄くなった白変皮膚がまだまだ随所に残っています。
しかし、私としましては今回は大いに期待しているわけです。
このまま処理を続けていって、白変皮膚(病変皮膚)を完全に取り去ってしまえば、そこでこの超難治性水虫が消滅するのではないか、と思うのです。
今回の処理では、皮膚への刺激を軽減していますので、水虫菌がしぶとく生き残る機会をなくしています。
あとは処理を続けて病変皮膚を消滅させれば、それで水虫は消えるはずです。
これまでは、いつまでも治らない水虫と格闘してきたわけですが、この難問(最後の壁)もようやく解決できました。
平成7年夏から始めた水虫との闘いも、約15年で終わりつつあります。 |


