水虫道場

水虫を治しましょう。

水虫の原理・病態

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当道場が独自に発見した、水虫に関する原理的な事柄や病態について記述します。
読者諸氏のコメント・ご意見を歓迎します。
水虫に関する情報を蓄積して、水虫を駆逐しましょう!
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水虫の感染と発症

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どんな感染症でも、その病原体に感染した状態と発症とは、違うものであると考えられています。
しかし考えてみれば、この両者の間にどのような差があるのか、微妙でわかりにくいものだと気がつきます。
水虫の場合、感染と発症との差はあるのでしょうか?

私の場合、両手の指8本(親指ー中指6本と右手薬指、小指)が爪水虫になっていました。
そして、そのよく使う指全部に水虫が入った状態で30年以上が経過しました。
このため、手指の爪を介して、それこそ全身に水虫が無数に散らばってしまいました。
そうなると、いろいろな形で水虫と思われる症状が出てきます。
水泡ができたり、皮膚がはがれたり、あるいは角質増殖型であったり、とさまざまな水虫症状を経験しました。
しかし、そのような明らかに水虫が発症した状態とは異なる皮膚症状も経験しています。

両手の下腕や太ももは、よく両手でかいたり触ったりする部位です。
これらの部位では、突然に広大な範囲にわたって皮膚が赤くなる(発赤する)現象を観察することがありました。
その赤味は、手で刺激を与えたためにできたものではなくて、何もしないのに赤くなっているのです。
そしてかゆみがある場合も多かったように思います。
私にできることといえば、とりあえずは当道場処理液を塗ることですので、処理液を塗ります。
そうすると、不思議なことに広大な範囲にできていた発赤が急速に収まっていき、僅かに数時間後には消失してしまうのです。

初めのうちは何のことかわからなかったのですが、そのうちにこれも水虫菌による現象であろうと理解できるようになりました。
1枚目の写真は、右手下腕に出現した広範囲な皮膚の赤味を捉えています。
写真では皮膚の色が出にくくて明瞭ではないのですが、良く見ていただくと広大な発赤があります。
この場合も当道場処理液を塗るとすぐに赤味は消失しました。
つまり、水虫菌による症状発現?であればこそ、すぐにこの赤味は消えてしまうのです。
通常、水虫だと理解されている皮膚症状は、いずれもそう短時間に消えるものではありません。
しかし、この広大な皮膚症状(発赤)はすぐに消えてしまうのです。
このすぐに消失する水虫症状こそが、水虫菌に感染した状態(発症ではなくて!)なのではないでしょうか。
この場合、水虫菌は、通常の水虫といわれるような患部を形成していません。
このため、薬剤(当道場処理液)の作用で簡単に消失します。
通常の水虫発症とは明らかに異なっています。

2枚目の写真は、左手下腕の状態を示すもので、広範囲にわたって皮膚のはがれが生じています。
この皮膚のはがれは、水虫菌が消滅したことによって皮膚が新陳代謝能力を回復し、その結果として皮膚のはがれが表面化してきたものです。
つまり、1枚目の写真に示したような発赤は、通常の水虫患部とは異なるのですが、それでも広範囲にわたって皮膚の新陳代謝を抑えていたことがわかります。
このように、「水虫菌に感染した状態」であっても、水虫菌は皮膚の新陳代謝を抑制して生存権を獲得しているようです。

今年は早春の頃から、肩や腕、脚などのあちらこちらで、部分的な皮膚のはがれがおきています。
それらの皮膚のはがれは、水虫菌が消滅したことによって生じる現象であろうと思われるものです。
現在の当道場処理液は皮膚への刺激性もなく、感染状態の水虫菌でさえも一撃で消滅させます。
気温も上昇してきましたので、全身に処理液を塗る作業を再開して、どこに残っているかわからないような微小な水虫の掃討を行っています。
今年こそは、水虫を完全に駆逐できそうです。

水虫最盛期

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今年も梅雨に入り、水虫最盛期となりました。
水虫は人の皮膚に寄生しているわけですが、その住みついている皮膚の環境に応じて水虫菌も生活リズムを刻んでいます。
ですから毎年初夏の頃になると、水虫菌はとても活発に活動して増殖し、その活動の結果として皮膚の発赤、水泡、はがれやかゆみなどの症状が現われてきます。
去年治したはず?であった水虫が、また再発してくるのもこの時期です。
逆にいえば、この時期に再発してこなければ、その部分の水虫は完治している、という可能性が高いですね。

水虫はもともと治りにくい皮膚病ですが、なかでも皮膚組織が分厚くできている部位に水虫菌が入ってしまうと、その水虫はとても治りにくくなります。
例えば、膝とかひじにできた水虫は、とても治りにくいものです。
上の写真は、右ひざ頭に表面化してきた皮膚のはがれを捉えています。
この部位には頑固な水虫があり、ときどき赤い隆起状の、かゆみの強い皮膚症状が起きてきます。
当道場処理液を塗るとまもなく症状は消えるのですが、そしてその後も数ヶ月間は処理を継続するのですが、完治にはならないのです。
そして、忘れた頃にまた再発して皮膚症状が出てきます。

それで、ここ当分は毎日ひざ頭に処理液を塗っていました。
すると、今年はかゆみのある皮膚症状が出ないままに経過し、ある日ふと気がつくと上の写真のように皮膚のはがれが表面化していたのです。
この皮膚のはがれは、次のように解釈されます。
毎日処理液を塗っていましたので、皮膚の中には処理液の成分が十分に存在し、そこへ水虫菌が再発してきたのですが、処理液の成分が水虫菌を消滅させてしまったのでかゆみなどの皮膚症状が表面化することもなく経過し、そのあとで水虫菌に食い荒らされた障害皮膚がはがれてきた、と推定されます。

この皮膚のはがれはかなり広範囲のものですが、このことはこの部位の水虫がこれだけの広い面積に住みついていたことを示しています。
私は、この患部を見慣れてきたはずなのですが、こんなにも広範囲に水虫があったとは気がついていませんでした。
今回は日頃の処理が奏効して再発水虫を間髪をいれずに消滅させましたので、この難治性部位の水虫もかなり改善されるのではないか、と期待しています。
そして、気を緩めることなくさらに処理を継続しようと思っています。

水虫菌が消滅すると、水虫菌によって食い荒らされた障害皮膚がはがれて来る、ということは何度かご紹介しています。
水虫菌が生き残っている間は、水虫菌が皮膚の新陳代謝を抑制していますので、水虫菌によって食い荒らされた皮膚もはがれ落ちることなく水虫患部に蓄積しています。
そして、当道場処理液を塗ることによって水虫菌が消滅すると、皮膚が本来の新陳代謝能力を回復し、水虫菌によって食い荒らされた皮膚がはがれてきます。
「水虫菌が死ぬと皮膚がはがれてくる」、という現象は、水虫を治す上でとても重要な指標になります。

水虫終息宣言

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私の全身に散らばっていた水虫も、ようやく終息させることができたようです。
ここで、一応の水虫完治宣言を出したいと思います。
もちろん、水虫は皮膚の奥深くでひっそりと生きているカビですので、私の身体のどこかにはまだ水虫菌が生きているとは思います。
それらはこれからも出てくるのでしょうが、出てくれば一撃で消滅させるまでです。
水虫との長い闘いも、ようやく一つの区切りを迎えました。

私の水虫の原因菌は、おもにトリコフィトン・メンタグロフィテス(Trichophyton mentagrophytes)でした。
2002年に足の患部から分離した菌の写真(向かって右側)を、上に示します。
その他、トリコフィトン・ルブルム(Trichophyton ruburum)と、名称不明の菌2種も分離しています。
白癬菌を分離した時から数えて約6年で、その水虫を治せたわけです。

このブログは、2005年8月から書き始めています。
記事を書き始めた当初は、「水虫を治すぞ」、という気持ちこそ強かったものの、水虫のことは全く理解できておらず、水虫を治すことなどは夢のまた夢という状況でした。
それでも、記事を書くという作業は、私の思考をまとめてくれる役割を果たしました。
その作業を積み重ねる中で、水虫とは何かを理解することができ、水虫治療法・水虫治療薬も次第に形作られてきました。
水虫を治しきる、ということのためには、水虫に対して効果的な治療薬を開発することも必要なのですが、それ以上に水虫の病態に関する理解も重要な役割を果たします。
それらが統合された結果として、水虫制覇が可能なのです。

水虫にお悩みの方は、数多くおられると思います。
お問合せいただければ、私のわかる範囲でお答えします。
このブログのコメント欄あるいはゲストブックにご質問などをお寄せください。
他人に知られたくない、という方は、「内緒」機能をお使いください。

最後に、このブログを書く場を提供していただいているヤフーさんにお礼申し上げます。
お蔭様で、水虫制覇への足跡を記録・公開することができました。
ヤフーさんにとっても、「水虫制覇の記録」を解説したブログを擁することは利益になるかも知れません(笑)。

水虫完治へ(4)

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水虫を治してしまうと、その部位にはどのような変化が見られるのか、ご存知でしょうか。
水虫の痕跡は跡形もなく消えて、きれいな皮膚を回復するのでしょうか?

足の裏や指の間(趾間)などは、歩くという動作によって皮膚が頻繁にはがれて入れ替わります。
このため、これらの部位では水虫が治ってしまうとその部分の皮膚がはがれ落ちてしまい、下から新しい皮膚が出てきますので、水虫の痕跡は全く残らないようです。

これに対して、体部にできた水虫などでは水虫が治っても皮膚の入れ替わりは明瞭には起こらず、水虫が存在していたことによる皮膚組織の異常が痕跡として残ります。
そのような部位では、色素の沈着(シミ、そばかすのようなもの)が多く認められます。
それから、皮膚組織の隆起や硬化が認められることも多いです。
これらの皮膚組織の異常は時間の経過とともに体内に吸収されて薄れていく傾向はあるのですが、それでもいつまでもその異常が継続する場合も珍しくありません。

上の1枚目の写真は、左膝の内側にできた隆起状の痕跡で、直径は6−7ミリもあります。
この部位の水虫を治してしまってから長い時間が経っているのですが、この痕跡は消滅する気配もありません。
2枚目の写真は、左手小指の第1関節部分にできている、色素沈着を伴った大きな隆起物で直径は3ミリ程度あります。
この部位の水虫も3−4年前に治したのですが、この痕跡も薄れる気配はありません。
これらの部位では、かなり大きな水虫が長期間存在していて、皮膚組織の巨大な変性がおきていたのでしょう。
そして水虫を治したあとも、変性した皮膚組織がそのまま残ったわけですね。

私の全身には、このような水虫の痕跡が無数にできています。
色素沈着物や皮膚組織の隆起・異常などは時間の経過とともに薄れていくのですが、それでも大きな痕跡はなかなか消滅しにくいようです。
これらの痕跡は、水虫を治したというしるしですので、自慢にしても良いのかも知れません(笑)。

水虫がある部位では、上に述べたように皮膚組織の変性が進行していくことがわかります。
このように皮膚の変性が進行すると、その部分では死んだ細胞が積み重なっていますので、水虫薬が通過することを妨げます。
そして水虫菌は、そのような変性皮膚の陰に隠れて、いつまでも生き永らえていくわけですね。
このようにして、水虫は時間の経過とともに難治性化していくわけです。
この考察から、水虫を治すためには、患部の変性皮膚を除去することが大切な役割を果たすであろうと理解できますね。

水虫完治へ(3)

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私の身体に住み着いて精強さを誇っていた水虫軍団ですが、それも残り少なくなってきました。
上の写真(中央部の赤い点)は、今のところ唯一存在を確認できる水虫(毛瘡)で、左足の足首付近にあります。
この毛瘡は、去年の春先に白癬菌で汚染された処理液を身体に塗った際にできた水虫の生き残りであろうと思われます。
1週間ほど前にこのあたりにかゆみがあり、この毛瘡を見つけました。

今となっては、この毛瘡も大切な実験材料です。
薬剤濃度を検討する、という重要な目的のために、この毛瘡に濃度の薄い処理液を塗っています。
この毛瘡はとても小さくて肉眼では見えにくいほどですが、デジカメ写真を撮ると拡大できますので、試験の効果は十分判定できます。

この毛瘡を治してしまうと確認できる水虫はもうないのですが、それで水虫が完全に消滅したか、というとそれは違うと思います。
春が来て、水虫盛期の初夏になる頃には、まだまだどこかに水虫が出てくるのではないか、と思います。
水虫は、季節の変動とともに生活リズムを刻んでいます。
今の寒い時期には、冬眠中である水虫病巣も残っているはずです。

水虫菌が冬眠中であるか、あるいは活動を休止している間は、処理液を塗っても水虫はそれには反応せず、隠れたままでひっそりと生き延びています。
このような不感応な状態を打破する薬剤はまだ知られておらず、手の打ちようもありません。
宿主である人間としては、水虫菌が活動を始めるまで待つしかありません。
水虫菌(カビ)の強靭な生命力には、感嘆するほかありませんね。

今後の大きな課題としては、上述の水虫菌の不感応な状態がどのように形成されているのか、そしてその不感応な状態をどうすれば打破できるのか、という難問が残されています。
私の経験では、ある技術的な課題があることを明確に認識できたときには、その課題は半分以上解決できたようなものです。
これは身震いするような難問ですが、頑張ってみましょう(笑)。



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