水虫道場

水虫を治しましょう。

水虫無限地獄

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水虫とは、治りにくいものです。
治した、と思ってもそれは誤りで、何度も再発してきます。

しかし、そんな水虫を消滅させる方法(薬剤)を開発しました。
身体のいろいろな部位の水虫を消滅させていく過程で、水虫とはどういうものなのか、多くのことを解明しました。
それらの新しい知見を紹介していきます。

それでも、全身に広がった水虫は、どこにあるのか、どれくらいの数があるのか、正確に把握することは困難です。
まさに、水虫無限地獄といえましょう。
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水虫は身体中どこにでもできるものですが、部位によっては治しにくいところがあります。
その中でも、背中にできた水虫(毛瘡)は一番治しにくく、最大の難関であるといえます。
背中は、直接見ることができませんし、また、水虫薬を塗るという作業も容易ではありません。

上の写真は、背中上部の左肩部分のもので、赤味がかった斑点が水虫患部(毛瘡)であり、写真中央右よりの上下に1個ずつと、写真左端中央にも1個あります。
写真の左上隅に肩の線が写っていますので、患部の位置はお分かりいただけるでしょう。
これらの水虫(毛瘡)は、右手指の爪水虫からうつったもので、数十年の病歴があり難治性化しています。
そして、このような水虫・毛瘡が背中一面に広くできていました。
この背中の水虫を処理するために、当道場処理液を手のひらにとって患部に塗ったり、あるいはスプレーで塗布したりと、いろいろ工夫してきました。
しかし、これらの長年来の水虫患部では、水虫層が大きな塊りになって膨らんでおり、多少薬剤を塗った程度ではびくともしません。
気長に処理を繰り返して、水虫の塊りを少しずつ削り取るようにして小さくしていき、消滅させるしか方法がありません。
また、他の部位にも水虫があると、どうしてもそちらの処理に追われるという状況になり、処理が難しい背中は後回しになっていました。

それでも、ようやくこの背中の水虫を治す段階に達しました。
気候も春を迎えて暖かくなり、裸で背中の処理をできるようになってきたこともあります。
この最大の難関、背中の水虫もようやく消滅しつつあり、完治のときを迎えたようです。
今回で、水虫無限地獄シリーズは終了とします。

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足の指の間(趾間)は、皮膚が360度折れ曲がって互いに接するという特殊な構造をしているために湿度が高く、水虫菌が勢力圏を広げて広大な水虫病巣を作ります。
そして、水虫菌によって皮膚の新陳代謝が妨げられ、水虫菌によって食い荒らされた皮膚の傷跡が治りにくくなっており、このことが水虫の治療を妨げる要因になります。

趾間水虫を治すためには、患部の充血や発赤、炎症をなくして、患部を乾燥した状態にすることが最初に必要です。
何故かというと、患部に充血、発赤、炎症がある状態では、水虫薬を塗ってもその効果が出にくくなり、水虫が悪化してしまうからです。
そのため、ステロイド軟膏を塗って水虫患部の炎症状態をなくすのです。

1枚目の写真は、右足小指と薬指の間のもので、かゆみがあったので当道場処理液を塗ると、すぐに水虫層が壊死して皮膚が浮いてきました。
このように、趾間水虫を当道場処理液で処理すると、水虫菌によって食い荒らされた皮膚がはがれてきます。
しばらくするとこの浮いた皮膚がはがれて、その下から新しい皮膚が出てきます。
この新しい皮膚は柔らかくて弱く、表皮としての機能をまだ十分には備えていないために炎症状態になっています。
2枚目の写真では、柔らかい皮膚が表面へと出てきており、やや充血した状態になっています。
皮膚がこのような炎症状態になると、血管透過性が亢進して体液が漏出し、水虫が活発に活動して水虫薬の効果が損なわれ、水虫が治りません。
そこで、市販のステロイド軟膏(フルコートFなど)を患部に塗ると、1週間ほどで表皮の充血状態が治まり、患部が乾燥してきました。
そして、当道場処理液を塗ることにより、水虫層も徐々に消滅して患部がきれいになってきました(3枚目の写真)。

足裏などの部位では表皮が乾燥しており、ステロイド軟膏を使う必要はないのですが、趾間では皮膚が弱くて湿っており、皮膚が炎症状態になりやすいので、ステロイド軟膏を使って炎症をなくすことが最初に必要です。
皮膚が乾燥状態になってくればあとは簡単で、当道場処理液を塗り、10分ほどあとにステロイド軟膏を塗る、という作業を行って水虫を消滅させます。
趾間水虫は隠れ水虫になりやすいのですが、当道場処理液は隠れ水虫を簡単に暴きだして治してしまいます。
治りにくい趾間水虫でお困りの方は、一度お試しください。

趾間水虫の治し方について、ある皮膚科医のお話を伺う機会がありました。
「趾間水虫に対しては、クリーム剤(あるいは軟膏)を使います。
液剤はどうしても多少の刺激があるので使いません。
そして、水虫患部が湿っている場合にはステロイド剤を1週間ほど使って患部を乾燥させ、それからクリーム剤を塗ります。
水虫は水虫患部を湿潤させる作用を持っているのです。」
このお話は、重要で基本的な事柄を含んでいました。
 1、水虫患部は、乾燥した状態にしてから処理すること
 2、ステロイド剤を積極的に水虫治療に使うこと

足指の間(趾間)では、皮膚が360度折れ曲がっていて互いに接触するという構造をしています。
このため、趾間は湿度が高く、水虫が相互感染して患部が拡大します。
そして、患部には、水虫菌によって食い荒らされた皮膚が何重にも累積しています。
この趾間水虫に当道場処理液を使うと、まもなく水虫菌が消滅して、水虫菌によって食い荒らされた皮膚がはがれてきます。
皮膚がはがれると、その下からは否応なしに新しい皮膚が表面へと出てきます。
ところが、その新しい皮膚は、皮膚の下層部からいきなり表面へ出てきたわけで、まだ表皮としての機能を備えておらず、とても刺激に弱い状態です。
ですから、この新しい皮膚は、湿っていて炎症を起こしている状態になります。
このような湿った炎症状態の皮膚では、水虫菌はとても強靭で水虫薬に抵抗し、増殖して患部が拡大します。
もともとは当道場処理液がよく効くからこそ水虫菌が消滅して、水虫によって食い荒らされた皮膚がはがれるのですが、その皮膚がはがれることにより水虫患部が湿潤した炎症状態になるのです。

ここまで考えがまとまってくると、ようやく一つの結論が見えてきました。
それは、ステロイド剤を積極的に使用して、水虫患部の湿潤状態を解消すれば良いだろう、ということです。
水虫患部の皮膚が普通の状態に戻れば、水虫菌は簡単に消滅させることができます。
(続く)

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水虫を治療するときは、誰でも水虫薬を使います。
私たちは、水虫の患部に水虫薬を塗ること以外には、水虫を治す手段を持っていません。
ですから、水虫薬が水虫層を消滅させるだけの効力を持っていなければ、水虫を治すことはできません。
残念ながら、今使われている水虫薬は水虫を完治させるだけの効力を持っていない、というのが現状です。

私自身も含めて言えることなのですが、水虫が完治した、治った、ということをどのようにして判断しているでしょうか。
水虫薬を塗り続けて、目に見えている水虫患部が消失していき、きれいな皮膚を回復して、それから適当に処理を継続(1ヵ月程度)して、水虫が再発しなければ完治である、としています。
しかし、これでは全く不十分ですね。
残念ながら、水虫はこれよりもはるかに高いレベルで生き続けています。
水虫薬の攻撃を受ければ、すぐに隠れ水虫となって人の目をごまかす、という特技を水虫は持っています。

私も水虫薬の開発を行うようになってから十数年経つわけですが、どこまでいっても水虫の奥・最深部が見えてきません。
まぁ、それが水虫無限地獄という表題の由来でもあるのですが。
1枚目の写真は、右手中指の爪右端部のものです。
当道場処理液で処理を続けてきているのですが、完治したと思って処理をやめると、爪の横の皮膚が少しはれてきました。
残念ながら水虫は治っていなかった、と認識せざるを得ません。
そして、再度試行錯誤を行い、ようやくこの水虫患部の状態を解明しました。
2枚目の写真で示すように、この水虫の患部は爪の横の皮膚に存在しており、その水虫層を消滅させたので、水虫菌が住み着いていた皮膚が壊死して浮いてきました。
こんなむき出しになっている皮膚部分に頑強な水虫層があったとは、とても信じられない思いでした。

水虫の患部では皮膚の新陳代謝が抑制されていますので、2枚目の写真に写っている壊死皮膚は、何十年も前に水虫に感染して以来ずっとこの場所に存在してきた、ということになります。
恐るべし、水虫!
このような現象をどう説明すればいいのでしょうか。
エタノール(アルコール)は細菌を殺す力を持っています。
しかし、コップの壁面にこびりついた細菌層は、エタノールに抵抗して生き続ける力を持っています。
エタノールが殺せるのは、浮遊している細菌だけなのですね。
これと同じことが水虫患部でもおきているのでしょう。
皮膚組織の奥深くに入り込んだ水虫層は、薬品(水虫薬)に対して抵抗力を持っているのでしょう。

水虫が強ければ強いほど、私たちもそれに負けずに対処策を考えていくしかありません。
負けてたまるか、水虫め!の精神でがんばりましょう。

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最近の出来事なのですが、子供のところへ行き、数日間滞在しました。
風呂へ入った際に、そこにあったせっけんをそのまま使ったのですが、少し皮膚への刺激があるな、と感じました。
そして、就寝中に、股間部がかゆくて眼がさめました。
3日後、股間部が広範囲に赤くはれていました。
「わぁ、ひどい水虫だ、劇症水虫だ」、とびっくりしました。

上の写真は、一つの参考例です。
こんなにひどくはなかったのですが、私のケースでも陰股部全体に赤くはれて炎症がおきていました。
こんなひどい水虫ができるのか、と初めは思わず錯乱しましたが、陰股部での症状ですからカンジダ菌との混合感染だな、と気がつき、カンジダ菌にも有効なアゾール系抗真菌剤を使って何とか対処できました。

結論としては、私の症状は水虫ではなくてカンジダ症であったわけです。
上の写真もカンジダ症の症例です。
カンジダ感染症では、写真のように激烈な症状になるそうです。
そして、カンジダ症では抗真菌剤がよく奏効し、すぐに症状が軽快する、とされています。
水虫の場合には、このような急激な発症・患部拡大は起きません。
水虫菌の生育は、もっとはるかに遅いようです。

陰股部では、カンジダ菌が常在細菌として住み着いています。
ですから、陰股部の水虫では、水虫菌とカンジダ菌との混合感染症を形成している、と考えてよいと思います。
インキンタムシの場合、水虫菌とカンジダ菌との両者に効き目を持つ薬剤を使うのが好ましいでしょう。
また、陰股部以外の水虫でも、カンジダ菌との混合感染が起きていると考えられます。
水虫患部では、カンジダ菌が生き残っていると、水虫菌もその陰に隠れて生き延びるのでしょうね。
このような混合感染が、水虫が治りにくい要因の一つであると思われます。

カンジダ症に直面しているときは私も必死な思いで対応しましたが、終わってみればよい経験をした、と思えます。
水虫菌とカンジダ菌とは、共存している、ということを再認識しました。

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