水虫道場

水虫を治しましょう。

水虫症例

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爪水虫のでき方(2)

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前回ご紹介しましたように、爪と皮膚との接合部分に付着した水虫菌は、そのまま菌糸を伸ばして接合部分(爪床)の中へと入っていきます。
その進入速度はとても速く、水虫盛期の初夏であれば2週間程度で爪の根元に達すると思われます。
今回ご紹介している右手人差し指爪では、爪の中央付近まで菌糸が伸びているところで水虫菌の侵入に気がつきました(1枚目の写真、再掲)。

この状態の爪に、1日3回程度、当道場処理液を十分量塗りました。
この処理で、急速に爪の中へと伸びている水虫菌の侵入が止まり、さらには菌糸が死んで侵入部分が爪の先へと伸びてくるかどうかを観察しました。
処理を始めてから10日後の爪の状態を2枚目の写真に示します。
爪にできた空洞部分をカットしてあります。
この写真では、カットした爪よりもさらに深い部分にまで薄い影ができていることを観察できます。
この影の部分は、水虫菌が侵入していることを示しており、この部分の爪床は既に壊死しています。
1枚目の写真では爪の真ん中にまで到達していた薄い影が、2枚目の写真では少し爪先の方へと移動しています。
水虫の患部がこのように爪先へと移動していることは、処理が奏効して水虫菌が死滅していることを示しています。
もし水虫菌が生きていれば、水虫菌が爪組織の新陳代謝を抑えますので、水虫の患部は移動しません。
つまり、当道場処理液を塗ることにより、爪床の中へと菌糸を伸ばしていた水虫菌が死滅し、爪水虫を治す見通しがついたわけです。

処理開始から1ヵ月後の爪の状態を3枚目の写真に示します。
水虫菌が侵入していた部分は爪先の部分へと移動しており、あと少しで空洞部分もなくなります。
爪床の中に広がっていた薄い影(水虫菌の侵入部分)も消失しています。
手の爪は約3ヶ月で生え変わりますので、それを考慮するとこの爪水虫を順調に短期間で処理できたことがわかります。
この段階では、もう処理液を塗ることも忘れています(笑)。
あとは爪が伸びるのを待って、爪の損傷部分を切り取るだけです。

今回ご紹介しました爪水虫では、水虫菌が爪の中へと菌糸を伸ばしている最中のもので、水虫感染初期に相当します。
このため、この爪水虫はもともと治りよい部類に入るのですが、それにしても当道場処理液を塗るだけで効果的に爪水虫を処理できたわけです。
爪の先端部分だけが水虫になっている軽度の爪水虫では、当道場処理液を塗るだけで爪水虫が治る場合も多いようですが、今回の結果はそれを裏付けるものとなりました。

爪水虫のでき方(1)

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私の全身に無数にできていた水虫・毛瘡を治そうと思って、去年は当道場処理液を全身に塗る作業を行ったのですが、そしてそれらの水虫群も大部分は消滅したのですが、それでも身体のどこかに水虫が残っていて時折り再発してきます。
手指にできていた爪水虫も全部治してきれいな爪を回復し、もう爪水虫にはなることはないだろうな、と思っていたのですが、残念ながら右手人差し指の爪にまた水虫が新規感染してしまいました。
私の場合、この指で身体をかく習慣があり、このため小さな毛瘡が一つ残っていてもそこから水虫菌がこの指に感染してしまうようです。

爪の先端に水虫菌を含む体液などが付着すると、そこから水虫菌が菌糸を伸ばして成長していき、爪と皮膚との接合部分(爪床)の組織が食い荒らされ、爪と皮膚との接合部分が剥離して空洞ができ、きれいな円弧の形が崩れていきます。
実は、春先にこの人差し指の爪と皮膚との接合部分の形が乱れて小さな段差ができていることに気がついていたのですが、残念ながらその写真を撮っていないのでお見せできません。
この水虫菌による最初の組織破壊は微小なものですので、肉眼では確認できない(気がつかない?)場合もあります。

こうして爪の先端部分に入り込んだ水虫菌は、春〜初夏の水虫盛期であればあっという間に爪(爪床)の内部へと菌糸を伸ばして行きます。
正確に観察した記録は持っていないのですが、おそらく1−2週間のうちに爪の根元にまで達するようです。
この際、菌糸が伸びている部分では爪の色が少し影を帯びていますので、爪を注意深く観察すればどこまで菌糸が達しているのか把握できます。
この菌糸が伸びている部分では、爪床は既に食い荒らされて組織が破壊されて壊死しており、楊枝で爪と皮膚との間を広げると爪床部分が簡単に剥離して巨大な空洞ができます。
既に爪床は死んでいますので、痛みは全くありません。
この楊枝で広げた空洞に、液状の水虫薬を入れると、水虫菌の菌糸は一撃で消滅して治ってしまいます。
私は、この方法で何度か爪水虫ができるのを阻止した経験があります。

今回は爪の状態を観察していなかったのですが、気がついたときには人差し指爪の半分程度にまで水虫菌が侵入していました(上の写真)。
写真で見ると、爪の中央よりに巨大な空洞ができており、その空洞が爪の根元の方へと伸びています。
そして、水虫菌の菌糸はもっと深い部分にまで伸びており、注意深く観察すれば爪の半分程度の深さにまで影ができていることがわかります(写真では皮膚や爪の色が出にくく、見えにくくて恐縮です)。
つまり、水虫菌は既に爪の半分の位置まで達しており、あと1週間も放置すれば爪全体が水虫菌に占領されるところまで来ていたわけです。

この爪水虫は、当道場処理液を外から塗るという方法で治すことにしました。
処理の経過と結果は、次回にご紹介します。

なお、爪の先端に水虫菌が付着した場合に、その水虫菌が爪に内部へと入らずにそのまま先端部にとどまる場合も多くあります。
私の場合でも、手指の爪8本に水虫ができていたわけですが、この例のように爪の奥深くへと水虫菌が伸びていくのは右手の人差し指、親指と小指だけです。
他の指では、水虫は爪の先端部分にとどまったままでした。
このような症状の違いがなぜおきるのか、その理由は全く不明です。
確認できている白癬菌の種類は、トリコフィトン・メンタグロフィテスとトリコフィトン・ルブルムです。

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足指の間(趾間)に重度の水虫ができている症例の処理について、ご紹介しています。
1枚目の写真は処理前のもので、趾間に傷害された皮膚が積み重なっています(再掲)。
この患部に、1日1回、当道場処理液を噴霧処理すると、趾間の障害皮膚が順調にはがれ落ちて、2週間後には趾間の障害皮膚が消失しました。
さらに1日1回の処理を継続し、4週間後には2枚目の写真に示すように、趾間は正常な状態に回復しました。

この症例では、左右両足のつま先部分全体にひどい水虫ができていました。
左右両足の8つの趾間すべてに水虫ができていましたが、それらの8趾間すべてが正常な状態にまで回復しました。
僅かに1ヵ月足らずの期間の処理により、趾間の皮膚症状を消滅させることができたわけです。
しかし、これで水虫が治ったわけではありません。

水虫は、皮膚症状が消えてからが本当の勝負になります。
すなわち、趾間の皮膚症状がなくなった段階では、それは単に障害皮膚が見えなくなっただけであり、皮膚の下には水虫菌の本体が生き残っています。
ですから、皮膚症状が見えなくなってからさらに2−3ヵ月程度は処理を継続し、水虫菌およびそのタネ(胞子)が消失するのを待ちます。
水虫菌は、皮膚の奥深くでじっとひそんでいるあいだは水虫薬に対して不感性になっていますので、いくら処理しても菌を殺すことができません。
その水虫菌が活動を始めると、水虫薬が効くようになりますので、しばらくは処理を継続して水虫が動くのを待つしかないのです。
ここで水虫菌を完全に消滅することが達成できれば、ようやく念願の水虫完治になります。
逆にいえば、ここで水虫菌を消滅させることができなければ、いつまでも水虫が治らないと嘆くことになります。

この症例では、処理を開始してから既に3ヵ月が経過しました。
上記の右足第4趾間では、水虫の再発(皮膚症状が現われること)も見られず、ようやく水虫完治であるといえそうです。
今のところ、皮膚の下に水虫菌が生き残っているかどうかを検査する方法は知られていません。
このため、水虫菌が消滅したかどうかは、これくらいの期間処理をすれば水虫が再発しなかった、というような漠然とした基準で判断するしかありません。
私の基準としては、皮膚症状が消滅してから2−3ヵ月程度は処理を継続する必要がある(水虫が完治になる)と判断しています。
皮膚科医の中には、半年〜1年ほども処理を継続することを主張する方もおられますね。

この症例では、8つの趾間のうち3趾間で皮膚症状が再発しました。
この再発については、次回にご紹介します。

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足の指の間(趾間)では、皮膚はお互いに皮膚と接触するだけであり、例えば地面のような固い異物と接触することがありません。
このため、趾間の皮膚は柔らかくできており、刺激に慣れていない(弱い)という特徴があります。
趾間水虫を治す場合にも、趾間の皮膚が刺激に弱いことは大きな障害になります。
すなわち、皮膚への刺激がある薬剤を趾間に使うと、皮膚が炎症を起こしてしまうのです。
例えば、木酢液(酢酸濃度10%程度)を過剰に使うと趾間に炎症がおこり、木酢液を使い続けることができなくなります。
皮膚に炎症がおきると、理由は不明なのですが、水虫菌が死ななくなり、さらには水虫菌が増殖するようになります。

当道場処理液は皮膚への浸透性がよく、水虫を簡単に治してしまうのですが、皮膚への刺激性も少しありました。
この皮膚への刺激性を軽減させた処理液をつくり、それを用いて趾間水虫を処理しました。
1枚目の写真は、処理前の右足第4趾間のもので、ひどい水虫になっています(再掲)。
この患部に、1日1回、当道場処理液をスプレーで噴霧しました。
5日後には、患部に積み重なっていた白変した障害皮膚が除去できており、趾間はかなりきれいな状態になりました(2枚目の写真)。
そして、9日後には趾間はほぼきれいな状態にまで回復しました(3枚目の写真)。
このように短期間で趾間の皮膚症状が消滅しており、素晴らしい効果が得られたわけです。
なお、この趾間水虫はこれで治ったわけではありません。
この段階では皮膚表面の異物(障害皮膚)が消えただけであり、皮膚の下にはまだまだ水虫菌が生きていますので、完治までにはさらに長期の処理が必要です。

これまで趾間水虫の処理には苦労してきたのですが、ようやく趾間水虫という難敵を打破することができたようです。
治りにくいといわれる水虫ですが、その治りにくさの一端を突破できたのではないか、と思っています。
(続く)

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趾間型水虫は、患者数が一番多い水虫であるといわれています。
そして、足の指の間は皮膚が360度折れ曲がって皮膚が互いに接触しているという構造上の特徴があり、水虫菌が広範囲に広がって水虫が重症化しやすいという特徴もあります。
足指の間では、水虫菌によって蚕食された皮膚が何層にも積み重なっていて、水虫薬が浸透しにくく、趾間水虫は治りにくいのです。
また、趾間では、水虫菌が皮膚の奥深くへ潜行するために、表面上は何の皮膚症状も見られない「隠れ水虫」が圧倒的に多くなります。

当道場処理液は皮膚の水虫にはとてもよく効くのですが、趾間では皮膚が刺激に弱く、このために趾間水虫に当道場処理液を使う場合には皮膚の炎症が起こらないように注意しながら処理する必要がありました。
そこで、当道場処理液の皮膚刺激性を軽減する工夫を行いました。
その結果、皮膚への刺激性が少なく、水虫が治りよい処理液を得ることができました。
この処理液を用いて、難治性の足水虫(趾間、足裏などに広範囲の水虫がある症例)を処理した結果をシリーズでご紹介していきます。

1枚目の写真は、右足第4趾間のひどい水虫を捉えています。
この写真は、処理前の状態です。
この患部に1日1回当道場処理液をスプレーで噴霧しました。
これだけ症状がひどい水虫では、ブラシを使って処理液を塗るという方法は使えません。
なぜかというと、ブラシに皮膚片が付着し、それが処理液へと混入するために処理液の汚染が起きる恐れが強いからです。

2回処理したあとの状態を2枚目の写真に示します。
入浴時に患部を洗った効果もあり、趾間の障害皮膚がかなり取れてきています。
処理液の効果も十分にあるようです。
(続く)

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