突然だが、みなさんは街中を歩く時、昔と比べて歩きにくいと思うことはないだろうか?
自分は最近、街中を歩くのが嫌になることが多々ある。
その理由は・・・
今の日本人に「譲り合いの心」と「思いやりの心」が欠如していること、そして、自己中心人間が爆発的に増えたのが原因にあるのではないかと思っている。
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例えば、歩道を歩いているところに、向かい側から人が歩いてきたとする。
自分は1人、向こうは4〜5人おり、歩道目一杯に広がって歩いてくる。
おそらく、1人で歩いていたとしたら、みなさんもこうお考えのはず。
「歩道目一杯に広がらずに、向かい側から来る人にも道を開けてくれ」と。
でも、実際のところ、すんなりと道を開けてくれるケースは稀である。
すれ違う直前になって、1人でも避けてくれればマシな方。
酷い場合、こちらが一旦立ち止まらないと確実に正面衝突するくらいの勢いなこともある。
別に、歩道を歩くのに、大人数で歩いている方が優先されるなんていう決まりごとはない。
むしろ、大人数で歩く方は気を使うべきだと思う。
なのに、それが出来ないのが圧倒的に多くなってきている。
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例えば、エレベーターに乗ろうとして、障がい者やご高齢の方がいたらどうする?
そのエレベーターの形状によって変わりはするが、何らかの形でドアが閉まるのを押さえてあげる等のことをするものではないだろうか。
ところが今どきは、そんなのお構いなしに我先に乗り込み、ドアを押さえることもせず、手元の携帯(スマートフォン)に夢中になり、高齢者や障がい者の方々を優先する気持ちなど微塵もないのが多々見かけられる。
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例えば、人ごみの中を歩いていて、向こう側から歩いてくる人と鉢合わせになりかけた時、あなたならどうするだろうか?
ひと昔前なら、相手方に道を譲るとか、少し体を避けるなどのことをしたものだが、今どきは違う。
とにかく自分の行く先に向けて一目散に歩みを進めることしか考えていないのが多く、自ら避けるという行為が全く出来ないのがとにかく多い。
このため、足を踏まれたり、体がぶつかったりするのは日常茶飯事になった。
それを避けるために、自ら避けることが多く、その様はサッカーにおいてドリブルをしながらフェイントをしかけて抜き去るかのようである。
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みなさんは、歩いていて、自動車・バイク・自転車に轢かれかけたことはないだろうか?
しかも、歩行者として交通ルールを守っているのにである。
おそらく、1回や2回で済む話ではないと思う。
本来、道路上においての優先順序は歩行者→自転車→バイク→自動車のはずである。
しかし、実際のところは車両に乗るものが歩行者優先などそっちのけで運転していることが多いと思う。
特に人ごみの中に突っ込んでくるなんていうのは、許しがたいものがある。(業務上の事情がある場合はやむを得ないが)
都内などでは、新宿や秋葉原などという人通りの多い歩道に自転車で入り込んでくる戯け者がいるが、一体何を考えているのか疑問に思ってしまう。
交通ルールといえば、自動車等で走行中に緊急車両(パトカー・消防車・救急車といったもの)がサイレンを鳴らして走行してきたら、道路の端に寄るなどして道を譲るというのがあるが、最近は緊急車両が来ても避けようともしないドライバーを見かけることがある。
もし、そのドライバーが逆に救急車で搬送される立場だったとしたら、「道を開けろ!」と思うはずであるが、そういう考えに及ばないのだろうか?
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これらのことに共通するのは、
・相手方を思いやる心が欠如しているということ
・相手を優先しようという譲り合いの心が欠如しているということ
そして、
・自己中心&自分勝手の人間が圧倒的多数になってしまったこと
だと思う。
自分が子供の頃は、こんなに思いやりがなく自分勝手な人間なんて、そんなに多くはなかった。
今の世の中のようにギスギスした感じはなかった。
何故にこんなにも冷たい世の中になったのだろうか?
自分なりの考えだが、
あまりにも
「自分を大事にする」
「自分を愛する」
などの考えばかりが極端に肥大してしまい、それによって
自分以外のことに目が届かない・思いが至らない
というようになってしまったのではないだろうか。
それなら確かに、自分のことばかり優先し、周りのことなど微塵も考えない人間が溢れかえるのも無理ない話しである。
確かに自分を大事にするのも必要だとは思うが、物事は全てにおいてバランスというものが必要であり、自分ばかりを大事にしたら、それは自己中心の人間が出来上がるに決まっているのだ。
自分も大事しつつ、周りをも大事にするのが今の日本においては必要なのであり、このまま「自分大好き」ばかり声高に言っていたら、社会全体が確実に崩壊すると自分は思う。
[今日のBGM]
坂本竜一 「put your hands up」