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映画『手紙』を観て

 映画『手紙』を観た。
 強盗殺人を犯したため服役中の兄を持つがゆえに、社会的差別を受け続ける主人公、直貴。
家電量販店に職を得るも、兄の存在が会社に知れ、売り場から倉庫へ異動となる。
 彼を慕う由美子が会社へあてた直訴の手紙が会長を動かす。「差別のない国を探すんじゃない、君はここで生きていくんだ」そう直貴を励ます会長。
 そして被害者の息子もまた、「もう終わりにしよう、長かったな、お互い」と直貴に言うのだった。
 葛藤を乗り越え、兄のいる刑務所に慰問に訪れる直貴。

 観終わって考えた。
 弟がもし、犯罪を犯したら。自分は社会からの冷たい視線に耐え、面会に行き、手紙を書き送ることができるだろうか、と。正直、心もとない。自らを守るため、縁を切ろうとするのではないだろうか。
 そして、気がつく。自分の中にも、人を親兄弟や出身で判断する、差別の気持ちが存在することに。

 一度貼られたレッテルをはがすことの困難が想像できる一方で、いとも容易に人にレッテルを貼る自分がいる。直貴の立場にはなりたくないと思いながら。

 少なくとも、自分の中の弱い心、狭い心から目を逸らさずありたいと思う。

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こんばんは、はじめまして。「差別のない国を探すんじゃない、君はここで生きていくんだ」重い言葉ですよね。

2006/11/5(日) 午後 9:41 [ - ] 返信する

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