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メンコンという言葉がある。
メンデルスゾーンのコンチェルトを略したものでこの人のヴァイオリン協奏曲を指す。
そりゃ仕方ないよね。
ヴァイオリン協奏曲があれだけ有名なんだから。
でも、実は彼はピアノ協奏曲も書いている。
その一曲がこれ。
聴いてみれば解るんだけど、陽性の曲で聴きやすい。
ただしヴァイオリン協奏曲のように決めフレーズがない。
だから、有名じゃないんだろう。
ピアノ協奏曲ならもっといっぱい名曲が揃っているのも災いしてるかも。
でも、彼らしい曲でかなり良い曲なのはたしか。
メンデルゾーンの曲に好感を持ってる人なら是非聴いてほしい。
演奏のほう。
録音が良いせいか、空気が封じ込まれてる。
で、どんな空気かというと、中庸というか、出るところは出て引っ込むところは引っ込んで。
でも、ダイナマイトバディってわけじゃない。
親しみやすいラインという感じ。
あるいは穏やかにほほえむような。
クラシックを聴いてるなって思わせる演奏。
あと、特筆しなきゃいけないのはメルジーネ。
非常な秀演。心地よさ抜群。
素晴らしい!
今日聴いたもの
メンデルスゾーン 2台のピアノのための協奏曲・序曲「美しいメルジーネの物語」/リステンパルト ザール室内管
仏 CFD 346 (レコード)
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