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ほぼ1年のブランクになってしまいましたが去年の東部カナダの旅の続きです。 前の続きはこちらからどうぞ→ http://blogs.yahoo.co.jp/y_o_m05/60803387.html 2009年7月13日 起床;8:00 出発;10:00 到着;5:00 ニューファンランド イーストポート 朝、車に物を取りに行って驚いた。 私達の車はステーションワゴン、後ろのハッチバックが高々と開いていた。 部屋に戻って相方に車に行ってハッチバックを開けたか聞くとこの朝はまだ車に行ってもいないと言う。 事情を話すと相方が直ぐに車に飛んで行く。 車の中は物が沢山詰まっており何か失っても直ぐには見当も付かない。 だけれど見た感じは何の変化もない。 結局、何も喪失した物は無いと判断すると安堵と共にNLの安全さを感じる。 昨日カヤックをして車にアクセスしたのを最後にロンとお喋りしてハッチバックを開けたままなのを忘れて寝てしまったようだが 普段こんなミスはしない、特に車気違いの相方だがきっとNLの自然と優しさに気が緩んでしまったのだろう。 それにしても一晩中車のドアが開いていたというのに物が無くなっていないと言うのが驚きだった。 いくら街の中心から離れた所に宿泊していたからとは言え道路に面した宿泊所だ。 我が家のドライブウェイに駐車してドアを開け放したまま寝ていれば物はおろか車まで失っていただろう。 また旅が続ける事が出来る事に感謝する。 お隣の写真家夫婦はもう朝早くにチェックアウトした後だった。 ボナビスタ付近は結構見所がある。 ボナビスタの灯台は今は使われていないが昔のままにしてあって灯台と灯台守の生活を見学する事が出来る。 有料だが見学するだけの価値はあった。 中に入るとスタッフの案内と説明がある。 灯台守の仕事はとても大変だったらしい。 2時間毎にねじを巻きなおし灯台のガラスをいつも綺麗に磨かなければならない。 その当時の灯台守の職業は大変でも重要な仕事なので栄誉ある職業であったようだ。 一通り見て回るとスタッフの1人がパッフィンの巣がこの灯台の直ぐ側の岩にあると教えてくれた。 昨日のパッフィンの事もあり直ぐに見に行く事にする。 灯台の側の岩のパッフィンの方が昨日見たエリストンよりも数が多かった。 賑わいながらも飛んだり身づくろいしたりしていたがある時を機会に一斉に海に飛んでいった! 岩山の方には巣の中に雛だけ残っているようでまったくパッフィンは見当たらなくなった。 海にはパッフィンが海面に漂い、潜って狩りをしているようだった。 何時までも見ていたかった先が長い、重い腰を持ち上げて次の見学地に行く。 その前にジョンカボットの銅像が建っている所に立ち寄っていった。 さて次はダンジェン(dungeon)と呼ばれる波で削り取られた洞窟を見学する。 かなり荒い波打ち際だがもし静寂になる事があればここでカヤックをするのも面白いと思った。 ここでもまた沖の方に氷山が見る事が出来た。 もしかしたら昨日追いかけていた氷山かもしれない・・・。 ダンジェンでお昼を食べてまたボナビスタの街に戻る。 ボナビスタにはタラ業で栄えたライアンプレミシー(Ryan Premises ライアンの屋敷)と言う国立遺産になっている建物がある。 日本の鰊御殿と同じようなものだと思えば話が早い。 鱈漁で栄えた一家の工場建物だが時間が無くてここには寄らずに外からの見学になってしまった。 さて一路イーストポートに向かう為にボナビスタを離れる。 イーストポートに行く途中にテラ・ノバ国立公園を通る。 テラ・ノバ公園にはハイキングトレイルがあったりキャンプ場もあるが今回は通るだけで過ごす事は無かった。 リックのイーストポートの家にちょっと迷いながら着くと屋根にカヤックを載せた車が数台停まっていた。 お馴染みのリック、マイク、ティム&クリスティーの車とカヤックだ。 着くとちょうど夕食の支度をしている最中だった。 イーストポートの家は2部屋ある小さい家でリックの娘さんアディーとボーイフレンドのロブが住んでいた。 ここでもリックが私達に一部屋使うようにと言う。 庭にはテントが張られていてアディーとロブはキャンプすると言うので恐縮してしまう 私達もテントを持って来ているのでキャンプをと言ったがリックの心からのおもてなしにしたがう。 夕食後ビーチに下りて散歩し暗くなってからは庭で焚き火を始める。 アディーとロブはテラ・ノバ国立公園で働くワーデン(Warden;監視人)で色々な話が聞けた。 その中で特に興味が惹いたのはケープリンの事だった。 7月頃になるとケープリン(Capelin カラフトシシャモ)が産卵の為にビーチの直ぐそこを泳いでくるのが見られると言う。 残念ながら私達の滞在中はその様子を見る事が出来なかったがユーチューブでその様子が見られる。 ニューファンランダーは主にオスを食べるそうでメスのケープリンは食べない。 私は日本人は雌の方を好んで食べると言うと丁度釣り合いが取れていいと笑う。 多分ケープリン漁を行う時はオスはNLに残りメスは日本などに輸出されているのだろう。 キャンプファイヤーの火を眺めながら夜は更けていった・・・。
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カナダの旅
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起床;8:30 出発;10:30 到着;4:30 ニューファンランド ボナビスタ 走行距離;312.2Km NLの旅を続ける為にリックの家を旅立つ 今度は東から西に向けての旅だ。 リックに教えてもらった場所に行く事にするがリックとまた会う約束をする。 リックはイーストポートと言う所に別荘を持っていてこの後そちらに移動するという。 コンセプションベイからイーストポートまで真っ直ぐ行けば3時間程で行ける距離だがハイウエーを通るだけでは面白くない。 海岸線沿いに進めば色々なコミュニティーが見られるしリックもそれを強く勧める。 そしてイーストポートの彼の家で落ち合う事になった。 まずはリックのお勧め、トリニティーベイを目指す。その前に食料を買い込む。 トリニティベイにはお昼頃着く。ここは海に向かって開けた古いコミュニティーでチャーミングだ 観光客も盛んにカメラを向けている。 小さなコミュニティーの割には大きい教会が町の中心にある。 相方はこのトリニティーに1泊するつもりで泊まる所を見ているが思うような所がない。 時間もまだ早かったので先に進む事にする。 次の目的地はボナビスタだ。 ボナビスタはジョンカボットが立ち寄ったと正式公認された所だ。 ボナビスタまでの道には小さなコミュニティーが点在するがそのうちの一つ、エリストンと言う町は 世界で一番沢山の*ルーツセラー(Root cellar)を所持していてまたパッフィンが見られる所だ。 *ルーツセラーとは野菜、特にジャガイモ・人参・蕪等の根野菜を冬の間仕舞って置く言わば天然の冷蔵庫。小高い丘に直に穴を掘って棚を取り付けているので夏も温度が一定していて冷蔵庫が普及される前はこれを利用していた。
時々道路の脇に【パッフィンフェスティバル】のサインが見て取れる。 ニューファンランドでの一番の見所は沢山あるが鯨・パッフィン・氷山と自然に関するものは沢山ある。 その中でもパッフィンは私の中では1番に見てみたい鳥だ。 もう頭の中はパッフィン(和名;ニシツノメドリ)でいっぱいになりエリストンへの道も楽しかった。 エリストンのインフォメーションセンターに行きパッフィンが見られる場所を教えてもらう。 勿論無料見学だ! 所でノバスコシャ、ニューブランズウィックでは盛んにパッフィン、鯨見学のボートツアーがある。 勿論お金を払ってボートに乗り2、3時間海上を漂う訳だが確実に見られる保障も無い。 まぁ体験が楽しいのであって見られる事はボーナスです的な商業だがニューファンランド、 それもここでは無料で目の前で陸から見る事が出来る。 まったくパッフィンは可愛い!虜になってしまった。 翼と体の釣り合いが取れないような身体つきで飛ぶのだが早い。 ニュージーランドでペンギンを見て以来の感動だがパッフィンは飛ぶ事が出来る。 パッフィンがいる場所に着くと早々一人の観光客が私達に向かって話しかける。 「5分ほど早く来ていれば直ぐそこにパッフィンが見られたのよ〜、惜しい事をしたわね〜」 パッフィンがいる岩は海の中に孤立した岩だったので人間がいる近くに飛んで来る事は珍しい事なのだそうだ。 身じろぎもせず観光客にサービスをするかのようにカメラにその姿を収めさせていたらしい。 そんな事を言われて悔しい思いをするが目の前の孤立した岩山には沢山のパッフィンがいる。 こんな時、望遠率が高いカメラが必要だと思ったが私の12倍率のコンパクトカメラでも充分に撮れた。 そして遠くの海には氷山も見える!なんとラッキーなのだろう。 30分ほど見ていただろうか、そろそろ引き上げボナビスタを目指す。 ボナビスタではキッチン付きの部屋(モーテルのような感じ)が見付かる。 海に面していてちょっと2m弱の段差があるけれどビーチもあった。 チェックインした時に水平線より近い所に氷山が見られちょっとワクワクする。 夕食を早めに取って早速氷山目指して漕ぐ事にする 幸運な事に風もない穏やかな夕方だった。 氷山は最初に見た時から大分南下したようだがまだ見る事が出来る距離だった。 ボナビスタの灯台がある所に出るとうねりが出ていたのでこれ以上外洋に出ると危ないと判断し遠目から氷山を眺めた。 氷山は英語でIceberg(アイスバーグ)と言うがその大きさで多少呼び方が違う。 Growler (グラウラー);0〜5m
Bergy Bit(バーギービット);5〜15m Small berg(スモールバーグ);15〜60m Medium to Very Large(ミディアムからとても大きい);60〜220m 私たちが見た氷山はスモールバーグだろうか、それでも結構大きかった。 宿泊所に戻る前にもう少し辺りをカヤックで楽しんだ。 太陽がかなり傾き始めていたのでそろそろ引き上げようと岸に向かって漕いでいると 陸の方、私達の宿泊所の方からフラッシュライトが見える。 どうやら私達を撮っている様だった。 カヤックを引き上げ水洗いをしているとお隣の宿泊客が私達に話しかける。 お隣さんはNLの住んでいるご夫婦で撮影旅行をしているプロの写真家だった。 奥さんは私達のカヤックに興味を持たれた様でカヤックに座っても言いか聞く。 どうぞ、と座り方を教え乗り込むと満足げだった。 写真家の旦那さん、ロンは私達を撮った事を告げ、コピーが欲しかったらメールをしてくれれば送ると言う。 今まで何度か通りすがりの人たちに陸から撮られた事はあったがどんな風に写真に撮られているのか知らない。 またカヤックに乗りながらお互いを撮った写真はいつも見ているのでロンの好意は嬉しかった。 メールアドレスを貰いお互い部屋に引き上げる。 余談;ロンのサイトを見ていたら彼と同じ日、同じ時間帯に撮ったと思われる写真を見つけた。 構図は違うけれど雲の形が同じだ。でも彼の写真の方が色も構図もずっといい。 http://www.stoneislandphotography.com/Sunrise-Sunset-Moon/Bonavista/ のSunset At Red Coveをクリックしてみてください。 ロンに送ってもらった私達のカヤック写真 (プロファイルの写真もロンの写真です) |
7月9日 起床;9:00 出発;2:00 到着;7:30 (ニューファンランドタイム+3:30)ニューファンランド州、コンセプションベイ 走行距離;210Km 刑務所のベッドのような場所にしては割りとよく寝れたような気がした。 確かではないけれど鼻も横になっていた時は鼻で呼吸が出来たようで口が渇くといった事はなかった。 8時ごろには何となく目が覚めていたようだけれど相方が起こすまで横になっていた。 起こされたのは9時ごろでお腹が空いたのでフェリーのレストランに行く。 食事後フェリーの甲板に行く。 甲板からニューファンランドが影のように左側に見えていた。 予定では12時に着く筈だが出航が1時間半ほど遅れたのとアトランティックタイムから30分先に進むので 到着するのは2時ごろになるだろうか、まだ先が長い。 お天気が良くフェリーは思っていたより遅い速度で進んでいるので甲板でも寒くはなかった。 海を眺めていた時に鯨の潮吹きを発見!周りにいた人も私に釣られてその方角を見る。 お昼は昨日フェリーに乗り込む前に作ったサンドイッチを持ってきていたのでそれを食べて節約。 予定通り?2時間送れてアルジェンチャ(Argentir)に着く。 ついにThe Rockに上陸 Rockとはニューファンランド島のニックネーム(後にどうしてRockと言うのか分かる) 実はここではネットを通して知り合ったリチャードと言う人が出迎えていてくれた。 2時間も遅れて到着したので済まない気持ちだったが彼に言わせるとフェリーが遅れるのは当たり前の事、 全然気に留めていなかった。 アトランティックでは何所に行っても親切で嫌な思いをした事はなかった。 が、ニューファンランダー(ニューファンランド人)はそれ以上に親切だ。 旅の感想になってしまうが【始めからこの調子でニューファンランドを去る日までこの感想は変わらない】 ニューファンランダーは屈託がない、素直で両手を広げて見知らぬ人を歓迎する。 リチャード(リック)もこの一人、彼は私達に両手を広げて歓迎してくれた。 カヤック仲間という事もあり彼の車の屋根にも手作りのカヤックが乗っていた。 早速彼は何所に行きたいか聞く。 私は勉強不足だったので何所と言う当てもなかったが相方がセントメアリーズ(St.Mary's)に行きたいと言う。 リックが先頭を走りその後を追っていくが彼はゆっくりなペースで走る。 きっと初めての所で私達にゆっくりと景色を見させる為だろうと思った。 Interpretive Centre(案内所)と鳥の岩(写真、拡大します) セントメアリーズには鳥の自然保護地がある。 ここでは7種類の海鳥見られるそうだが私には3種類ほどしか見分けが付かなかった。 物凄い数の海鳥が崖の少しのスペースに巣を作っている。 相方とリックは盛んに魚が腐った臭いがすると言っていたが鼻風邪を引いた私は臭いなど全然気にならない、 鼻風邪バンザイ! それにしてもこの保護地には圧巻された。 リックもここを先に見てしまうと後が詰まらない、と笑っていたがそれは彼の謙遜だった。 セントメアリーズを後にして遠回りして彼の家に帰る。 私達は彼の成人して別居している娘さんの部屋を使わせて貰った。 奥さんは残念な事に実家の催し事でオンタリオ州に帰っていて会う事は出来なかった。 リックはニューファンランドで生まれ育った生粋のニューファンランダーだ。 退職した元雑誌記者でニューファンランドをとても誇りに思っている事は彼の言葉からよく分かる。 そして記者だっただけにニューファンランドの事を知り尽くしていた。 ニューファンランドで過ごす時間を2週間と決めていたので何所を見るべきか、時間を取るべきか的確に教えてくれた。 彼のお喋りも楽しかったがその人柄に惹かれた。 7月10日 起床;8:30 出発;10:10 到着;6:00 (ニューファンランドタイム)ニューファンランド州、コンセプションベイ 走行距離;199.4Km この日はリックに用事があるので私達だけでニューファンランド(以下NL)の州都セントジョンズ界隈を見て回る事にした。 まずは最初の動画に出てくる場所をつきとめたいと思い海岸線沿いを走る。 似たような風景があったがこれといった決め手がなかったがそれなりに楽しいドライブだ。 NLには面白い名前の場所が沢山あるが普通に英語でも呼び方が違う所もある。 その一つにPouch Coveと言う所があるが普通に読めばポーチコーブなのだがリックによるとニューファンランダーはプーチコーブと呼ぶのだそうだ。 (他にもまだその手の呼び方がある場所があったので折々に触れていきたい。) お昼前にセントジョンズに入る。 ここは何と言えば言いのだろう、衝撃を受ける程のカラフルな街並みだ。 色を使う事を恐れない色彩感覚も豊かな人たちだ。 カナダも東の方に来ると色使いが鮮やかだがここは違う!これは一種のカルチャーショックだった。 (動画の24秒辺りに注目してください) 坂の多い街なので歩き回るのはかなりのいい運動になる。 その後でカナダ−イギリス間で初めて送信に成功したシグナルヒルに行く。 こちらのブログに詳細な事が書かれてます、興味がある方はクリックしてみてください。 シグナルヒルは小高い丘の上にお城のようなカボットタワーと呼ばれる建物がある。 無料で見学が出来てセントジョンズの歴史、シグナルヒルに付いて学ぶ事が出来る。 行った日はかなりの風の強い日でタワーに昇り外に出るデッキから街を眺めてみたけれど長い事見る事は出来なかった。 シグナルヒルから下ってくる途中にジョンソンジオセンターがある。 ジョンソンファミリーの慈善事業としてNLを中心とした鉱物、岩質の説明を中心にしたセンターだが 氷山にぶつかって沈没したタイタニック号の展示(主に映画から)海底油田の展示室もある。 だが圧巻なのはその建物、地面から建て上げたのではなく地面をくり貫い建てられているので岩肌そのものを見る事が出来る。 そして鉱物好きなら知っているかもしれないがラブラドル長石(Labradorite)の展示だ。 半貴石として取り扱われているが見る角度でハッとするほどの色を放つ。 角度によってラブラドレッセンスと呼ばれる美しい青い色が見る事が出来る ラブラドル長石はラブラドルから最初に見つけられ名前を付けられたが最近は他の国でも採掘されている。 このセンターにあるサンプルはニューファンランド、ラブラドル地域から採掘されたものだけを扱っている。 お土産にラブラドライトを買ってみようかなと思ったのだが土産用の石しか見当たらなかった(質の良くない物) そのままリックの家に戻るとカヤックを載せたケベックナンバーの車がリックの家の前に停めてあった。 カヤックの持ち主はマイク、リックとは数年前からの知り合いで機会が在る毎にNLを訪れているらしい。 彼もNLに魅せられた一人のようだ。 マイクは退職した教員でケベックに住んでいるが英語圏の人で人生経験豊富からくる話が面白い。 夕食はリックの手料理で4人で食卓を囲んだ。 7月11日 起床;8:30 出発;11:00 到着;4:30 (ニューファンランドタイム)ニューファンランド州、コンセプションベイ 走行距離;65.8Km 朝起きるとマイクが来ていた(彼は小さなキャンパーがありリックの知り合いの人の庭で寝泊りしていた) コーヒー好きなリックの家はコーヒーが途絶えない。 淹れてあるコーヒーを飲んでいるとリックが次々とトーストを作ってくれる。 この日はマイクは他に行く所があるので別行動だがリックと彼のカヤック友達を誘って彼のお気に入りの場所にカヤックに行く事にする。 Ballyhack Pointはリックのお気に入りだけあって彼のブログのタイトルにも使われている。 リックの友達、ティム、クリスティー、フランク、もう一人は名前を失念、総計7人でカヤックをする。 お昼持参でカヤックしたので途中で上陸してお昼にする。 捕鯨船の廃船が見られたりしたがタイドプール(Tide pool、潮溜まり)には生物が見られない。 これは東海岸に来てから気が付いた事だが何所に行っても見る事が出来ない。 太平洋側の西海岸では当たり前のように見られるヒトデやイソギンチャクなどカラフルに見られるのに 東海岸ではそれらは一つとして見られない。 それでもウニの貝殻は見つける事が出来るので生物が海底に居る事は確かなのだが・・・。 3時間ほどゆっくりカヤックをし終えてカヤックを車に載せるとリックにハプニングが起きる。 車のヘッドライトを消し忘れていたのでバッテリーが上がってエンジンが掛からない。 リックが近くの店に入りケーブルを持っている人を探すが中々見付からない。 結局1時間以上立ち往生していただろうか、ケーブルを持っている人が通りかかり助けてくれた。 ティムとクリスティー(夫婦)が私達全てを夕食に招待してくれBBQで楽しい一時を過ごす。 ティムの職業は海底油田に関わる企業で働くエンジニアだった。 彼から珍しいお土産を帰りに貰う 左が普通のスタイロフォームカップ、右が海底1041m下で圧縮されたカップ (同じカップがジョンソンジオセンターでも展示されていた。) スライドショー長いです。
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6月7日 起床;8:30 出発:10:15 到着;6:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 ディンウォール 走行距離;157.8Km 朝から雲はあったがいいお天気になっていた。 昨日のドライブで海の眺めのいい町がありそこに移動しようか如何しようか迷っていたがお天気がいいと移動の準備をする時間が勿体無い。 このキャビンも居心地がいい、という事で3日目、ここでまた宿泊をする事にした。 私の風邪も決定的、鼻風邪を引いてしまったようだ。 カボットトレイルは車でのドライブも楽しいがモーターサイクリストのメッカとしても大変有名な所だ。 起伏がありカーブがあるその道路はバイカーとしての技術を試すのに丁度いい。 宿泊している所はカボットトレイルの中間位置、来た道を引き返して霧で隠れて見えなかった風景を見てみたいと意見が一致した。 昼食を作りドライブに出かける。 霧で隠れていた神秘な風景はこの日ははっきりとその姿を現し曲がりくねった道が見え隠れしてワクワクする。 途中でスカイライン(Skyline)と書いてあるハイキングトレイルの看板を見つける。 手元にある資料では1時間ほどの楽なハイキングで素晴らしい眺めとある。 もうすでにかなりの先客がありやっと駐車スペースを見つける。 サンダルからハイキングシューズに履き替えお昼を持って出かける。 途中で他の人たちがトレイルの真ん中で止まってしきりにカメラを向けている。 何だろうと人に聞いてみると木々の向こうにムースが食事中だという。 私も止まってカメラを取り出すが木がかなり生い茂った所なのではっきりと写す事が出来ない。 それでも人だかりが増えるばかり、仕方が無いのでまた歩き始める。 暫くすると潅木地帯になりそして一部ツンドラのように這う様な植物だけしか見られなくなる。 眺めの良い所に陣取りお昼にする、殆どの人は横を通り過ぎていくだけでお昼の用意までしている人はあまりいなかった。 車に戻りシェティキャンプへと向かう。ガソリンを入れ必要な物を買出し野生のブルーベリーパイを買う。 宿泊しているキャビンの周りやハイキングしたトレイル、または道路の路肩には野生のブルーベリーが鈴なりになっていたが 8月頃にならないと熟れないだろう、だが野生ベリーはとても風味が強くて甘い。 お天気で風景もこのように変わる Before、曇りの日 After、晴れの日 グーグルにCabot Trail 動画で検索するとバーチャルツアーができますよ! 7月8日 起床;8:15 出発;10:30 到着;7:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 ノースシドニー市 (フェリー泊) 走行距離;270.3Km いよいよニューファンランドに渡る為にフリーターミナルに向かう日になった。 今回のこの旅はニューファンランド(以下NL)が一番の目的地であったので計画はNLを中心に立てられた。 だがフェリーは午後9時の出発、7時前にターミナルに入ればよい。 フェリーは完全予約制なので焦る事もない。5月に予約したがその時点で個室は全て満杯だった。 時間がかなりあるので途中もゆっくり観光をしながら進む。 フェリーターミナルのあるノースシドニーに行きターミナルを確かめシドニーに向かう。 カナダにはシドニーと付く名前の市が2つある。一つはここノバスコシャ州のシドニー(Sydney) もう一つはブリティシュコロンビア州のシドニー(Sidney)だ。 余談だが旅行代理店のミスでオーストラリアのシドニー(Sydney)と間違えてカナダのノバスコシャのシドニーに来てしまう観光客がたまにあるそうだ。 同じつづりなのでちょっと見た時にはその誤りに気が付かないのだろうか・・・。 想像していた所とは大違いでシドニーはかなり小さな港町だった。 どちらかと言えば失望してしまった。クルーズ船がその日入っていたにも拘らず街に活気は見当たらない。 一通り見て回ったけれどここで数時間を潰すのも難儀と思われたのでルイスバーグ(Louisbourg)に行く事にした。 途中で道路工事をしていたので1時間ほど掛かってしまったがシドニーからは近い。 ルイスバーグには復旧された要塞がある。 1960年ごろからカナダ政府によって復旧され今では立派な18世紀のフレンチ村が見学できる。 ここに付いたのが4時半ごろで5時には閉園になる。 後15分くらいしか見学が出来ないという事で無料で中に入れてもらったがここは半日から1日掛けて見てみたい所だろう。 中に入ると異次元に迷い込んだかのような錯覚に落ちる。 18世紀のフランス軍隊、それに普通の人々の生活が見られる。 私たちはとりあえず兵隊の宿舎を見学する。 5時になると大砲を鳴らすと言うのでその行事を見てからルイスバーグを後にする。 ルイスバーグから真っ直ぐフェリーターミナルに向かいターミナルで美味しくない夕食を取る。 ノバスコシャからNLに行くフェリーは14時間と6時間の2つがある。 行く時は長い14時間のフェリーで行く事にしたので出発時間が遅い。 7時半頃、フェリーに乗船して予約したバンクベッド(2段ベッド)に必要な物を置いてからフェリー内を見て回る。 ベッドがあるところは刑務所のような感じ 薄暗くなってきたのでラウンジで過ごすが9時を過ぎても中々出発しない。 結局1時間半遅れてやっと出航する。 私の鼻も完全に詰まって口呼吸でしか息が出来なくなってしまう。 もう寝るしかないと言うまでぎりぎりラウンジで過ごすがラウンジはバンクベッドの予約が取れなかった人の為の休息の場所にもなる。 11時頃には段々と人の姿が消えてきたので私達も寝床(刑務所の様な)に引き上げた。 必ず誰か大きないびきをかく人がいるからこんなオープンな所で寝るには耳栓とアイマスクは必需品だ。 お蔭で朝まで何とか寝る事が出来た。 ドライブルート |
7月3日 起床;8:00 出発;9:00 到着;5:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 バデック 走行距離;302Km PEIからノバスコシャに行くのには来た橋を戻るかフェリーで海を渡る方法がある。 私達はフェリーでノバスコシャに渡る事にした。 フェリーはお昼前にノバスコシャのピクトウ(Pictou)と言う町の近くに着く。 ピクトウで昼食にするがその前に宿泊をインフォメーションセンターで予約する。 夕食を自分達で作りたいのでキッチン付きのキャビンを選ぶ。 昼食後、グロッサリーを買い込みケープブレトン島へと向かう。 このケープブレトン島は離れ島で短いが橋で繋がっている。 この島は北米で一番美しい道路と言われるカボットトレールがある。 まずはその入り口としてバデックを選ぶ。 バデックは電話の父と言われたグラハム・ベルの縁の地でもある。 まずはキャビンで落ち着く。 目の前にはブラ・ドォ・レイクス(Bras d'Or Lakes)が見える。潮の満ち干きに影響される汽水湖だ。 旅の途中の三枚目の写真 久し振りにホテルではなくこじんまりしたキャビンで独立感を味わう。 7月4日 起床;8:30 出発;11:00 到着;3:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 シェティキャンプ市 走行距離;114.7Km バデックは彼のサマーハウスがある所で現在も子孫が所有していて一般公開はされていない。 サマーハウスと言えば別荘なのだがこの家はマンション(豪邸)で彼の家族も好んでこの家で過ごしていたそうだ。 彼は電話だけではなく他にも発明をしていたが電話ほどの功績を収める事はなかったそうだがこの博物館でそれらのスケッチを見る事が出来る。 ウィキペディアではアメリカ国籍に帰化とあるが実際彼は国籍には無頓着で「私はカナダ・スコットランド・アメリカの息子だ」と言っていたそうだ。 またファミリーマンとして家族思いの人物で人間らしい一面に出会う。 その後でカボットトレイルを時計回りで回る為、シェティキャンプへと向かう。 まずカボットトレイルのカボットだが15世紀のイタリア人の冒険家、ジョン・カボットのカボットから取っている。 非公式だがジョンカボットの航海でこのケープブレトン島に立ち寄ったと言うことらしい。 シェティキャンプでもキャビンを選ぶがちょっと街外れにあった。 シェティキャンプはケーブブレトン島、もしかしたらノバスコシャ州では一番大きなアカディアン(アケィディアン、 Acadian)の街ではないかと思う。 普通に街の中ではフランス語が聞こえてくる。 比較的早い時間に着いたので周りを散策する。 敷地から歩いてビーチにいけるが狭い階段を下りていかなければならない。 カヤックを担いで階段を下りてそのビーチからカヤックに出かける。 シェティキャンプの街を海側から眺めるのもまた楽しい そして明日ドライブする北米一美しいと言われるカボットトレイルも海から一部が見られた。 カヤックを終えて潮抜き作業を終えて早速夕飯の支度をする間段々と空模様が怪しくなって来る。 夕食後、くつろいでいると雷を伴った風雨が起こり急いでカヤック用具を部屋に取り込む。 雷が何所かに落ちたのだろうか、第二のハプニング、停電になってしまった。 前にも書いたが私たちはキャンプをする用意をしてきたのでヘッドライトが大変役に立った。 真っ暗な外にでてみると意外にもあちこちで薄暗い光がポッと付いては消えていた。 蛍(ここではファイヤーフライと言う)だ、ただし見た目は日本の蛍とは姿形も違っていた。 停電などしなければ蛍がいる事など分からなかった事だからやっぱり停電に感謝する。 電気が無ければ寝る以外やる事が無いのでヘッドライトを付けてシャワーを浴びて寝る用意をした。 7月5日 起床;7:30 出発;10:00 到着;1:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 ディンウォール 朝起きると濃霧が立ち込めていた・・・・。 こんな中で北米一美しいドライブなどしても景色が分からない が、しかしここまで来て引き返すのも能が無い。 景色が見られなくても進もう、昨夜の内にネットで検索した宿も予約が入っているし ニューファンランドに行くフェリーに乗るまで3日間は時間がある。 とりあえずカボットトレイルを先へと進む。 想像するまでも無くトレイルは霧の中にでも神秘的な装いをして目の前にあった。 海岸沿いは何とか見る事が出来るが山中は霧が濃い、途中でスピードを落して進む。 カボットトレイルには確かな数は忘れたがかなりの数のルックアウト(眺める事)ができる様にちょっとしたスペースが道路の脇に設けてある。 その一つ一つに止まるまでは行かなかったが急ぐ旅でもない、霧で辺りが見えなくても止まって写真を撮った。 このあたり一面は楓の木、秋の紅葉の頃はさぞ見応えがあるだろうと想像できる。 この日の宿泊はカボットトレイルの真ん中、ケープブレトン島の先端に近い所、ディンウォールと言う小さいコミュニティー、ここでもやはりキャビンに宿泊。 かなり広い敷地に独立したキャビンと部屋だけの宿泊施設がある。 そしてビーチに敷地から直接行く事が出来る。 着いた頃には晴れ間が出てきていたので早速カヤックをする準備に取り掛かる。 砂浜のビーチで少々サーフがあり乗り込む手間が掛かりその間に海水がコックピットに入り込み 下半身がずぶ濡れになる。 2時間半ほどカヤックをしていただろうか、風が出てきて濡れた私は少し寒くなってきたので陸に上がる事にした。 全て水洗いしシャワーを浴びてさっぱりとすると夕飯の時間になっていた。 ここにはTVがあったが電波が届かないらしく娯楽は持ってきたPCだけ、後は自然を楽しむだけだった。 7月6日 起床;8:00 出発;10:30 到着;6:00 (アトランティックタイム) ノバスコシャ州 ディンウォール 走行距離;238Km 朝起きると喉が痛い・・・嫌な予感がする。 この日は朝から雨が降ったり止んだりの生憎の天気、海もかなり荒れている、昨日カヤックをしておいてよかったと思った。 こんな日では何も出来ない、せめて洗濯をしよう。そしてこの宿も気に入ったので連泊しようと決める。 洗濯も終わりじっと座っていても詰まらないのでこの近辺をドライブする事にする。 ケープブレトン島の先端、ミートコーブと言う所まで行ってみる事にした。 メイン道路から外れると途端に悪路になる。 一応舗装はされているけれどポットホールと呼ばれるぽこぽこ穴が開いた道路だった。 時化た海は大変厳しい表情をしていた。猛々しいが何所か惹かれる。 晴れていればまた違った表情なんだろう その猛々しい海を眺めながらキャビンで作って来たサンドウィッチを車の中で食べた。 このケープブレトンの先端の何所かにジョンカボットが上陸したという事で(確かではない) それを記した記念碑があるらしいが外はかなり荒れていて探すのも億劫で今回はパスした。 小腹が空いたのでアスピー湾(Aspy Bay)のキャンプ場に寄る。 このキャンプ場の経営者は目の前にある湾で牡蠣の養殖を副業としていた(どっちが副業か分からないが) 普通牡蠣の養殖には縄か何かに付着させて養殖をしているのをよく見かけるがここでは直に海底にまいているのだそうだ。 だから採取する時にはダイビングしなければならずこの経営者は毎朝、ダイビングしてその牡蠣をキャンプ場のオフィス兼売店で売ってくれる。 その場で開けてくれるし自分で開けてもいいが私たちはその場で開けて貰った。 ここでは12個の値段がPEIで食べた6個に相当する値段で食べられた。 味もPEIの牡蠣と比べても遜色ない、新鮮だし小粒で甘い。もしかしたらこっちの方が上かも、と思った。 牡蠣は前菜として夕食までの時間を満たしてくれた。 夕食時間まで時間があったのでキャビンの辺りを散歩する。 途中でムースの足跡を見つけたり水鳥親子を驚かせたり自然の中でゆったりした気分になる。 帰って来て夕食を済ませると後は本当にやる事が無い、ネットが出来るだけましだろう・・。 スライドショーは長いのでお時間があるときにどうぞ ここまでのドライブ |





