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バリトン歌手しています。私の趣味や映画レビュー、お薦めの舞台案内、観劇記録、舞台鑑賞日記などを書くブログです。

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「イタリアのヘンデルとその周辺」ロベルタ・インヴェルニッツィ&イ・カリッシミを聴く
テーマ:鑑賞
いやー このコンサートに行ってきました。

バロックの音楽に癒されました。チェンバロ、コントラバス、チェロ、ヴィオラ、オルガン、リコーダーの音色とともに

イタリア・バロックの歌姫ソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィの歌唱が正確で見事。理想的な発声フォームとアジリタ・超絶テクニックを兼ね備え、これまた音楽的表現・解釈が素晴らしい。レチタティーヴォの見事なこと。セッコとアッコンパニャートを見事にわけ、カヴァティーナ、アリア、アリエッタと導入していく。見事に古楽の世界にへといざなう。感情表現も高ぶるFF。静寂さも見事なPP。

2列目のセンターで鑑賞していて何より、口のあけ方、呼吸 ブレスがすごい。素晴らしい。圧巻でした。この自然さからフレージングが生きてくるのでしょう。

アンコールの「リナルド」Lascia ch'io piangaの原曲のヘンデルのオラトリオ「時と悟りの勝利」より 棘は捨ておきが見事であった。バルトリの映像や音源では聞いていたが、実演ではエヴァ・メイのリサイタル(ピアノ伴奏)で聴いたのみで、今回が二回目。しかも、バックはイ・カリッシミの演奏だったので、ゴージャスなアレンジであった。

バロックの装飾、カデンツァも勉強になりました。

また、ぜひバロックのスペシャリストのソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィの歌声を聴いてみたいです。



ロベルタ・インヴェルニッツィ&イ・カリッシミ
ヘンデル没後250年記念
「イタリアのヘンデルとその周辺」

G.B.フェランディーニ:カンタータ「マリアの嘆き」(HWV234)
G.F.ヘンデル:カンタータ「愛の狂乱」(HWV99)、他

ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)
イ・カリッシミ
ディミトリー・パディアロフ、三原朋絵、長岡聡季、堀内由紀(Vn)、小林瑞葉(Vla)、江崎浩司(R&Ob)、
西澤央子(Vc)、櫻田亨(Tb)、櫻井茂(Cb)


イタリア・バロックの歌姫 ロベルタ・インヴェルニッツィ初来日!
ミラノ・スカラ座、ヴェネツィア・ラ・フェニーチェ劇場、ナポリ・サン・カルロ劇場、ザルツブルグ音楽祭など、ヨーロッパの主要な劇場や音楽祭に多数出演。アーノンクール、レオンハルト、ビオンディ、アレッサンドリーニ、マルコンなど多くの巨匠からの信頼も厚いイタリアの歌姫、ロベルタ・インヴェルニッツィ。現在進行中のヘンデルのイタリアンカンタータ全曲録音に参加するなど、ヘンデルを最も得意とする彼女が、ヘンデル・イヤーの今年、イタリア時代のヘンデルの声楽作品と、近年までヘンデルの作品と考えられていたが、実は彼より20歳若いフェランディーニの作品と認められた珠玉の作品を掲げて初来日。艶やかな歌声、華麗な容姿、アジリタやピアニッシモなど完璧な技術。これを聴かずしてヘンデル・イヤーは語れない!

2009年10月16日(金) 18:30開場、19:00開演
イタリア文化会館 アニエッリ・ホール

共催:イタリア文化会館
協賛:日本イタリア古楽協会
後援:日伊協会、日本ヘンデル協会
助成:野村国際文化財団
マネージメント:オフィスアルシュ

料金:前売り4.500円、当日5.000円

イタリアのベルカント・テノール ウィリアム・マッティウッティの公開レッスン 聴講してきました。

2時間という枠で3人の生徒さんが受講していました。

ハイFを出すテノール歌手、ロッシーニテナーとして有名ですね。ロッシーニやドニゼッティ、ベッリーニなどベルカントオペラを中心に活躍していますね。

とても楽しかったです。勉強になりました。説明もとてもわかりやすかったです。

時代を踏まえた歌唱スタイル・表現、発声のおはなしなどとても興味深かったです。

レガートについての講義、ヴィヴラートについての講義やバロックの歌唱法の講義、ファルセット(カウンターテナー)の歌唱法も面白かったです。



テノールの生徒さんには「最後の歌(トスティ)」、「カーロ・ミーオ・ベン」のレッスン

ソプラノの生徒さんには「Lascia ch'io pianga」のレッスン



テクニック面ではあけるということ、アクート、ジラーレ、支えのポジションを中心にレッスンしていました。

歌唱表現では、強弱や音の伸ばし方やカデンツァ、バリエーション、トリルの指導を念入りにしていました。



たいへん勉強になり参考になりました。

素晴らしいレッスン風景と講義が聴けてよかったです。そしてマッティウッティの柔らかいさわやかなスタイリッシュな歌声も間近で聴けてよかったです。



これからマッティウッティのオペラアリア集とトスティ歌曲集、リサイタル(歌曲とオペラアリア)のCD聴いてみたいと思います。

昨夜は津田ホールで大野一道先生のリサイタル、テーマは「玄(おおもと)」という演奏会(テーマリサイタル)に触れ 日本歌曲の情緒・趣・風情・世界・真髄・わびさびを味わい 日本人としての「和」の精神・心を堪能して来ました。とても素晴らしい演奏会で感動いたしました。先生の柔らかい日本的な表現、詩と音楽が一体になった共鳴。一音一音丁寧に魂を込め歌われる心地よい立体的な空間的な歌唱の響きがジーンと胸に打たれました。日本の心・趣が空間に広がり安らぎのひと時を過ごしました。第一部は、「秋」をイメージした歌曲や童謡。しみじみ情感が伝わり、昔に戻った懐かしい気分でした。まさに郷愁です。美しい日本の四季がまるで見えてくるような感じでした。終演後のレストランでのパーティーも大いに盛り上がりました。著名な方もたくさんご来賓でいらっしゃっていました。



プログラム

第一部は おなじみの歌曲・唱歌・童謡を集めて。

秋の月、ちいさい秋みつけた、七つの子、しかられて、鐘がなります、夕焼け小焼け、砂山、待ちぼうけ、荒城の月、高田三郎の「啄木短歌集」(全曲)



第二部は 神話を題材にした モノオペラ「やまたのおろち」

やまたのおろち」
モノオペラ 第四作

文 :舟橋克彦

作曲:近藤 圭

台本・構成:大野一道

モノオペラということで一人何役と現代オペラであり、音楽も大変で まさに熱演でした。見事に歌い上げ語りもよかったです。お能的な謡いなど日本的伝統的歌唱法も取り入れ、ずっと頭上に響くような空間的な響きを体感いたしました。圧倒しっぱなしな迫力満点なモノオペラ作品でした。



アンコールは「とんび」、「この道」。情景が目に浮かびうるうるしてしまいました。



今井顕さんのピアノ伴奏も繊細、ダイナミックで素敵でした。高い難易度が要求されるモノオペラのピアノ演奏の超絶技巧はすばらしかった。モノオペラで大事な役目である効果音的なパーカッションを見事に表現・演奏した 鈴木未知子さんの演奏も大変立派でした。


日本語におけるベルカントの自然発声(日本語歌唱法)を試みて、また童謡唱歌や歌曲の詩に内在する、奥深い日本の美の心を求め、演奏表現に結びつけるべく的確な表現法の体得を目指したいとおもいます。




日本の素晴らしい歌を世界に発信し、日本の美 或いは 東洋の美の表現・感覚を伝えていきたいですね。

若い世代にもどんどんたくさん日本の伝統・歴史ある歌曲を伝え、継承できたらとおもいますね。我々も日本歌曲の奥ゆかしさ・奥行き表現を学び受け継いで勉強していきたいです。



来年は、11月に紀尾井ホールで「開(かい)」というテーマ・リサイタルで日本歌曲の演奏会が開催されるみたいです。




■大野一道 声楽家・芸術プロデューサー■

地球と人類の調和と循環の起点を踏まえた東洋普遍の立ち位置からの演奏表現を提唱。日本の美の心を深く歌い伝えるべく広く国内外に演奏活動を展開する。

自作の台本、構成演出による四作のモノオペラ(一人芝居のオペラ)、自作の詩による歌曲など、創造的な視点を明確にして、常に音楽界の先端を歩み続けてきた。

中ノ島・東洋陶器美術館での李朝白磁の壺との出逢いに『表現とは存在すること』と目覚め、1984年より「存在からの響を求めて」「風の心に乗る」「地の上に立つ」「野を歩む」「源」「放」など、東洋の本質世界への志向を明確にした独自のテーマリサイタルを展開する。

先駆けて、1980年より取り組むコラボレーションは、故司馬遼太郎が「私どもの誇りである人として」と賛文を送る、薔薇匠、津志本貞氏を初めとして、作家・詩人・映像など様々なジャンルに及ぶ。1990年自らの総合プロデュースによる「薔薇に聴く」・薔薇と書と音楽の共演では、超満員の会場が津志本氏の一万本の薔薇の芳香に満ち、感動のため息が漏れた。

1994年のヨーロッパレコーディング演奏旅行を機に西洋と東洋の美の本質を再考、東洋の深さを世界に発信すべく日本語の歌唱表現の確立に向かう。1997年自らの台本・総合プロデュースによる「おらとりお・『天地の謳』」を大阪・ザシンフォニーホールにて世界初演、地球の誕生から消滅までを全八章に綴る。1999年5月世界文化遺産、姫路城三の丸広場で第4作モノオペラ「やまたのおろち」をジャズトランペッター日野皓正氏と競演。一万人の集客を得て各紙の一面を飾る。同年11月アントニー・ヴィット(現ワルシャワフィル総監督)指揮ポーランド国立放送響と自作の詩による歌曲を含む近藤圭の三曲の歌曲を共演、東京オペラシティー武満メモリアルホールに日本の『間』を創出する。

自作の台本による4作のモノオペラ、演奏を人間存在の謳(うた)と捉えたテーマリサイタル等、音楽界における創造表現の先端を歩み続けてきた。「1+1=一=∞」の公式を掲げ、ハミングを用いて心身の調和を導く内観共振法を提唱。音楽のみならず各方面の反響を呼んでいる。


CD「野を歩む」
CD「Andeutung im Mondschein」(独にて出版)
詩集『風のこころに乗る』
台本 おらとりお・『天地の謳』
芸術論『観る』
連載 音楽現代「音を観る」(2009年9月現在54回)

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大野一道 「モノオペラ」リサイタル
「東洋の美」を追求してきた芸術家・声楽家である大野一道さんよりご連絡いただきました。リサイタルのご案内です。
日本歌曲と童謡・愛唱歌と心にしみる日本の歌とモノオペラ「ヤマタノオロチ」を歌われます。

大野一道 「モノオペラ」リサイタル
大野一道 「玄」

2009年 10月20日(火19:00開演
歌 大野一道
ピアノ 今井顕
パーカッション 鈴木未知子

津田ホール
入場料:¥5,000(全自由席)
チケット取り扱い :CNプレイガイド0570-08-9990、東京文化会館チケットサービス03-5815-5452、東京芸術劇場チケットサービス03-5985-1707


■曲目■

秋の月 啄木短歌集 日本歌曲・唱歌童謡曲集 荒城の月 やまたのおろち

■大野一道 声楽家・芸術プロデューサー■

地球と人類の調和と循環の起点を踏まえた東洋普遍の立ち位置からの演奏表現を提唱。日本の美の心を深く歌い伝えるべく広く国内外に演奏活動を展開する。

自作の台本、構成演出による四作のモノオペラ(一人芝居のオペラ)、自作の詩による歌曲など、創造的な視点を明確にして、常に音楽界の先端を歩み続けてきた。

中ノ島・東洋陶器美術館での李朝白磁の壺との出逢いに『表現とは存在すること』と目覚め、1984年より「存在からの響を求めて」「風の心に乗る」「地の上に立つ」「野を歩む」「源」「放」など、東洋の本質世界への志向を明確にした独自のテーマリサイタルを展開する。

先駆けて、1980年より取り組むコラボレーションは、故司馬遼太郎が「私どもの誇りである人として」と賛文を送る、薔薇匠、津志本貞氏を初めとして、作家・詩人・映像など様々なジャンルに及ぶ。1990年自らの総合プロデュースによる「薔薇に聴く」・薔薇と書と音楽の共演では、超満員の会場が津志本氏の一万本の薔薇の芳香に満ち、感動のため息が漏れた。

1994年のヨーロッパレコーディング演奏旅行を機に西洋と東洋の美の本質を再考、東洋の深さを世界に発信すべく日本語の歌唱表現の確立に向かう。1997年自らの台本・総合プロデュースによる「おらとりお・『天地の謳』」を大阪・ザシンフォニーホールにて世界初演、地球の誕生から消滅までを全八章に綴る。1999年5月世界文化遺産、姫路城三の丸広場で第4作モノオペラ「やまたのおろち」をジャズトランペッター日野皓正氏と競演。一万人の集客を得て各紙の一面を飾る。同年11月アントニー・ヴィット(現ワルシャワフィル総監督)指揮ポーランド国立放送響と自作の詩による歌曲を含む近藤圭の三曲の歌曲を共演、東京オペラシティー武満メモリアルホールに日本の『間』を創出する。

CD「野を歩む」
CD「Andeutung im Mondschein」(独にて出版)
詩集『風のこころに乗る』
台本 おらとりお・『天地の謳』
芸術論『観る』
連載 音楽現代「音を観る」(2009年9月現在54回)

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Gluck Studio Fresh Concert Vol.6

W.A. モーツァルト作曲 六本木ヒロシ版
おもしろオペラ「フィガロの結婚」ハイライト

アルマヴィーヴァ伯爵 小川 雄亮 Baritone
フィガロ 川口 寛記 Baritone
スザンナ 今東 葉子 Soprano
ケルビーノ 篠田理佐子 Soprano
バジリオ 荒木 俊雅 Tenor
伯爵夫人・解説(一部スザンナ) 六本木ヒロシ

ピアノ 今東 薫
スーパーアドバイザー 大野 一道

2009年11月7日(土)18:30開場 19:00開演
洋菓子・喫茶 白十字南口店(JR中央線国立駅南口徒歩2分)
入場料 前売3,000円 当日3,500円
お菓子・ドリンク付

チケット予約・お問い合わせ
Gluck Studio グルックスタジオ
電話 080-3399-0803
Fax 042-576-5938
Mail: Gluck-info@t.vodafone.ne.jp

モーツァルトもびっくりの演歌調オペラ
大野 一道
 今回の「フィガロの結婚」は従来と少々趣向が異なります。演歌歌手六本木ヒロシの解説でストーリーは進行するのですが、自ら演ずる伯爵夫人の歌も交えて、演歌調の調子のいい喋りがモーツァルトの音楽と不思議にマッチするのです。
 オペラは感情表現の歌、惚れた腫れたの世界を歌い、演歌も感情表現の極みを独特の節回しで歌います。俯瞰(ふかん)的に見ると両者は近似値にあることに気づきます。
 オペラは芸術で演歌は芸術でないという人も多いと思いますが、ではオペラは本当に芸術なのか、演歌は大衆的だから芸術でないのか、この答えを明確に出せる人がいるでしょうか。近年、芸術とかアートとかいった言葉は大安売りの傾向にありますが、「芸術とは何か」の明確な定義がない以上、主観的に用いられて当を得ぬこととなります。たとえ、オペラが分野として芸術であるとしても、芸術的に表現されないオペラを芸術と呼べるでしょうか。逆に芸術性の高い演歌があってもおかしくはないでしょう。演歌とオペラが感情表現の歌としての共通項を踏まえ、芸術的な方向に互いに歩み寄ることによって格調高いステージに昇華することを願っています。
 日本語で上演することにも意味があります。本来イタリア語で書かれた音楽を日本語に直すことは邪道です。モーツァルトが日本語のフィガロを聴いたらおったまげるに違いありません。怒り出すか、腹を抱えて笑い出すか興味深いところですが、それなりの演奏ができれば「変な言葉の演奏だけど面白いジャン……」なんちゃって、案外喜ぶんじゃないかな。とまあ、他愛ない空ごとを廻らせています。
 今回の出演者は可能性に満ちた若手のメンバーです。普段、原語の歌を勉強している彼らが、あえて日本語で歌うことには重要な意味があります。日本の歌い手が日本語を歌うと、直接的に心に反応して歌に心が籠もります。外国語だと通常、頭で理解して日本語に置き換えて表現することになるので、心をそのまま歌に乗せることが困難になります。つまり日本語を本質的な視点で捉えて深く歌い上げることによって、直接的な心の表現が可能になり、逆に外国語の表現に生かすこともできるのです。また当然のこと、日本語の演奏はお聴きいただく皆様にもわかりやすく、深く共鳴をいただけるものと確信しています。
グルックスタジオのオペラと私の係りはまだ一年目です。本年四月の若手によるオペラ魔笛も感性の光る公演でしたが、今回は一歩進んでオリジナリティーのある公演となりました。日本語の真の美しさと、音楽の中枢を流れる本質的な深さの体感的把握による歌唱表現を目指し、数少ない練習の中でアドバイザーとして魂に響くようなスーパーアドバイスをヒットさせるべく、心を澄ませてレッスンに臨みます。
 本番当日は、標高3880メートルのヒマラヤビュウホテルより会場に仙境の霊気を送り届けます。       2009年8月

おおの・かずみち 声楽家・芸術プロデューサー
自作の台本による4作のモノオペラ、演奏を人間存在の謳(うた)と捉えたテーマリサイタル等、音楽界における創造表現の先端を歩み続けてきた。「1+1=一=∞」の公式を掲げ、ハミングを用いて心身の調和を導く内観共振法を提唱。音楽のみならず各方面の反響を呼んでいる。


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