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「真実とはなにか?」
メディアが多様化する現代社会における「真実」を見極める目
◆「真実」と「事実」◆
ここに、ネット上でみつけた、「真実」と「事実」を理解するための名文があります。自分の資料として切り取っていたので、どこから見つけたがわからなくなってしまいました。しかし、あまりにも分かり易く的を射ている説明なので、失礼ながら抜粋し掲載させて頂きました。「真実」と「事実」の違いを理解できなければ、「真実とは?」という問題を解決することはできません。よって、以下の文章を理解することで、「真実」と「事実」の違いを理解する一助にして頂ければと思う。
※以下の文章の筆者、または筆者に心当たりのある方はご一報ください。
『真実』と『事実』
『真実』とは霧の中に・・・
そんな題名の小説を読んだり、映画を観たりしたような・・・
「静寂」という名のノイズ。
「頭痛」という名の予感。
「ため息」という名の合図。
この世にはわからない事が多い。
私の生き方が不器用なだけかもしれないが、
これらのわからない事には『真実』も含まれると思う。
辞書で調べると以下の通り。
『真実』とは・・・
うそ偽りのない事。→「Truth」
『事実』とは・・・
実際に起こった事柄。→「Fact」
上記したように、『真実』と『事実』とは似て非なる物。
私が理解している内容を簡単に表現すると以下の通りです。
『真実』とは・・・
人の内側にある思想によって「正しい」と判断された物事。
『事実』とは・・・
「そこにある事柄」であって「誤り」「正しい」とは関係がない。
差別するつもりはまったくないですが、そう感じる事がある。
人種や宗教などの違う環境によって生まれる真実の相違。
ある人から見ればそれは「正しい」事で『真実』でも
他人から見ればそれは「誤っている」事もある。
しかし、そこで起こった物事はまぎれもない『事実』である。
例えば、海外でレンタカーを借りて運転する時は
現地のルールに従って運転しなければいけません。
しかし、そのルールが自分の『真実』とは異なっている場合、
多少なりとも困惑します。
もし、左側通行の国の人が、右側通行の国で左側を走ったら・・・
正面衝突を起こしてしまいます。
しかし、お互いの運転者は、自分の『真実』のルールに従って運転しただけなのです。
ここでの『真実』とは、自分が正しいと思うルールに従って行動したという事。
運転者にとってはその場所を走る事は『真実』であり、「正しい」事です。
お互いに相手が逆走して来たと感じるでしょう。
ここでの『事実』とは、正面衝突が発生したという事。
まぎれもなくそこで起こった事柄です。
わかりにくかったかな?
伝えたかった事は、自分の『真実』に頼りすぎていないかという事。
自分が育った環境が唯一無二の「真実」なのでしょうか?
答えは、NO! 違います。
『真実』とは人の数だけ存在し、「絶対」という事はありません。
しかし、『事実』とは唯一無二の存在です。
まさに、「事実は小説よりも奇なり」なのです。
補足するとこのバイロンの有名な言葉は、
「Truth is stranger than fiction」であり、
「Fact is stranger than fiction」でもあるのです。
つまり、「真実」とも「事実」とも伝えられているのです。
本当にあった嘘のような話を小説にすると・・・ 嘘っぽく感じます。
嘘の話を事実っぽく小説にすると・・・ 本当に起こりそうに感じます。
例えば・・・
・ 9回裏 2アウト満塁、代打がホームランで逆転優勝。
↓
事実。2001年 パ・リーグ戦であったことです。
・ お金に困った人から購入した法律教本を元に弁護士。
↓
事実。第16代大統領リンカーンは、お金に困った人から買った法律教本を独学して弁護士になりました。
上記の例はとても有名な「事実は小説よりも奇なり」のエピソードです。
この内容を小説にすると・・・
「そんな都合よくいかない」「結末が予測できてつまらない」となります。
しかし、これはまぎれもない事実。
他人の真実を受け入れ、「そういう感じ方もある」と理解し
自分の真実を他人に押し付けない。
そうする事で争いやストレスはなくなり、豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。
自発的な行動を達成した時には心地よい達成感が得られますが
他人に強要された行動を達成しても心地よい達成感は得られません。
もちろん最初は他人に強要された行動でも、
達成するまでに感じ方が変われば心地よい達成感は得られます。
『真実』とは霧の中に・・・
つまり、他人の真実とは霧の中にあるように、不確かな事だという事です。
ある程度の形がわかっても、細かい場所までは見えない。
その人の成長と共に常に変わり、育ちます。
他人の『真実』とは何か、を理解した上で『事実』を見つめれば
何か新しい発見が必ずあるはずです。
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