|
この書庫は、以前HPで公開していた記事を再掲載したものです。
したがって、現存していない列車・駅などが登場しますが、当時の文面のまま再録しています。
-------------------------------------------------------------------------------
2004年9月10日。
朝5:30起床。6:00にチェックアウト。
6:24越後湯沢駅を出発です。
越後湯沢駅
上越線115系
ここから水上までの停車駅は岩原スキー場前〜越後中里〜土樽〜土合〜湯檜曽。
実はこのわずかな区間にお楽しみが詰まっています。
まず、この区間は標高差があるため(というかありすぎるため)、列車は簡単に登り降りができません。
越後中里と土樽の間には松川トンネルというトンネルがあります。
このトンネルは中でぐるっと円を描いており、列車は次第に標高をあげて行きます。いわゆる「松川ループ」です。
そして、山を上りきった列車は再び下らなければなりません。
土合と湯檜曽の間には第一湯桧曽トンネルと第二湯桧曽トンネルがあり、これまたループ状になっています。
しかも、土樽、土合はともに秘境駅にランクされています。
土樽は付近に人家はありません。また川端康成の「雪国」の舞台となったところでもあります。
土合は上りホームと下りホームの標高差が激しく、下りホームはトンネルの中。
下り列車を降りた乗客は改札まで462段の階段を上らなければなりません。
当然、この駅から 下り列車に乗る場合はこの階段を下りなければならず、乗車時間の10分前に改札しないと間に合いません。
ちなみに上りホームは一般の駅同様、地上にあります。
松川ループ
湯檜曽のループ
松川ループ…写真に収めたかったのですが、興奮してシャッター押し忘れてました…
というわけで、土樽駅に到着。
標高は海抜599m
そして、「日本一のモグラ駅」」こと土合駅。
上り線なので、ホームは地上ですが、前述したように下りホームはこの地中はるか下…
ここからループ線で標高を下げていきます。
これより湯桧曽トンネルに突入。トンネルを抜けた時には眼下に見える線路を走っている..
湯桧曽トンネルを抜けました。突入前は山の上の線路を走っていました。
他に乗客がいないのをいいことに、車内を右に左に移動しまくるオイラでした(^^
7:03水上に到着。ここで高崎行きの列車に乗り換えます。途中駅の新前橋で下車します。
迎えてくれた列車は湘南カラーの115系でした。
上越線の115系
先ほどの列車で興奮した私は岩本をすぎたあたりから爆睡してしまいました。
ふと目を覚ますと、どこかの駅で停車しています。車内には「今しばらくおまちください」というアナウンス。隣のサラリーマンに現在駅をたずねると「新前橋です」。
危ないあぶない!!!新前橋で5分間の停車だったからよかったものの、普通の列車だったらとっくに乗り越していた!
というわけで新前橋で下車。
185系が入線してきました〜
これには乗りませんよ。
さて、両毛線の宇都宮行き列車が入線してきました。この列車で小山まで行きます。
この路線では東武の列車なんかも見ることができますね〜
次回は上毛電鉄にも乗ってみたいね。
10:04小山に到着。
小山駅
ここから勝田行きの水戸線に乗り換え、途中の水戸で下車します。
水戸線の401系
11:29水戸駅到着。
鹿島臨海鉄道のホームに行き、6013号を撮影していると…
鹿島臨海鉄道の6013
…向こうに見えるのは…
485系ボンネット車!!
今でも訓練者としてガンバっているんだねぇ。
朝から何も口にしていないので、駅弁屋さんで、「洋食弁当」を購入。
これから乗る水郡線常陸大宮行きの列車がすでに入線していたので、車内で昼食。
水郡線のキハ100系
常陸大宮行きの列車で上菅谷へ向かいます。
上菅谷からは常陸太田支線を乗りつぶします。
常陸太田支線のキハ100系
これで、支線の終点の常陸太田へ行ってみます。
12:47常陸太田駅に到着。
この駅の向かいには2005年3月で廃線となる日立鉄道の常北太田駅があります。
常北太田駅
常北太田駅の構内には日立電鉄の車両たちが休んでしました。
日立電鉄の車両たち
再び上菅谷に戻ります。
常陸太田支線のキハ100系
上菅谷駅
ここから水郡線本線に戻り、終点の郡山を目指します。
水郡線のキハ100系
約3時間列車に揺られ、16:26郡山に到着。
乗換え時間は6分。すでに福島行きの列車は入線していました。
東北本線の719系
福島からは仙台行きの列車に乗り換えます。
実はこの列車、6両編成なのですが、福島駅に来る途中でガラスが割れる事故があり、先頭車両はガラスが飛び散っており乗車できないとのこと。
たしかに、ガムテープで補修してあります。おかげで車内は乗客でいっぱいでした。
いよいよ今回の旅の最後の列車18:56発の一ノ関行きに乗換えです。
すでに車内はギュウギュウ詰め。結局、小牛田まで約45分間は立ったままでした。
東北本線701系
20:35一ノ関到着。
今年の夏の「青春18きっぷ」の旅も終わりを告げたのでした。
-------------------------------------------------------------------------------
前回に引き続き、8年前の旅の続編でした。
もはや東北では見られなくなった列車たちもたくさんいます。
土樽駅のホームに「土樽山荘 スキー場」という看板が立っていますが、山荘もスキー場も今は閉鎖されてしまいました。
またホームをはじめ構内も2008年の改築で変わってしまいました。
なによりも、記事にも書かれている通り、2006年をもって日立電鉄が廃止されてしまったことは残念ですね。
あの列車たち、そして路線跡はいま、どうなってるのかな〜
|